『バチェラー6』第3話を正直レビュー! いまだ久次米さんのツボがわかりません。決め手は「LOVE」より「自然体」なのか? となると…

中村未来 ライター
更新日:2025-06-13 06:00
投稿日:2025-06-13 06:00
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第3話です。村岡さん、河地さん、田﨑さん、小川さんの4人がグループデートに繰り出すところからはじまります。

走りながら、どうやってアピールするのが正解なんだろうか

 アクティブデートというので、どんな遊びをするのかと思いきや、なんとランニングからスタート。ランニングは久次米さんの毎朝の日課だそうです。しかし、走りながらだとちゃんと会話できませんよね。楽しそうにしておくのが正解なのか?

 走ったあとは汗を流すためにプールへ。2ショットに指名されたのは、かき氷屋・河地さん。河地さんは、ここまで一度も久次米さんと話すチャンスがありませんでした。まったくいいところを見せることができていない。

【こちらもどうぞ】『バチェラー6』第2話 正直レビュー。劇的なデート、私たちはこれが見たかった! でも黒澤さんは恋してる?

 そんな河地さんが選んだトークテーマは、「なぜこの旅に参加したのか」。きっかけは、90歳のおばあちゃんの言葉だったと、涙ながらに語ります。ところが、久次米さんが食いついたのは「90歳」のほう。「おばあちゃんは長生きすると思う」的なコメントに、河地さんもちょっと困惑していました。

 こういう会話のズレって、あるあるですよね。河地さん、もっと楽しい話題をチョイスすればよかったね。

 続いて田﨑さんとの2ショットです。初回のローズセレモニーでも、「もっと話す時間がほしい」と直談判していた田﨑さん。「一輝くんに一目惚れした」とストレートに想いを伝えます。いいですね!

 ただ、久次米さんには、まったく刺さってなさそう。久次米さんは、良くも悪くも感情の起伏が見えてこないので、何を考えているかわかりません。これがモテる男の所作なのかしら……。

マッスルポーズにキュンとした人、いません?

 そのあと全員でプール遊びした際、久次米さんがマッスルポーズを披露する場面がありました。女性陣からポージングを催促された久次米さん。戸惑いつつも、「や、やるか」とポーズ。これにキュンとした人いませんか?

 普段なら絶対にやらないんだけど、「そうだ、俺バチェラーだった、やらなきゃ」という内面が透けて見えて、個人的には最高でした。久次米さんの真面目さと人の良さを感じる良いシーンです。

 驚きだったのはこのあと。なんと、村岡さんにサプライズローズが渡されたこと。「え!?」と思ったのは私だけじゃないはず。全然そんな雰囲気なかったよね? ただ筋肉を褒めて、マッスルポーズをお願いしただけなのに……。「一目惚れした」発言よりも、そっちのほうが刺さるだなんて……。

中村未来
記事一覧
ライター
学生時代からライター業をはじめ、書籍や雑誌、パンフレットなど、ざまざまな媒体で執筆。現在は演劇や美術、漫画など、アートやエンターテイメント関連の取材執筆が中心。ライター業とともに、舞台やラジオなどのシナリオライターとしても活動中。
●個人サイト

エンタメ 新着一覧


事件はいつも「あの階段」で起こる! 岩ちゃん演じる花岡もう婚約
 晴れて弁護士になったが、女性であることを理由になかなか依頼をしてもらえない寅子(伊藤沙莉)。「女の幸せより大事なものか...
桧山珠美 2024-05-20 15:02 エンタメ
炎上芸人・粗品は松本人志にビビってない!キンプリへの暴言も計算済み?
 2018年にコンビとして『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)のチャンピオンとなり、2019年にピン芸人として『R-1ぐ...
堺屋大地 2024-05-15 06:00 エンタメ
「握手」の演出に伏線?寅子と花岡は友情の証、優三のそれとは真逆だった
 寅子(伊藤沙莉)の1年先を行く花岡(岩田剛典)は司法修習後の試験に合格。どうしても早く伝えたいと寅子に電話をしてきたの...
桧山珠美 2024-05-14 16:00 エンタメ
あぶ刑事ヒットならドラマ化も?柴田恭兵の“枯れた老人”は世を忍ぶ仮の姿
 先月までNHK-BSで放送していた「舟を編む~私、辞書つくります~」はなかなか素敵なドラマでした。  三浦しをん...
映画『広末涼子』(仮)の鳥羽氏は中盤キャラ?スキャンダル史まだ続く説
 昨年6月、人気シェフ・鳥羽周作氏とのダブル不倫が報じられ、無期限の謹慎処分を受けていた広末涼子。その後、夫だったキャン...
堺屋大地 2024-05-11 06:00 エンタメ
花岡(岩ちゃん)、寅子に匂わせプロポーズ!?でも黄色いバラの花言葉は…
 とうとう合格した寅子(伊藤沙莉)、先輩の久保田(小林涼子)、中山(安藤輪子)。そして寅子と合格者が3人も出たことで、廃...
桧山珠美 2024-05-10 15:30 エンタメ
生田斗真“無痛おねだり”大炎上の後始末 羊水発言は“謹慎4カ月”だったが…
 俳優の生田斗真(39)が大炎上している。生田はインスタグラムのストーリーズで、ファンから質問に回答する企画で「今日で妊...
優三のいい人キャラさく裂!予告でヒヤリとした梅子の断崖絶壁シーンも〇
 涼子(桜井ユキ)と香淑(ハ・ヨンス)の思いを背負って、寅子(伊藤沙莉)たちは再び高等試験に挑むが、今度は梅子(平岩紙)...
桧山珠美 2024-05-09 16:30 エンタメ
『虎に翼』脚本家、アニメ界でなぜ高評価?朝ドラ人気の要因は公平な目線
 NHK連続テレビ小説『虎に翼』が好評だ。主人公は日本初の女性弁護士・三淵嘉子をモデルとした猪爪寅子。彼女が投げかける疑...
竹もとで勉強する寅子たちは今時のノマド?法律事務所の初仕事はお茶入れ
 昭和13年春、明律大学を卒業した寅子(伊藤沙莉)たち。寅子は雲野(塚地武雅)の法律事務所で働きながら高等試験合格を再び...
桧山珠美 2024-05-07 14:20 エンタメ
あさイチで光った令和の“料理男子”の新星、キスマイ横尾のライバル現る!?
 ゴールデンウィークといっても、どこかにお出掛けの予定になんの予定もなく、ただ漫然とテレビを見ていたら、神様から思わぬご...
直言ら16名全員無罪!憲法記念日に放送された寅子が語る「法」の解釈
 昭和11年12月。1年半に及んだ直言(岡部たかし)の「共亜事件」がいよいよ結審の日を迎えた。  寅子(伊藤沙莉)...
桧山珠美 2024-05-04 06:00 エンタメ
直言の判決いかに? 寅子の表情、優三腹くだり…テンポ絶妙な法廷シーン
 公判中に倒れた直言(岡部たかし)は、自分の無実を信じる寅子(伊藤沙莉)の気持ちに応え、取り調べで自白を強要されたことを...
桧山珠美 2024-05-02 17:13 エンタメ
『虎に翼』の週タイトルになぜ「?」はる記“主婦乃手帖”で一発逆転なるか
 直言(岡部たかし)は寝たきりでろくに食事も取ろうとしない。そんな様子をはる(石田ゆり子)は心配していた。  一方...
桧山珠美 2024-04-30 13:50 エンタメ
大谷結婚モロ被りの不穏も何のその!各世代イケメン網羅のキムタクドラマ
 木村拓哉(51)主演ドラマ「Believe-君にかける橋-」(木曜21時、テレビ朝日系)がスタートしました。待ちに待っ...
永瀬廉は大人の色気、髙橋海人はヘタレの真逆 確かに築くキンプリ2人体制
 昨年より、2人体制となったKing & Prince(以下、キンプリ)の永瀬廉(25)と髙橋海人(25)。4月期に始ま...
こじらぶ 2024-04-27 06:00 エンタメ