島袋寛子が元SPEED唯一の勝ち組に 大好評「対岸の家事」で《演技うまい》と女優の評価が急上昇!
惜しまれつつも6月3日に最終回を迎えた多部未華子(36)主演のTBS火曜ドラマ「対岸の家事〜これが、私の生きる道!〜」。放送中は必ずと言っていいほどドラマのタイトルがXのトレンドワード入り。さらに登場人物のセリフに《名言が多い》《心に響いた》《自分のことと照らし合わせて泣いてしまった》……視聴者の熱い感想も毎回、次々と書き込まれた。
「今期の連ドラの中では1、2を争う人気ドラマで、 “多部ちゃん”の高い支持率を改めて見せつけましたね。一方、意外な人物がジワジワと評価されるという現象もあったんですよ」(テレビ誌ライター)
意外な人物とは、島袋寛子(41=写真)のこと。《普通に演技うまくってびっくりした》《演技うまいし、めちゃくちゃ奇麗》なんて称賛の声があちこちで出ていたのである。島袋が演じたのは、専業主婦の志穂(多部)の“パパ友”である中谷達也(ディーン・フジオカ=44)の妻。バリキャリ女性の樹里だ。
「放送から間もない回のリモート画面に写る樹里を見た時は、《あれ、この女優さん誰だっけ?》と、すぐにそれが島袋さんであるとは分かりませんでした。SNSにも同じような視聴者の書き込みが相次いでいましたよね。むろん《SPEEDのhiro》と言われれば、すぐに顔が思い浮かぶ。でも役者としての島袋さんには慣れていないので、ドラマになると顔と名前がすぐつながらないというか……」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏だ。
1996年にすい星のごとく現れ、一時代を築いた女性アイドルグループ「SPEED」。現在は参院議員の今井絵理子氏(41)と共に、島袋はメインボーカルを担当。結成当時は11歳の小学5年生で、《可愛い》としてすぐにお茶の間の人気者となった。2000年に解散してからも、2001年、2003年に期間限定で再結成。2008年8月にはSPEED完全復活を宣言した。また、2015年には今井議員と島袋でユニットERIHIROを結成。hiro名義でソロでの歌手活動も継続している。
他のメンバーは不倫騒動などあれこれあって…
「島袋さんはドラマや映画、ミュージカルに、数は多くないけれど出演しています。演技未経験ではないとはいえ、『対岸の家事』では自然な演技で驚かされました。周りの俳優さんの演技とも馴染んでいた。美貌にも磨きがかかって華があるので、もっとメインの役にキャスティングされても十分に通用しそうです。今期の連ドラで“今後に期待賞”なんてものがあるなら、島袋さんがそれに該当すると思います」(前出のエリザベス松本氏)
今さらだが、SPEEDのメンバーは今井氏と島袋に加えて、新垣仁絵(44)、上原多香子(42)の4人。今井氏と上原には不倫騒動などあれこれあって、上原は現在、芸能活動は難しい状態だ。今井氏はネットニュースになるたびに叩かれやすい。そんな状況もあって、ネット上には《子どもの頃に売れすぎると、後の人生が難しい》《SPEEDの出しすぎで迷走中の人が多い》などと残念がる声も少なくない。
「島袋さんも、ダウンタウンの松本人志さんとの熱愛や、早乙女太一さんの弟の早乙女友貴さんとの結婚、離婚など、いろいろあった。松本さんは21歳年上、早乙女さんは12歳年下であったことから《振り幅広い》と揶揄されたことも。それはさておき、『対岸の家事』での島袋さんの演技を評価する声は多い。40代は俳優として花開く。そんな期待が業界内でも高まっています」(在京キー局プロデューサー)
まだまだ役者のイメージは薄いものの、春ドラマの中でトップクラスの人気作にレギュラー出演。さすがは一斉を風靡したスーパーアイドル、島袋は“持っている”ようだ。これから女優としてSPEEDを上げていけるか、注目である。
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バッシングされがちな今井絵理子議員と上原多香子の過去については、関連記事で詳しく報じている。
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