国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔

こじらぶ ライター
更新日:2025-06-25 07:50
投稿日:2025-06-25 07:50

中居正広引退で、同様の状態にあるSMAP

 旧事務所を退所し、新しい地図として活動していた稲垣吾郎(51)、草彅剛(50)、香取慎吾(48)が地上波で次々活躍の場を広げていた。SE社に残っている木村拓哉(52)とも、草彅が楽屋でフランクに言葉を交わしていたと報じられている。

 また稲垣も中居、木村に会いたいとバラエティ番組で発言。中居と香取は「まつもtoなかい」(フジテレビ系)で6年ぶりの共演を果たしてもいた。

 さらに、SMAPの先輩である男闘呼組が、メンバー全員が旧事務所から独立していたにも関わらず、29年ぶりに期間限定で再結成し、ライブを開催した。こうした流れから、SMAPも再集結が期待されていたが、中居の引退で事実上、消滅してしまった。

 国分といえば、まだSMAPがデビューする前、暫定的ではあるが、SMAPのメンバーとして活動していた。TOKIOとして大人気となった後も、“SMAPのメンバーになりたかった”といった主旨を冗談めかしてバラエティ番組で話していた。

 中居、国分それぞれ別グループでデビューし、司会業、MC担当として確固たる地位を築いてきた。表向きのクリーンなイメージだけでなく、後輩や関係各所ほうぼうからも、“良い人エピソード”が明かされてきた2人でもあった。

 ただ、2人とも強い事務所に守られ50歳前後となり、大物扱いされていく中で、国分の公式謝罪文にもあるように、「考えの甘さや慢心」が生まれてしまっていたのかもしれない。

木村拓哉への“弟ッ気”に驚かされた

 国分の無期限活動休止発表の直前、6月7日と14日には、国分が木村のYouTubeチャンネルに出演した動画が公開されていた。現在は削除されてしまったが、2人でうどんチェーンで舌鼓を打ちつつ、近しい先輩・後輩ならではの親密な会話をしていた。

 そこで国分が木村に見せていたのは、近年の司会者、MCである国分とは全く別の顔だった。直属の兄貴分である木村に心から気を許し、力が抜けた“弟ッ気”がある国分の柔らかい表情だ。もう何年も、国分のこんな姿は見ていなかったなと驚かされた。

 逆を言えば、司会者、MCとして場を回してきた近年の国分は、笑顔を保ちつつも番組を成立させるために、常にスイッチを“オン”にしていたのだと思わされた。中居共々、その高い地位で役割を果たす一方で、常人では考えられないプレッシャーやストレスを抱えていたのだろう。もちろん、だからといって彼らが起こしたことが許されるわけではない。

 国分については、問題の詳細が伏せられているため、どれだけの期間、活動を休止しても、ファンや視聴者が「これだけ社会的制裁を受けたのだから、もう許せるよ」と判断することが難しい状況にある。無期限活動休止後の国分は、どんな決断を下すのだろうか。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ