マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か
突然、駐車場で動けなくなった
タレントのマツコ・デラックス(52)が8月15日、情報バラエティー番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)の5000回記念生放送を股関節亜脱臼で欠席し、話題になっている。マツコは長年レギュラーを務める“番組の顔”。そんなマツコがいないのは一大事である。
マツコは仕事で羽田空港に向かおうとした際に駐車場で動けなくなったそうで、4日と11日も生放送を欠席。15日の記念番組では、レギュラーで友人のミッツ・マングローブ(50)が「ブーちゃんがもう、ついに来る日が来たね。いつか来るだろうとは思ってましたけども……耐えられないんですよ、重みに。よく20年間耐えたと思いますよ。5000回を狙った計画的骨折」とイジリ倒し、番組を盛り上げた。復帰については未定だという。
マツコといえば、テレビ出演だけが外出の機会という、超インドア派で、自ら“自堕落”な生活を送っていると語っているほど「動かない」生活の代表選手。「筋肉革命95 何歳からでも実現できる95歳で当たり前に歩いて楽しむ人生を」(日刊現代刊)の著者で、リハビリ専門医の酒向正春医師がこう言う。
「動いた時にひどい痛みが出るのが外傷で、骨折や脱臼が第一に考えられます。体重の負荷のうえに、普段動かずに股関節周囲組織が弱っていたのでしょう。また、腰痛は動かないことで生じますが、加齢と肥満が進行すると変形性腰椎症や脊柱管狭窄症のリスクが高まります」
番組によっては特注のイスが用意され、収録先までの往復は車移動。人気者ゆえのVIP待遇がますますマツコを怠け者にしている面も。ミッツが言うように体重負荷も相当のものである。
「関節は動かさないと急速に衰えて傷むので、予防には股関節のストレッチと筋力トレーニングが必要。進行した際は人工股関節置換術の手術治療で改善できます。体重は、日ごろから『身長-(100~110)』を維持する体づくりが必要です」(前出の酒向氏)
さぞやマツコも耳が痛いだろう。
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