更新日:2025-08-22 11:45
投稿日:2025-08-22 11:45
「優しそうで誠実な人がいいな」――そんな言葉を繰り返していた友人のマキが、「まさに理想通りの人に出会った」と目を輝かせていたのが、昨年の秋だった。今回は理想の男が突如、豹変したエピソードをお送りする。
32歳・会社員。毎日のLINEにあふれる優しさ
知人の紹介で知り合ったという、32歳の会社員・コウジさん。スポーツ好きで犬を飼っていて、連絡もマメ。何より、やりとりの端々に思いやりを感じる人だったらしい。
「今日もお疲れさま。ちゃんと休めてる?」「体調大丈夫? 無理しないでね」
そういった気遣いの言葉が、毎日のLINEに添えられていたという。
マキはというと、恋愛になるとやや慎重派。相手を信頼できるかどうか、じっくり見てから距離を縮めていくタイプだ。
だからこそ、コウジさんの優しさに触れて、少しずつ心を開いていく自分に驚いていたらしい。
「LINEのやりとりだけで、なんか安心できる人って初めてかも」
そう言っていたマキが、付き合う決意をしたのは出会ってから2カ月後。デートも数回重ね、会話も弾み、食の好みも近くて、順調そのものだった。
見覚えのある写真に違和感
でも、その“安心”は突然崩れた。
ある日、マキが何気なくX(旧Twitter)を見ていると、共通の趣味でフォローしていたアカウントが、妙に見覚えのある写真を投稿していることに気づいた。
よく見ると、それはコウジさんの飼っている犬だった。
「え、これ…コウジの犬じゃない?」
アカウント名は、英語+数字の羅列。プロフィールには何も書かれておらず、アイコンも風景写真で、素性はわからない。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.247〜女性編〜」では、何度も浮気を繰り返す夫・ツヨシさん(仮名)と、離婚をしたくても経済的...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
男性には庇護欲があるもの。「守ってあげたい」と思った瞬間、相手の女性を意識したり好意を持ったりしがちです。あなたも意中...
菜々美さん(28歳ホステス/独身)はアフターで連れて行ってもらった「女装バー」で、女装が趣味の直樹さん(43歳エンター...
マッチングアプリやSNSなどが普及し、多くの異性と気軽に出会える時代。だからこそ、いい男を見つけた瞬間「他の女に取られ...
「勇気をふりしぼってデートに誘ったのに断られちゃった」と嘆く女性は少なくありません。その一方で、お誘いに全部OKをもらえ...
世田谷乃たらこと申します。30歳でフリーランス(とは名ばかりのフリーター寄り)ですが、この度婚活を始めることにしました...
「好きな人からメッセージが来ると、つい即レスしてしまう」このような女性が多い一方で、なかには「好きだからこそ返信が遅れて...
昨今では、永野芽衣さんと田中圭さんのように、不倫が発覚しようものなら大変な非難に晒される時代。でも、2人の世界に溺れた...
「男は浮気する生き物だから……」と寛大な心で許す女性なんてひと握り。大半の女性は、許しているフリをしているだけのようです...
彼氏のことが大好きなのに、お酒の勢いや元カレからの連絡に流されて、つい一夜を共にしてしまった人もいるかもしれません。そ...
「彼女は俺がいなくても大丈夫そう」。そう思った彼はあなたから離れていくかもしれません。求めたり頼ったりせずにいると誤解さ...
「冷酷と激情のあいだvol.246〜女性編〜」では、仕事の売上が激減した夫・ヨウスケさん(仮名)への不満を募らせる妻・紗...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
好きな彼が体調を崩したとき、あなたならどんなLINEを送るでしょうか? 彼が嬉しく感じるLINEを送れば、さらに距離が...
不倫や婚外恋愛と聞くと、多くの人は男女のそれを想像するかもしれない。
しかし、夜の街には常識をくつがえす愛の形...