更新日:2025-06-21 06:00
投稿日:2025-06-21 06:00
現状維持が一番
「どっちとも同居なんて、したくないですよ。夫婦のバランスが崩れるでしょうし、一番はやっぱり一緒に暮らす人が増えるとストレスも増える。
関わる人が増えるほど、家庭内で揉めごとや喧嘩も、今より多くなりますよね。自分の親と積極的に同居を望むほど、仲がいいわけでもない。
だから俺は、現状維持を主張しているんだけど。律子は貯金を増やしたいからって、安易に同居を選ぼうとしているので腹立ちますよ」
ハヤトさんの周囲には、同居した途端に相手の家族との折り合いが悪くなり、離婚に至った夫婦が2組もいるとのこと。自分たちもそうならないとは限らないと警戒していると話します。
同居ありきな妻にうんざり
「今の距離がベストなんですよ。ずっとこれで問題なくやってきたんだから。無理に距離を縮めれば、また状況は変わってしまうわけで。その辺がね、律子に話をしても伝わらないんですよ。
律子は『自分の親と暮らすか、夫の親と暮らすか』の二択しかない。視野が狭すぎる。だから話し合いをしても『私は、自分の親と暮らしたい』の一点張り。馬鹿馬鹿しいので、もう相手にしたくないですね。
同居ありきの二択にウジウジと言っているのは、律子だけですよ。俺じゃありません」
◇ ◇ ◇
恋人同士であれ、夫婦であれ100%同じ価値観を有する男女は稀です。ましてや交際前の男女となれば、なおのことです。少しのすれ違いが、大きな溝に発展することも少なくないのが異性間における現実でしょう。まさにこれこそが、男女関係における醍醐味にもなれば致命傷にもなる“冷酷と激情”のはざまなのかもしれません。
ラブ 新着一覧
由奈さん(仮名・35歳フリーランス英会話講師/既婚・子供アリ)は、異業種交流会で出会った宗太郎さん(仮名・35歳/既婚...
人には、それぞれ絶対にこれだけは許せない「地雷ポイント」があります。とはいえ、普通の感覚なら地雷の想像はつきそうなもの...
年下男子と結婚したいというアラフォーやアラフィフが増えています。若い男性と結婚していつまでも若々しい自分でいたいという...
セックスレスやセルフプレジャー、夫婦の在り方をテーマにブログやコラムを執筆している豆木メイです。
SNSのフォロ...
【『サレ妻は妊娠中』あらすじ】
専業主婦の麻衣(30)は、大学時代に付き合った初彼氏の誠(30)と結婚して、現在妊娠...
【『サレ妻は妊娠中』あらすじ】
専業主婦の麻衣(30)は、大学時代に付き合った初彼氏の誠(30)と結婚して、現在妊娠...
【『サレ妻は妊娠中』あらすじ】
専業主婦の麻衣(30)は、大学時代に付き合った初彼氏の誠(30)と結婚して、現在妊娠...
最近では、別れ話をLINEで済ませるカップルが増えている様子。中には相手に既読無視され、モヤモヤが残る中途半端な別れに...
気になる彼とのLINE、憧れの存在とのLINEは自然とテンションがあがるもの。でも、相手から冷たく感じる返信がきたら、...
「冷酷と激情のあいだvol.216〜女性編〜」では、交際半年の恋人・タカユキさん(50歳・仮名)からプロポーズをされたも...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
由奈さん(仮名・35歳フリーランス英会話講師/既婚・子供アリ)は、異業種交流会で出会った宗太郎さん(仮名・35歳不動産...
「年上のイケおじと結婚したい♡」「10個下の若い男を捕まえて結婚に漕ぎ着けてやる!」このように、上下関係なく「年の差婚」...
近頃、メンズコンカフェならぬ「男装コンカフェ」が増殖中なのをご存知でしょうか。東京だけでもすでに20店舗以上。
一...
ひと昔前の時代と比べると、最近はドラマや漫画のストーリーで年下男子との恋愛が描かれることが増えました。でも、オトナにな...
パートナーなしの50歳独女ライター、mirae.(みれ)です。48歳で意を決して女風を体験しセックスの気持ちよさを知っ...
