彼とのスキンシップが面倒。性欲が低いのはおかしいですか?(46歳・会社員)

植草美幸 恋愛・婚活アドバイザー
更新日:2025-05-26 06:00
投稿日:2025-05-26 06:00

好きだけどレス。“友達結婚”というケースも

 今の社会には、いろんな人がいます。たとえば、「平日は自分の睡眠の時間を守りたい」という理由で、「別の部屋で寝ることに理解がある人」を条件に婚活している人も珍しくありません。

 最初から別部屋を希望しているので、寝るときだけ別というよりも、別々の部屋で別々で時間を確保し、食事や共通の趣味は一緒に楽しむというスタンス。割とお見合いの最初の方で、「結婚したら部屋を別にしたい」っていうのはちゃんと話し合っていますね。

 ある女性会員さんは、真剣交際に入る前の男性から「新婚のときは週3回性生活を送りたい」と告げられて、「対応できない」とお断りしていました。なかなかそう赤裸々に言う方も少ないですけど、そんなケースもあります。

 知り合いのご夫婦でも、当時結婚して4年目でともに30代だったんですが、もともと”友達結婚”だったので、お互いに好きだけれどレスだったというケースがありました。

 女性から「物理的に子供ができないんです」と相談を受け、彼女は子供がほしいから行為が必要だというので、結婚前に旦那さんが話していた好みの女性のファッションだったり、休日に遠出して若いカップルが多いデートスポットに行くことを提案したりして雰囲気をつくるように伝えました。

 あっという間に改善しましたが、子供が出来た今はまたレスに戻ってしまったようです。ただ、子供がいる生活なので同士として2人で一生懸命協力し合って子育てをしています。男性の性欲が強いとは限らないです。結婚は、下半身で繋がるよりも、心で繋がっていた方がうまくいきます。

 こういう問題は、シラフのときに話し合った方がいいですね。今は頭でっかちになってしまっている人も多いので、だったら理論的に話し合って進めていったらいいと思います。

「やっぱりそれでも俺は…」と言いどうしても意見が合わない人とはどうせいつか別れますから、早いうちに決断したほうがいいでしょう。

  ◇  ◇  ◇

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1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。
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