中川翔子の元マネジャーがSwitch騒動“悪ノリ編集者”に苦言…出版業界から聞こえる箕輪厚介氏の評判

更新日:2025-06-22 17:03
投稿日:2025-06-22 17:00

 タレントの中川翔子(40)が入手した新型ゲーム機「Nintendo Switch2」を巡る騒動で、有名編集者の箕輪厚介氏(39)に批判の声があがっている。

 15日、ゲームやアニメ好きで知られる中川は入手困難なSwitch2を手に入れたと公表。しかし、開封する際、梱包が不自然なことなどからメーカーが禁止している転売ヤーからの入手など購入経路が疑われたのだった。これについて、中川は自身のXで《憶測で断定されたりいろいろ言われて悲しいから触れたくなかったんですが、Switch2絶対にフリマサイト、転売ヤーから買ってません》と、疑惑を否定。そこに割って入ったのが、箕輪氏だったのだ。

 箕輪氏は自身のYouTubeチャンネルで「これを言うとまた炎上しちゃうかもと心配ですが、中川さんにSwich2を渡したの私です」と告白。さらに、次のように中川を擁護した。

「自分はそんなに欲しくなかったのですが、たまたま抽選に当たっちゃって…ボクは使わないので、周りの知り合いでほしい人がいないかと考えてたら、ショコタンがいるな、と思って、あげました」

「ただ任天堂の規定では譲渡も禁止されているようで、これはボクが悪い。ショコタン本人は悪気はないし、ボクが押し売りみたいに強引にあげたんです」

 だが、その後投稿した動画でこう話し、前言を翻した。

「今考えると中川さんではありませんでした。大変申し訳ございません。そもそも、Switch2も当選していませんでした。応募もしてませんし、僕、個人として応募したこともなかったし、譲渡したのは中川さんじゃありませんでした」

 箕輪氏は良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったと、釈明。これに対して批判の声をあげたのが、中川翔子の元マネジャーで編集者、音楽ライターの矢島由佳子氏。矢島氏は自身のXで箕輪氏とも仕事をしたことがあると話したうえで、こう投稿した。

《今回の箕輪さんのムーブは一言でいえば「クソofクソofクソ」》

 ベストセラーを連発するだけでなく、ラーメン店を経営するなど、一介の編集者にとどまらない活躍をする箕輪氏は、その一挙手一投足がネット記事になるなど、今や影響力は出版業界にとどまらない。

■単なる“目立ちたがり屋”という声も

 今回の騒動への箕輪氏の“乗っかり”について、矢島氏の投稿に同調する出版関係者は少なくない。

「基本、炎上上等というスタンスなので、むしろこうして話題になるのは彼にとってオイシイのでしょう。今回の事態についても“やっぱりな”という感じで、彼を信奉していた若手編集者からも冷めた声が聞こえてきます」

 こう話す大手出版社の編集者は、“天才編集者”と言われる箕輪氏についてこう続ける。

「出版、特に書籍や雑誌が斜陽化している中、多くのベストセラーを輩出したことで会社に貢献し、社内外でプレゼンスをあげた箕輪さんは、自らのブランド力でさらに本が売れるという好循環を生み出し、業界に一石を投じたのはほかの誰にもまねできない点です。ただ、手掛けた本が売れているからといって、評価されているかはまた別です。ホリエモンをはじめ、SNSで話題の著者のお手軽なビジネステイストの本が多く、例えば、彼の中で最も売れた本の一つである『メモの魔力』の前田裕二氏に、『そもそも自らのビジネスすら成功させていないのに』という辛辣な声があるのは確かです。しかし、それも彼にとっては売れていない編集者のやっかみにしか聞こえないのでしょう。最近は本への情熱が薄れているようで、YouTubeのほかビジネスに傾倒しているようです」

 これに対して、親交のある脳科学者の茂木健一郎氏は、「彼はやさしさと企画力の人。今回は天才的なひらめきが裏目に出た。でも人の才能は欠点と長所の表裏一体。ネットでは目立ちたがり屋だとか言う人がいるけど、僕は彼の根底にあるのは優しさだと思っています」と、箕輪氏をこう擁護する。だが、冷めた目で見えている人が少なくないようだ。

エンタメ 新着一覧


THE RAMPAGE藤原樹、日本酒擬人化ドラマで「違いの分かる大人になりたい」メンバーへのクレームも告白!?
 THE RAMPAGEの藤原樹さん(27)が連続ドラマ初主演を務める『あらばしり』(木曜24時59分~、読売テレビほか...
望月ふみ 2025-01-23 06:00 エンタメ
『東京サラダボウル』松田龍平の発音に異議あり!中国関係者のリアルな声
 1月よりスタートしたドラマ「東京サラダボウル」(NHK)。「クロサギ」の黒丸による同名漫画を原作とした本作は、外国人犯...
【おむすびにモヤっと】ヒロイン不在中にやりたい放題? スピンドラマでも歩の言動に高低差ありすぎ
 ルーリー(みりちゃむ)は、歩(仲里依紗)が東日本大震災で被災した人たちに何ができるか今も悩んでいることを愛子(麻生久美...
桧山珠美 2025-01-22 17:30 エンタメ
“国内唯一”弁護士芸人・こたけ正義感に刮目! 話題沸騰ライブ『弁論』は「袴田事件」ネタで度肝を抜かれた
 弁護士芸人・こたけ正義感(38)の単独ライブ「弁論」が話題となっている。かつて年間100本以上のライブに出演し、自身も...
帽子田 2025-01-22 06:00 エンタメ
あのちゃん、もうコミュ障じゃないでしょ。特番で見せた「普通の芸能人」への進化にガッカリ
 ブッ飛んだ不思議ちゃんキャラで人気を博しているアーティスト・タレントの「あの」ちゃん。  2021年、『水曜日の...
堺屋大地 2025-01-21 06:00 エンタメ
【おむすびにモヤっと】管理栄養士勉強中のテイで撮影抜け→既報の下関デートに繋がった放送回
 結(橋本環奈)の家に福岡でギャル仲間だったルーリー(みりちゃむ)が、突然訪ねてくる。  話を聞くと、勤めていた福...
桧山珠美 2025-01-20 17:30 エンタメ
イケメンな「NEXT中居正広」は誰? 即戦力、対抗馬、野球枠…余人をもって代え難しは幻なり
 あの中居正広(52)がこんなことになるなんて、誰が予想できたでしょうか。  昨年12月にソニー生命保険が発表した...
【おむすびにモヤっと】すべては結のおかげ、動かずして感謝されるヒロインの今後は?
 2012年1月17日。結(橋本環奈)は神戸で両親や商店街の人たちと17年前の阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼して黙とうす...
桧山珠美 2025-01-31 16:57 エンタメ
【おむすびにモヤっと】結の出産も大震災直後の描き方もショートカットが凄まじい…米田家の呪いはどうした?
 テレビを見て、東日本大震災が発生したことを知る結(橋本環奈)たち。歩(仲里依紗)は被災の映像を見て呼吸が荒くなり、そば...
桧山珠美 2025-01-15 18:30 エンタメ
冬ドラマを調査!炎上騒動『べらぼう』への評価は? 『ホットスポット』や『御上先生』への期待も聞いた
 2025年冬ドラマが続々とスタートしました。まだ初回放送前の作品もあるなか、それでも今期のドラマに期待している人は多い...
【おむすびにモヤっと】“不揃い”な春キャベでロールキャベツ? 平成のバカップルにこうのとりが…
 2010年春、結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)は大阪のアパートで新婚生活を始める。家事を分担しながら共働きをして公私と...
桧山珠美 2025-01-13 18:30 エンタメ
横浜流星は“まだ誰のモノでもない”感も含めて尊い! NHK大河が「べらぼう」に面白い
 NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」がスタートしました。主人公の蔦屋重三郎を...
【おむすびにモヤっと】メンチ切り合った2人がなぜ? 見たいシーンを出し惜しむのが「おむすび」クオリティ
 結(橋本環奈)と翔也(佐野勇斗)は、保留とされていた結婚を進めるため2人が考えた生活プランを親たちに説明する。会社で初...
桧山珠美 2025-01-11 06:00 エンタメ
【おむすびにモヤっと】サザエさん風に「歩、スマホを買う」「結、節約に目覚める」「翔也、仕事する」の3本
 歩(仲里依紗)に、聖人(北村有起哉)がまた携帯電話を買ったのか問うと、歩はスマートホンだと答える。新しい出始めの商品に...
桧山珠美 2025-01-08 17:30 エンタメ
「べらぼう」初回、セクシー女優3人が裸死体姿に…AV業界人どう見た?「裸に意味を語らせる照明が必要」
 5日にスタートした横浜流星(28)主演のNHK大河「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」(NH...
【募集】冬ドラマ何見る?『べらぼう』『家政夫のミタゾノ』『日本一の最低男』など期待&ガッカリ教えて!
 コクハクでは2025年冬ドラマを対象としたアンケートを実施します。あなたが現時点で「楽しみにしている」ドラマ、そして「...