永野芽郁vs芸能マスコミの終わりなき“不倫騒動攻防戦”…「かくかくしかじか」舞台挨拶シャットアウトで激化へ
二股不倫騒動で注目を集める永野芽郁(25)主演映画「かくかくしかじか」(16日公開)の初日舞台挨拶は報道陣シャットアウトで行われる。
「スキャンダルの渦中にあるタレントが舞台挨拶に出演する際、『作品と関係のない質問は控えるよう』などと通達があったりして、物々しい雰囲気に包まれることは少なくありません。それでも、報道陣からスキャンダルに関する質問が飛んだりするため、最初から出禁にしようというのかも知れません」
とは、騒動を取材する某週刊誌の芸能デスクはこう続ける。
「今年1月に開かれたフジテレビの港浩一社長(当時)会見が出席を記者クラブ加盟社に限定し、週刊誌などを締め出したのと似てますね。それで批判がさらに強まり、会見やり直しとなり、10時間超の大紛糾の会見となった。そうした例を永野芽郁サイドは知らないのでしょうか、知った上で締め出しを決めたのでしょうか」などと疑問を投げかけた。
舞台挨拶は東京都・丸の内ピカデリーで午後4時35分の回と午後5時30分の回の上映後に行われ、永野は2回とも登壇すると見られている。この作品だけではないが、HPに「登壇者は予告なく変更される場合があります」との但し書きがあり、欠席の可能性もある。だが、「不倫騒動を『誤解』と突っぱねている以上、不倫を理由に舞台挨拶を欠席することができないという自縄自縛に陥っているのかもしれない」(スポーツ紙記者)との読みもある。
とはいえ、今回の不倫騒動は広く世間に知れ渡っているため、来場する観客がスマホなどで永野を撮影し、SNSで拡散させる可能性が指摘されている。締め出された記者の中には、永野が劇場に出入りする姿を捉えようと狙ったり、直撃取材を試みる人もいそうだ。報道陣シャットアウトが騒動に火に油を注ぐような展開の気配すら漂う。
■渦中の永野芽郁は憔悴し、ゲッソリ…
そうした包囲網の中、永野の関係者らも周囲への警戒を強めているようだ。13日配信のNEWSポストセブンは、永野がラジオ「永野芽郁のオールナイトニッポンX」生出演のあった5月12日深夜、ニッポン放送では複数のスタッフが警備にあたり、最寄り駅の方までチェックする厳戒態勢だったと伝えた。
永野はいつも通りの放送を貫いたものの、車に乗り込むときにダッシュするなどする姿は度重なる報道に憔悴し、ゲッソリしているようにも見えたという。ひと昔前まで、こういうスキャンダルがあると記者会見を開くのが慣例で、それが区切りとなって収束したが、いまはその慣例もなくなり、いたちごっこが続いていく。芸能評論家の中野義則氏が言う。
「永野芽郁さん、と言うより所属事務所が後手、後手に回っているように見えるのはどうしてなのでしょうか。不倫は、それが疑惑でもタレントにとって大切なイメージを損ないかねず、迅速かつきめ細かな対応が必要でしょうに、そうしたマネジメントをしているようにはとても見えません。芸能人が最も大切にしなければならないのは、世間から嫌悪感を持たれないことだと思います。たとえスキャンダルを報じられても、犯罪以外であれば、記者会見などで誠実に取材対応をすれば嫌悪感を持たれず、収束させることができます。報道を否定し、それを貫こうというのも戦略なのかも知れませんが、時間の経過とともに騒動が沈静化するのを待っているとすれば、浅はかだと思います」
かくして、騒動収束のタイミングが見えない状況がつづく。
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