梅宮アンナは大病を経験した“しびれ仲間”と再婚…「いたわり婚」がブームの予感

内藤みか 作家
更新日:2025-05-29 06:00
投稿日:2025-05-29 06:00

「いたわり婚」は友人知人の紹介から

 梅宮アンナさんは友人からの紹介で再婚相手とお会いしたそうです。今後は婚活サイトよりも、友人知人が「合っている」と勧めてくれるような紹介婚が増えていくと思われます。コンピューターで機械的に選ばれる相手よりも、自分のことをよく分かってくれる人から勧められる相手のほうが信頼できると考えるのでしょう。

 自分から婚活すると、どんな人が自分に合っているのか分からなくなったり、もっといい条件の人がいるのではともなかなか決断できなかったりと迷いが生まれがちです。しかし友人が「この人、あの人に合っているかも」とピンと来た場合、そのことが大きな後押しになるのです。

今や「いたわり婚」が憧れに

 以前は、お互いの弱みで惹かれ合う関係を望まない人もいました。自分はもっとアクティブに生きたいから、パートナーにも自分の弱みではなく強みのほうを見てもらい、一緒に人生を上がっていきたいという人が多かったのです。

 けれどここにきて、社会不安や経済不安、それから高齢化不安もあるのか、「優しい人と再婚したい」「私が介護状態になってもサポートしてくれる人がいい」と望むアラフォーやアラフィフが増えています。今や「いたわり婚」は憧れになりつつあるのです。

 自分が優しくされたいのであれば、もちろん相手にも優しくしてあげる必要があります。相手を理解し、対等な関係を築ける人は、いたわり婚に向いているといえるでしょう。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「俺を1番に好いてくれるのは誰?」アプリで会った3人の女を天秤にかける51歳男
「冷酷と激情のあいだvol.226〜女性編〜」では、アプリでマッチした恋人候補の男性との関係に悶々とする佳子さん(48歳...
並木まき 2024-12-21 06:00 ラブ
「48歳、恋活始めました」バツイチ女性の悩み。1回マッチングして彼氏ヅラする男性との関係が切れない…
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-12-21 06:00 ラブ
和田正人の妻・吉木りさへの“お尻ペロン”が物議に…実は深刻な「家庭内痴漢」平穏にやめさせる方法は?
 俳優の和田正人(45)が17日放送の日本テレビ系「上田と女がDEEPに吠える夜」に出演。出演者が視聴者の悩みに答える「...
「婚外恋愛の彼から名前を間違われても…」私は都合のいい女? 不倫に沼った34歳主婦の天国と地獄 #3
 共通の知人の葬儀で再会した男性と不倫に発展した春美さん(34歳主婦/子供アリ)。お相手は、春美さんがOL時代にスナック...
蒼井凜花 2025-03-03 19:12 ラブ
お家デート♡ 手料理の材料費は全額持たなきゃだめ? ケチだと思われずに割り勘にする方法
 お家デートで、彼に手料理を振る舞う・彼に手料理を振る舞ってもらうというシチュエーションは多いですよね。そんなとき、材料...
恋バナ調査隊 2025-03-03 19:55 ラブ
クリスマスや年末年始の9連休、被害者Mさんの飛行機チケ事件。遠距離恋愛男の“交通費タカリ”に要注意!
 遠距離恋愛のカップルにとって、クリスマスや年末年始は交際相手に会えるチャンス。恋が盛り上がるシーズン到来です。  し...
内藤みか 2024-12-19 06:00 ラブ
「自分に似た人が寄ってくる」は幸せな恋のチャンス!3つの理由と活用法
 過去の恋愛で「自分に似た人が寄ってくるな」と感じたことはありませんか?「類は人を呼ぶ」という言葉がありますが、実は心理...
恋バナ調査隊 2024-12-16 06:00 ラブ
51歳だけど結婚する気はあるの? “高齢”独女に未来の夫と家族は必要か
 パートナーなしの51歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で処女を卒業し、現在はフリーで自分の時間を楽しんで...
mirae.(みれ) 2025-02-24 09:58 ラブ
「妻はそういう人だから」部屋を漁られ、グッズを見られても平静を装い続ける49歳男の諦観
「冷酷と激情のあいだvol.225〜女性編〜」では、妻に隠れてセルフプレジャーに励む夫に嫌悪感と不快感をあらわにする由香...
並木まき 2024-12-14 06:00 ラブ
「夫がセルフプレジャーにご執心…」許せない42歳レス妻、別居計画を企てる
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2024-12-14 06:00 ラブ
秘密を共有する男との不倫に沼った34歳主婦「映画のヒロイン」気分の天国から地獄に突き落とされ… #2
 共通の知人の葬儀で再会した男性と不倫に発展した春美さん(34歳主婦/子供アリ)。お相手は、春美さんがOL時代にスナック...
蒼井凜花 2025-03-03 19:13 ラブ
恋愛ってぶっちゃけお金がかかる!物価高だからデートもコスパ重視。大人も楽しめるスポット6選
 幸せなひとときを過ごせる恋人とのデート。でも、ぶっちゃけお金がかかる(泣)。付き合いの長い彼氏や旦那さんとであれば、低...
恋バナ調査隊 2024-12-13 06:00 ラブ
お悩み:事実婚じゃダメですか。籍を入れない不都合ってあるの?(48歳女性)
 48歳女性のS子です。士業に就いており独立していることもあって、20代30代は結婚に憧れることはありませんでした。 ...
植草美幸 2024-12-13 06:00 ラブ
臭い、臭すぎる!「夫の加齢臭」どうする問題、穏便かつ効果的な対策は?
 40代を超えると途端に気になるのが夫の加齢臭。寝室の枕や洋服などの臭い加齢臭対策に奮闘している妻も多いはず。今回は、妻...
クリスマスにこそ恋活・婚活するべき! 40代経験者が「絶好の穴場」と断言する納得の理由
 季節はクリスマス。一緒に過ごすパートナーがいない人には少し寂しいシーズンです。  しかし、この時季を逆手にとって...
内藤みか 2024-12-12 06:00 ラブ
旦那の白髪問題。夫よ、なぜ染めない? 波風立てず説得する4つの対処法
「旦那が白髪を染めないので困っている」と悩む妻は多いようです。確かに、時間とお金をかけて白髪を染めても、またすぐに白くな...
恋バナ調査隊 2024-12-10 06:00 ラブ