田原俊彦「真ん中の足」「カッチカチ」下ネタ連発で退場危機…フジ問題でも“おまいう発言”で大ヒンシュク

更新日:2025-06-24 17:03
投稿日:2025-06-24 17:00

 20日、TBSラジオが注意喚起したと発表したのが、生放送中に不適切な言動をしていた歌手の田原俊彦(64)について。田原は15日午後の「爆笑問題の日曜サンデー」で、トレードマークの“足上げ”を用いたセクハラ発言を連発し、揚げ句に女性アナウンサーの手を触るなどのセクハラ行為に及んだのだった。

 田原が生放送中に不適切な言動に至ったのは、放送前日の14日に行われたJ1の横浜FC対川崎フロンターレ戦のハーフタイムに登場し、キレのあるダンスや足上げを披露したことを聞かれた際のことだった。TBSの山本恵里伽アナ(31)から「昨日はこんなに足上げしたんですか?」と聞かれると、田原は「真ん中の足はもっと上がるんだけどね」と男性器を想像させる下ネタを披露し、さらに「カッチカッチ」と暴走。その後、「無視します」と拒絶した山本アナの手を触ったという。

「男性側からおわびのことばがあった。番組を制作・放送した側として責任を重く受け止めている」

 セクハラ丸出しの行為について田原側から謝罪があった旨を公表したTBSラジオだが、同局では今年1月に情報番組「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」のパーソナリティーを務めていた生島ヒロシ(74)をパワハラ、セクハラの発覚したことで降板させている。さらに、複数のコンプライアンス違反が発覚した田原の後輩である「TOKIO」メンバーの国分太一(50)が、無期限活動休止に追い込まれたばかり。

「気心の知れた爆笑問題の2人の番組ということもあり、盛り上げるためについやってしまったということで、田原に悪気はなかったとのことでした。今やテレビ、ラジオで異性に対するセクハラ発言はもはや容認されない時代だと認識できていなかった田原の感覚は昭和で止まっていたようです」(番組制作関係者)

■「オールスター紅白水泳大会」で…

 田原がヒンシュクを買ったのはそれだけではない。同番組で田原はフジテレビ問題にも言及。

「僕は最初の一歩がキャニオンレコードで、フジサンケイグループで。ニッポン放送さんでラジオやったり。『びんびん』もフジで」

 今のフジテレビについて「ちょっと寂しい気がしますけどね」と話しているが、芸能関係者から田原に対して「おまいう」という声が上がっているというのだ。

「田原は旧ジャニーズ事務所の後輩である中居正広氏の女性トラブルで、長年君臨していた日枝久氏の首も飛んだフジテレビの問題に触れています。しかし、田原自身がかつてフジのプロデューサーとは中居氏と似たような関係にあったのを少なくない関係者が知っています。当時だから中居氏のような引退を免れたものの、今だったら危うかったでしょう。だから、他人事のようにフジテレビ問題を語る田原に違和感を覚えている人が多いようです」(芸能ライター)

 昔の田原について、元女性週刊誌記者はこう話す。

「田原は、アイドル全盛時代にフジテレビの番組のプロデューサーから女性を紹介してもらったこともありました。大磯ロングビーチで行われた『オールスター紅白水泳大会』に来場したファンの女性を紹介され、箱根のコテージをセッティングされた現場も押さえられています」

 田原は女性とトラブルにならなかったものの、フジテレビ問題に言及できる立場にあるかははなはだ疑問だ。昭和のノリが抜けきれない芸能人にお呼びがかからなくなるのも時間の問題だろう。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 田原の失言は今に始まったことではないという。関連記事【もっと読む】『田原俊彦「ジャニーさん万歳!」で性加害問題を擁護…ビック発言以来のタレント生命の危機』に詳しい。

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