山之内すず「玄米好き」アピールに意外な効果…入手困難には慣れっことトークであっけらかん

更新日:2025-06-10 17:03
投稿日:2025-06-10 17:00

 モデルで女優の山之内すず(23)が6月8日放送の「アッコにおまかせ!」(TBS系)で行ったトークが、何とも時代背景を象徴したものになった。

 番組では米不足を特集。備蓄米の放出が始まったにもかかわらず店頭での品薄が続いている現状が説明される中、司会の和田アキ子(75)は「すずちゃんは一人もんで、普段ご飯とかどうしてるの?」と質問した。

 すると山之内は、そもそも白米よりも入手が難しい玄米を普段から好んで食べているという趣旨の説明をしたうえで、「(白米の購入で)悩むってことがそんなになかったんですけど」と、玄米の購入難易度は米不足が始まる以前とあまり変わらないと前置きし、「友だちが来たとき用に、(玄米を)いつも2キロで買うんですよ」と説明。「白米をよく食べる友だちは『まわりのスーパーにホンマにない。すず、ちょっとお米、くれんか』ってこともあった」と、周囲は米の入手に四苦八苦していると明かしたのだった。

「山之内さんにその意図はなかったかもしれませんが、著名人が米不足の文脈で『玄米』について語るというのは実に画期的でした。これまで、著名人の玄米話は間違いなく美容やダイエットや健康増進についてのものでしたからね」(週刊誌芸能記者)

 例をあげると、米どころの新潟県出身で衆院議員(新潟4区)を2期務めた金子恵美氏(47)は、2023年1月に「スポーツニッポン」で「金子恵美氏 ダイエットと健康に強い味方 県産“玄米カレー”と酵素玄米」というタイトルのインタビューに登場。また、同年10月には俳優の窪田正孝(36)が「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)で、玄米食で体質改善に成功したと話していた。

「これだけの米不足の中、それに先行して玄米を主食にしてきたわけですから、山之内さんは玄米の有用性についての情報発信をしていけば、ファン層にさらなる厚みを出せるのではないでしょうか。玄米が白米の『代替食』になりうることをテレビで発信するのです」(前出の週刊誌芸能記者)

 日本の食糧事情を憂うタレントというのも、確かに新しい。

  ◇  ◇  ◇

 山之内すずを“猛追”している芸能人がいるという。関連記事【もっと読む】井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ…では、井桁弘恵の山之内への「激似ぶり」について伝えている。

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