福山雅治“ローション風呂”のパワーワード炸裂で主演映画とCMへの影響も…日本生命、ソフトBはどう動く?

更新日:2025-08-23 17:03
投稿日:2025-08-23 17:00

 福山雅治(56)が、フジテレビ第三者委員会の報告書に書かれていた「不適切な会合」への参加を18日発売の女性セブン(9月4日号)に報じられた。フジ元専務の大多亮氏が主催した懇親会に参加していた“男性有力出演者”が自身であることを福山はインタビューで認めている。同誌によれば、会合は福山の愛称にちなみ“マシャの会”の名前で2019年ごろまで開かれ、少なくとも19人の女性アナウンサーが参加し、福山はその場で全身ローションまみれの“ローション風呂”の話をしたり、カラオケを歌う際の腰の振り方を指導していたという。筆者は、今月9日に福山が故郷・長崎市から“平和への祈り・「クスノキ」”を熱唱するシーンが強く心に残っていただけに、その激し過ぎるギャップに思わず言葉を失った。

 問題は福山がこれから無傷でいられるのかだろう。特に公開初日まで1カ月を切っている「ブラック・ショーマン」(9月12日公開予定・東宝)への影響を関係者は注視している。

「福山さんのプロモーション活動のスケジュールに、すでにいくつか見直しが入っていると噂されています。何もなかったかのように初日の映画館に登壇するのか、深々と頭を下げさせるだけでこの話題に関しての質問は一切お断りと仕切る舞台挨拶になるのか判断が分かれるところでしょう」(映画関係者)

 3年前に公開された福山の主演映画「沈黙のパレード」(東宝)は約30億円の興行収入を記録。「ブラック」は福山の本格主演作として更に上回る興収が期待されていただけに、関係者の胸の内は穏やかではないはずだ。

「福山のファンの中心は、40代から60代の女性です。これまで福山の下ネタに大笑いしていたファンたちも、今回の事実はさすがにショックを隠せないのではないでしょうか。“ローション風呂”や“腰振りカラオケ”はあまりにパワーワード過ぎて生々しい。スクリーンの福山にどれだけ感情移入できるのかが危ぶまれています」(映画関係者)

 心配はもうひとつある。福山は日本生命、ソフトバンクといったナショナルクライアントともCM契約をしている。

「福山さんがラジオなどで話す下ネタも、アーティストとしてステージで披露する姿とのギャップが受けているところもありました。《あんなにルックスも良く、すてきな詞や曲を書く“マシャ”がこんな下ネタを話すなんて…》と、どんな下品な話をしても、『桜坂』や『家族になろうよ』の、アーティストとしての清潔感は揺るがなかった。ところが今回ばかりは、女性層が特に嫌悪する“昭和的セクハラ行為”が、密室で堂々と行われていたという失望感がジワジワと広がりそうです。これまでと同じ好感度というわけにはいかないとなれば、クライアントも熟考せざるを得ないでしょう。頭が痛いところですよね」(広告関係者)

 所属事務所の迅速な対応や、本人が逃げも隠れもせず取材に真摯に応じたことで、これまでと何ら変わらない“福山雅治”もあり得るかもしれない。ただ、何十年も彼を応援し続けてきたファンに与えたショックと、失望感の大きさも計り知れない。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 福山雅治、石橋貴明というビッグネームが出る中、「答え合わせがされていない」という声が上がっている。関連記事【もっと読む】福山雅治、石橋貴明…フジ飲み会問題で匿名有力者が暴かれる中、注目される「スイートルームの会」“タレントU氏”は誰だ?…では、フジテレビの第三者委員会の報告書に登場する「タレントU氏」が誰なのか解明を求める声について伝えている。

エンタメ 新着一覧


宮沢氷魚の文面にデキ婚とは言わせない圧…イケメン続々“獲られる”幕開け
「まさかやー」と思わず声をあげてしまいました。そうです。宮沢氷魚(29)と黒島結菜(26)の事実婚発表です。 「か...
元モー娘。加護亜依様の“セクシー女優匂わせ”が冗談に聞こえないワケ
 モーニング娘。黄金期の人気メンバーだったものの、現在はお騒がせタレント化してしまっている加護亜依。昨年も週刊誌やネット...
堺屋大地 2024-01-20 11:16 エンタメ
シン・スズ子誕生!タナケンに「面白いね」と言わしめたヒロインの魅力
 喜劇「舞台よ! 踊れ!」の幕が上がる。タナケン(生瀬勝久)に稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子(趣里)は...
桧山珠美 2024-01-19 14:45 エンタメ
タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ
制作費の都合?「夜来香ラプソディ」音楽会シーンなしは残念すぎる
 上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽...
桧山珠美 2024-01-04 17:50 エンタメ
【2023年人気記事】マッチ様は逃げ上手と無責任のプロだった
【「残念プロフェッショナル」の流儀】  2023年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大き...
堺屋大地 2024-01-02 11:44 エンタメ
辻希美&杉浦太陽はニベアのCM…仲良しラブラブ芸能人夫婦はお金を生む
 元モーニング娘。のなかで1番の勝ち組は、やっぱり辻ちゃん(辻希美)でしょう。  先日も元モー娘。の中澤裕子、保田...