下ネタ発言もしょっちゅう
義父は社員が3名いる会社の経営者。義父も会社もいわゆる昭和的な空気が強いのだそう。
「もともと、豪快で陽気な人なんじゃないかな、下ネタ発言もしょっちゅうですし。義父の価値観は昭和のままなんですよ。
だから、私の母に『綺麗ですね〜!』『色っぽいですね〜!』などとルッキズム発言を炸裂させたり『お疲れなんじゃないですか?』っていきなり肩を揉み出したり…。
お酒が進んでくると母にわざと寄っかかっているし、下ネタも挟む際どい話題をするのが、どうしても許せません」
英里さんの母親は、英里さんが高校生のときに離婚。
つい最近までフルタイムで働いていましたが、英里さんの結婚をきっかけに退職し、今は、自宅の近所で週に数回だけ働きに出ているそうです。
母はずっと我慢してくれている
「母は、コンプライアンスに厳しい会社の第一線で長年働いてきた人。だから本当なら、セクハラなんて言語道断というタイプなのに…。
『英里たち夫婦に悪影響が出ないように』と、表立っては問題にせず我慢してくれています」
英里さんは、夫に『あなたの父親の行動をなんとかして』と再三頼むものの、夫はあまり深刻に捉えておらず、むしろ楽観視していると嘆きます。
両家の交流を断つのが一番かと考えたものの、家族で集まるのが好きな義父の誘いを断り続けるのも至難の業で、なんとかいい解決法はないものかと日々悩んでいます。
真剣に向き合ってほしい
「夫がもうちょっと真剣に捉えてくれるだけで、今の状況は変えられると思うんですよ。
私が義父に母への行為はセクハラだと指摘しようとしたら、『両方の親が仲良くなるのは、いいことじゃん!』と夫から制されてしまって…。
このままの状態が続くのは、母にも私にもストレスなので、本気でなんとかしたいです」
ずっとセクハラがおさまらなければ、自分が夫と別居をしてでも、事態の深刻さを夫に理解させたいと英里さんは話します。
では、なぜ夫のヨウスケさんはこの問題を軽く捉えているのでしょうか。
次回に続きます。
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