『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?

桧山珠美 TVコラムニスト
更新日:2025-07-03 18:11
投稿日:2025-07-03 17:14

第14週「幸福よ、どこにいる」#69

 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜するのぶのもとに、メイコ(原菜乃華)が家出したとの連絡が入る。

 打ち合わせをするも身が入らないのぶ。見かねた東海林(津田健次郎)は、家出人の取材に行ってこいと言う。

【こちらもどうぞ】東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ

【本日のツボ】

いろいろと衝撃な事実が発覚

 ※※以下、ネタバレあります※※

「夕刊の話がなくなり、のぶたちは時間を持て余していました」と林田アナのナレーション。デスクでぽけーっとするのぶに、取材から帰ってきた岩清水は「取材するところものうなってきましたね。社会部の連中からは相変わらずのけもんにされるし」とぼやきます。

「遊軍って聞こえはえいがですけど、このままクビになるらあてことは」とのぶ。「さすがにそれはないがやないですか……多分」と岩清水。

「岩清水さんは主任の片腕ですけんど、うちは猫の手えながすき」とのぶに言われて、「僕も3ヶ月前に入社したばっかりですき」と。

 いろいろ衝撃でした。まず、東海林は部長でも課長でもなく、主任だということ。そして、東海林の相棒かと思っていた岩清水が入社3ヶ月目のぺえぺえということが発覚しました。

「つまり、この部署は寄せ集めってことです」などと言っていましたが、猫の手も借りたいほど忙しい新聞社に、なぜ寄せ集め部署があるのか、やっぱりわかりません。

 そうこうしていると、東海林が入ってきて、「編集長と呼べ。俺は編集長やきにゃあ。夕刊の代わりに月刊誌を出せることになった」と。大喜びするのぶと岩清水。発刊は3か月後だそうです。

桧山珠美
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TVコラムニスト
大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」、日刊ゲンダイ「あれもこれも言わせて」などで連載中。

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