福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

更新日:2025-08-19 17:03
投稿日:2025-08-19 17:00

 元タレント中居正広氏(52)の女性トラブルへの杜撰対応から始まるフジテレビ騒動で、フジの第三者委員会認定の「不適切な会合」への参加を報じられた福山雅治(56)が18日、公式Xで報道を認め、《不安やご心配をおかけしているファンの方には、大変心苦しく思っております》などとコメントした。福山が所属する大手芸能事務所アミューズが自社サイトで声明を出したのに続いて、迅速な対応となった。

 今年3月31日に公開された第三者委の報告書で、フジテレビ元専務の大多亮氏(66)主催の懇親会が2005年前後から年に1、2回程度開かれていて、《大多氏は、懇意にしている特定の男性有力番組出演者との会合に女性アナウンサーや女性社員を同席させていた事実が確認された》《当該会合における大多氏や当該番組出演者の会話がいわゆる下ネタ的な性的内容を含んだものであった旨述べる者も多数おり、不快であった旨述べる者もいた》などと記された。

 この《男性有力番組出演者》が福山であったと女性セブンが報じたことで激震が走っている。

 同誌によると、福山は第三者委からのヒアリングを拒否したというが、アミューズはこれを否定。「ヒアリングには真摯に対応させていただきました」と訂正し、これまで福山が名乗り出なかったことについては「懇親会参加者の詮索、特定、誹謗中傷といった個人の生活を脅かすような事態にならないように」配慮したからだと説明した。フジテレビは18日時点で声明などは発表していないが、業界関係者からはこんな反応が上がっている。

「約半年前、『報告書の男性有力番組出演者って“あの大物”じゃないのか?』などと、報道で名前が挙がっても、フジはスルーし続けた。今回、女性セブンが報じなければ、福山雅治の名前は明らかにならなかったのではないでしょうか。福山は93年のフジ系ドラマ『ひとつ屋根の下』で俳優としてブレークし、歌番組も含めて、フジにとって大功労者と呼べる存在です。また9月12日には、フジが『2025年最強最高のエンターテインメント大作』としてPRしている映画『ブラック・ショーマン』の公開を控えています。その主演が福山であることからも、フジに何らかの忖度があるように見えなくもない」(元テレビ局制作キャップ)

■相手によって対応を変える「忖度文化」がいまも継続か

 今回の報道で、先に引退した中居氏、さらに日本テレビがコンプラ違反を発表し、活動休止した国分太一(50)と同じ道を福山もたどるのかと、一部で報じられている。

「福山さんはフジテレビでの仕事のみならず、今もこれからもTBSやNHKの番組にも数多く関わっている。テレビ各局がどう対応し、芸能マスコミがどう報道していくのか、大いに見もの」(同)

 福山と、フジの不適切会合の詳細などは、まだまだ明らかにされていない部分もあるかもしれない。中居氏、国分も今後の動向を注視していることだろう。

  ◇  ◇  ◇

 関連記事では【文春が報じた中居正広『性暴力』の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?】などもあわせて読みたい。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」メイコ、夢はお嫁さんでいいのか? 健太郎(高橋文哉)ともう1人の“三角関係”を妄想する
 東京出張の前日。みんなで取材する代議士の資料を確認していたのぶ(今田美桜)は、岩清水(倉悠貴)が話す「ガード下の女王」...
桧山珠美 2025-07-10 18:34 エンタメ
timelesz、新体制が“古参ファン”に受け入れられる日は来るのか? 旧ジャニ「シャッフルメドレー」不参加の賛否
 7月5日、櫻井翔(43)が総合司会を務める音楽特番「THE MUSIC DAY 2025」(日本テレビ系)が放送され、...
こじらぶ 2025-07-10 11:50 エンタメ
石田ひかり53歳、今を生きる女性に伝えたい“楽しく生きていく”ためのメッセージ|映画『ルノワール』
 1986年のデビューから、映画『ふたり』『はるか、ノスタルジイ』や、連続ドラマ『悪女』、連続テレビ小説『ひらり』、『あ...
望月ふみ 2025-07-10 11:50 エンタメ
『あんぱん』ツダケンの“にゃあ”が秀逸だにゃあ!「月刊くじら」には色々とツッコミどころもあるが
『月刊くじら』創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。...
桧山珠美 2025-07-09 17:00 エンタメ
【10万いいね】鈴木えみ、20年前→現在の比較写真が“美しすぎる”と絶賛「変わらなすぎ!」「今の方が可愛い説まである」
 ファッションモデルから俳優業まで、幅広い分野で活躍する鈴木えみさん(39)。2025年7月7日に自身のInstagra...
春ドラマの評判を調査!本命『最後から二番目の恋』は2位。1位は意外な快進撃。日常系が人気、刺激疲れか?
 2025年の春ドラマが、次々とフィナーレ。今期はSNSでバズった顔ぶれも多く、ドラマファンからしても楽しいシーズンだっ...
「あんぱん」嵩は受かるのか…って次週予告編でネタバレか? アンパンマン声優の姿もチラリ
 のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。そしてのぶも、月刊誌の刊行に...
桧山珠美 2025-07-05 08:00 エンタメ
『あんぱん』のど自慢といえば「ひよっこ」有村架純を思い出す。メイコが歌うのはどの歌なのか?
 夕刊の話がなくなり、時間を持て余すのぶ(今田美桜)だったが、夕刊の代わりに月刊誌を出せることに。岩清水(倉悠貴)と歓喜...
桧山珠美 2025-07-03 18:11 エンタメ
TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ
大泉洋こそ“真のモテ男”じゃないか?「かくかくしかじか」の圧倒的な存在感に新たな一面を見た
  先日、いろんな意味で話題の映画「かくかくしかじか」を鑑賞してまいりました。「東京タラレバ娘」や「海月姫」などのヒット...