陰謀論にハマった母のトンデモ主張。娘の離婚は“闇の組織”のせい!?

くらげ ライター
更新日:2025-07-06 09:31
投稿日:2025-07-05 11:50

ネットにはびこる陰謀論

「あの震災は人工地震だった」「戦争はフェイクで本当は起こっていない」「芸能人や政治家はゴムマスクを被っていて、本物はすでに死んでいる」…ネット上で、こんな衝撃的な内容を見かけたことはありませんか? 

 これらは巷で囁かれる「陰謀論」の一部。陰謀論では、上記のように災害や人の死が絡むセンシティブな事件や歴史的な出来事すらも事実が捻じ曲げられ、さもそれが世界の真実のように語られます。

 最近では「7月5日の大災害」の予言が話題でしたが、それに乗じて「7月5日に人工地震が仕掛けられている」なんていう新たな陰謀論も出現。正直、倫理観を疑う突拍子もない話ばかりなのですが、これを信じてしまう人は少なくないのです。

 ミサさん(34歳)の母も、そうした陰謀論にどっぷりハマってしまった一人。一時はミサさん自身の子育てや離婚にまで影響を及ぼしたというその狂信ぶりを語ってくれました。

【読まれています】混乱する「2025年7月大災害」騒動。ネット上の噂や陰謀論にハマった人にどう対応すべき?

「世界の真実」に“目覚めた”母…きっかけはYouTube

 母が陰謀論に傾倒しだしたのは数年前のことです。50代の母はインターネットやSNSの使い方も知らなかったため、スマホではYouTubeを観るくらいのものだったんですが……そのYouTubeが仇となってしまいました。

 母の視聴履歴は、陰謀論を紹介する動画で埋め尽くされていたんです。

 気づけば母は「世界は闇の勢力に支配されていて、トランプ前大統領が秘密裏に彼らと戦っている」「レプティリアンという宇宙人が芸能界を乗っ取っている」「戦争は自作自演。報道は全部ウソ」なんてことを大真面目に言うようになっていました。

 安倍元首相の事件が起きたときなんかは「ヤラセね」「本当は生きてる」と言い出す始末。

くらげ
記事一覧
ライター
アラサーバツイチ、かわいい息子がひとり。アニメ、婚活、睡眠などジャンル問わず執筆中。最近は動画編集も勉強中。

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


「一緒にいるの恥ずかしい」3カ月後に父が他界…今でも後悔している失言エピソード
 あなたは人生において「あの言葉をなかったことにしたい」と思う失言はありますか?  言ってしまった言葉はいくら悔やんで...
春うらら♡ のんびりタイムのお供にかわいい“たまたま”8連発をどうぞ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 2025年3月にご紹介したもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかし...
どうしたら止まるの!? 強火すぎる“推し語り”LINEの対処法3つ。同じ目に遭わせてみたら…
 推しができて夢中になると、つい周りに熱く語りたくなるもの。そんな友達の推し語りLINEに、嫌気が差している人もいるので...
鼻チューで絆を深めるにゃ!“たまたま”の朝デートをのぞき見
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
「男はバカな女が好きだから…」違うわ! 高学歴女子の悲しき勘違い5選
「男はみんな自分よりもバカな女が好き、だから高学歴の私は全然モテないの〜」と悲しんでいる女子、周りにいませんか? 高学歴...
2025-04-21 06:00 ライフスタイル
都市の呼吸音
 ある日の運転中、日が暮れると都市の呼吸音が聴こえてきた。  クラクション、金属音、遠く聞こえる宣伝カーのBGM…...
【女偏以外の漢字探し】「妻」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性...
エラーだらけにグッタリ…「並ばない万博」は苦難の連続でした。大阪万博と格闘した半年間【事前準備編】
 4月13日に開幕した2025年日本国際博覧会 大阪・関西万博。テレビなどのメディアでは大盛り上がりで特集が連日報道され...
それ今必要? 休日にLINEしてくる上司にゾゾッ。「何して過ごすの?」ってセクハラじゃん
 急ぎの用事ならまだしも、「それって職場で会ったときでよくない?」と思うような内容をLINEしてくる人っていますよね。う...
い、いらん…! 女友達からの“即メルカリ行き”プレゼント5選。じゃあ40女が欲しいテッパンは?
「誕生日プレゼントはもらえるだけで、なんでも嬉しい♡」そんな時代は、遥か昔。アラサー・アラフォーになると、「これ、いらな...
ニュース見てないんか? ママ友の“規格外行動”にドン引き! ガソリン代500円のみ、誰にでもタメ口にモヤッ
 ママ友は普通の友達とは違って年齢も育ちも異なるケースが多いため、相手のふとした言動に驚愕する場面もあるでしょう。  ...
女優は釈放時のメークも話題になる。【プロ解説】のりピーはバッチリ系だったが、広末涼子は泣き腫らし風?
 16日早朝6時台、女優の広末涼子(44)が浜松西警察署から釈放された。7日に新東名高速道路で追突事故を起こし、搬送先の...
美女に「あんたはハエよ」! ベテランママが放った“超ひどいけどギリ笑える”言動3選
 みなさんのイメージでは、スナックのママたちってどんな感じでしょう? 人生の先輩で、何か気の利いたことを言ってくれる優し...
「高収入女子だからモテない」は言い訳です。あなたが敬遠される本当の理由に気付いて!
 令和の現在は、男性だけなどと性別を問わず、女性も働く時代。昔より大金を稼ぐ女性も増えていますが、高収入なのに全然男性が...
【宿泊レポ】正直、ビジホをあなどってた。エルメスブルーの部屋が超おしゃれで大正解でした♡
 最近の物価上昇に、もう旅行も行けないんじゃないかと思っています。が、やっぱりたまには旅行したい。それをモチベーションに...
最強の猫ファイターを目指せ! “たまたま”の白熱トレーニングを激写
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...