福山雅治「フジ不適切会合」参加で掘り起こされた吉高由里子への“完全アウト”なセクハラ発言

更新日:2025-08-21 17:03
投稿日:2025-08-21 17:00

 フジテレビ第三者委員会の報告書で指摘されていた「不適切な会合」への参加を報じられた福山雅治(56)。福山は“男性有力出演者”が、自身のことだと「女性セブン」(2025年9月4日号)の取材で認め、第三者委員会の調査への対応、会合が開かれた経緯などを説明した。

 福山といえば、かつてパーソナリティーを務めていたラジオ「福山雅治のオールナイトニッポン」などで「下ネタ好きキャラ」がファンやリスナーの間では定着している。単に会合に出席し、下ネタ発言をしただけであれば問題はなさそうだが、吉高由里子(37)への過去の発言が、完全アウトではないかとXなどで話題になっている。

 福山と吉高は、2013年4月期放送の月9ドラマ「ガリレオ」(フジテレビ系)で初共演している。事務所の後輩でもある吉高のために飲み会を開いた福山は、吉高がヌードになった映画「蛇にピアス」について触れ、「よかったよ…おっぱいが!」と口にし、それに対して吉高は、「私のおっぱい、いいでしょ?」と返した一件が報じられた。

「当時はドラマで共演した吉高さんの緊張を福山さんがほぐしてあげたという肯定的な見方がほとんどでした。ただ、今の価値観で冷静に考えると、前向きに捉えても完全アウトなセクハラ発言ですよね」(芸能ライター)

■番組で女子アナを“お触り”してしまった田原俊彦も

 福山に限らず、昭和を駆け抜けた男性にとって、下ネタは一種のコミュニケーションツールの側面はあったのだろう。最近も、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」に出演した田原俊彦(64)が、女性アナウンサーの手に指で触れたり、男性器を連想させるような発言を繰り返し、TBSラジオが「番組を制作・放送した側として責任を重く受け止めている」との見解を示した。

「両者共にサービストークのつもりで、場が盛り上がればという思いでしてしまったことは間違いないでしょう。福山さんご自身も、女性セブンの取材で会合での下ネタ発言について『招く側として場を盛り上げたいという思い』からだったと述べていましたが、女性の中には、一定の年齢を超えた中高年男性が下ネタを言っているというだけで、不快になる人も実際いますからね。今まで許されていた福山さんの下ネタキャラが許されなくなったということは、単純に下ネタを言っても許されない年齢に福山さんがなってしまったということもあるのではないかと思います」(同)

 もちろんいくつになっても、人を不快させてしまう可能性のある言動は避けるべきだが、内輪で下ネタが許されるのは、せいぜい若者ノリが許される20代までなのか。

 今回の福山の下ネタ発言への嫌悪感は、“下ネタ好きな爽やかお兄さん”というキャラから、福山が若者と言えない年齢になっても、昔のキャラのまま下ネタを言っちゃう痛いおじさんになってしまったことが、浮き彫りとなってしまったことによるものもあるのかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 56歳とは思えぬ爽やかさをキープし続ける福山雅治だが、隠し切れない部分も。関連記事【もっと読む】福山雅治「ラストマン」好調維持も懸案は“髪形”か…《さすがに老けた?》のからくり…では、福山に訪れた容姿の変化について伝えている。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」ヤムさん(阿部サダヲ)の変わらぬ風貌が謎だ。釜じいの“一言”が今回のハイライト
 釜次(吉田鋼太郎)の葬儀が営まれる中、草吉(阿部サダヲ)が姿を現す。またあんぱんが食べたいと言うのぶ(今田美桜)たちに...
桧山珠美 2025-07-19 11:15 エンタメ
「あんぱん」紅白未出場、浅田美代子の歌唱をここで聞けるとは。吉田鋼太郎の笑顔もグッとくる
 三姉妹揃っての朝田家ご帰還。朝ということは、蘭子(河合優実)は昨夜、のぶの家にお泊りしたのでしょうか。ならば、久々の三...
桧山珠美 2025-07-17 17:39 エンタメ
選挙 行ってみなきゃ言えなくね? 人気男性グループが“ラップ”で投票を呼びかけ「最高!」「こんなアイドルいる?」と反響
 7月20日に行われる第27回参議院議員通常選挙(以下、参議院選挙)を控え、11人組ボーイズグループ・INIの池崎理人さ...
「あんぱん」薪鉄子が持つ“小道具”の細かさに気づいた? すれ違いコントは見なかったことにします
 鉄子(戸田恵子)からの電話に出た東海林(津田健次郎)は、ひとり考え込んでいた。鉄子がそんなに怒っていたのかと、慌てて謝...
桧山珠美 2025-07-16 17:31 エンタメ
もはや『M-1』は芸人だけのものじゃない? 万博、地方創生…吉本が目指す“次のフェーズ”
 6月25日、漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』(テレビ朝日系)の開催会見が東京・渋谷よしもと漫才劇場で開かれ...
令和ロマン・高比良くるまが“騒動”で得た「天下を獲る」ために必要な武器
 オンラインカジノ問題をめぐって活動を休止していた令和ロマンの高比良くるまさんが4月28日、約2か月ぶりに復帰しました。...
田原俊彦よ、「※ただしイケメンに限る」はもう通用しない。世のオジサンは彼の“勘違い”から学ぶべし
 6月15日放送の『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にて、ゲスト出演した田原俊彦が、女性アナウンサーにセクハラを...
堺屋大地 2025-07-14 11:50 エンタメ
【募集】夏ドラマ何見る? 期待してる&ガッカリを教えて!『ひとりでしにたい』『ちはやふる』『しあわせな結婚』etc
 コクハクでは2025年名夏ドラマを対象としたアンケートを実施します。7月よりスタートする夏ドラマ、「期待している」「面...
「あんぱん」嵩らの“腹痛”は史実とちょっと違う? 懐かしい2人の登場には狂喜乱舞! 生きていてよかった…
 東京に到着したのぶ(今田美桜)たちは、さっそく聞き込みを始めるが「ガード下の女王」はなかなか見つからない。みんなで屋台...
桧山珠美 2025-07-11 18:33 エンタメ
「あんぱん」メイコ、夢はお嫁さんでいいのか? 健太郎(高橋文哉)ともう1人の“三角関係”を妄想する
 東京出張の前日。みんなで取材する代議士の資料を確認していたのぶ(今田美桜)は、岩清水(倉悠貴)が話す「ガード下の女王」...
桧山珠美 2025-07-10 18:34 エンタメ
timelesz、新体制が“古参ファン”に受け入れられる日は来るのか? 旧ジャニ「シャッフルメドレー」不参加の賛否
 7月5日、櫻井翔(43)が総合司会を務める音楽特番「THE MUSIC DAY 2025」(日本テレビ系)が放送され、...
こじらぶ 2025-07-10 11:50 エンタメ
石田ひかり53歳、今を生きる女性に伝えたい“楽しく生きていく”ためのメッセージ|映画『ルノワール』
 1986年のデビューから、映画『ふたり』『はるか、ノスタルジイ』や、連続ドラマ『悪女』、連続テレビ小説『ひらり』、『あ...
望月ふみ 2025-07-10 11:50 エンタメ
『あんぱん』ツダケンの“にゃあ”が秀逸だにゃあ!「月刊くじら」には色々とツッコミどころもあるが
『月刊くじら』創刊号は2日で2000部を売り切り、好調な滑り出しを見せる。嵩(北村匠海)は『月刊くじら』編集部に異動に。...
桧山珠美 2025-07-09 17:00 エンタメ
【10万いいね】鈴木えみ、20年前→現在の比較写真が“美しすぎる”と絶賛「変わらなすぎ!」「今の方が可愛い説まである」
 ファッションモデルから俳優業まで、幅広い分野で活躍する鈴木えみさん(39)。2025年7月7日に自身のInstagra...
春ドラマの評判を調査!本命『最後から二番目の恋』は2位。1位は意外な快進撃。日常系が人気、刺激疲れか?
 2025年の春ドラマが、次々とフィナーレ。今期はSNSでバズった顔ぶれも多く、ドラマファンからしても楽しいシーズンだっ...
「あんぱん」嵩は受かるのか…って次週予告編でネタバレか? アンパンマン声優の姿もチラリ
 のぶ(今田美桜)の家で暮らすことになったメイコ(原菜乃華)は、夢に向かって一歩を踏み出す。そしてのぶも、月刊誌の刊行に...
桧山珠美 2025-07-05 08:00 エンタメ