福山雅治“ローション風呂”のパワーワード炸裂で主演映画とCMへの影響も…日本生命、ソフトBはどう動く?
福山雅治(56)が、フジテレビ第三者委員会の報告書に書かれていた「不適切な会合」への参加を18日発売の女性セブン(9月4日号)に報じられた。フジ元専務の大多亮氏が主催した懇親会に参加していた“男性有力出演者”が自身であることを福山はインタビューで認めている。同誌によれば、会合は福山の愛称にちなみ“マシャの会”の名前で2019年ごろまで開かれ、少なくとも19人の女性アナウンサーが参加し、福山はその場で全身ローションまみれの“ローション風呂”の話をしたり、カラオケを歌う際の腰の振り方を指導していたという。筆者は、今月9日に福山が故郷・長崎市から“平和への祈り・「クスノキ」”を熱唱するシーンが強く心に残っていただけに、その激し過ぎるギャップに思わず言葉を失った。
問題は福山がこれから無傷でいられるのかだろう。特に公開初日まで1カ月を切っている「ブラック・ショーマン」(9月12日公開予定・東宝)への影響を関係者は注視している。
「福山さんのプロモーション活動のスケジュールに、すでにいくつか見直しが入っていると噂されています。何もなかったかのように初日の映画館に登壇するのか、深々と頭を下げさせるだけでこの話題に関しての質問は一切お断りと仕切る舞台挨拶になるのか判断が分かれるところでしょう」(映画関係者)
3年前に公開された福山の主演映画「沈黙のパレード」(東宝)は約30億円の興行収入を記録。「ブラック」は福山の本格主演作として更に上回る興収が期待されていただけに、関係者の胸の内は穏やかではないはずだ。
「福山のファンの中心は、40代から60代の女性です。これまで福山の下ネタに大笑いしていたファンたちも、今回の事実はさすがにショックを隠せないのではないでしょうか。“ローション風呂”や“腰振りカラオケ”はあまりにパワーワード過ぎて生々しい。スクリーンの福山にどれだけ感情移入できるのかが危ぶまれています」(映画関係者)
心配はもうひとつある。福山は日本生命、ソフトバンクといったナショナルクライアントともCM契約をしている。
「福山さんがラジオなどで話す下ネタも、アーティストとしてステージで披露する姿とのギャップが受けているところもありました。《あんなにルックスも良く、すてきな詞や曲を書く“マシャ”がこんな下ネタを話すなんて…》と、どんな下品な話をしても、『桜坂』や『家族になろうよ』の、アーティストとしての清潔感は揺るがなかった。ところが今回ばかりは、女性層が特に嫌悪する“昭和的セクハラ行為”が、密室で堂々と行われていたという失望感がジワジワと広がりそうです。これまでと同じ好感度というわけにはいかないとなれば、クライアントも熟考せざるを得ないでしょう。頭が痛いところですよね」(広告関係者)
所属事務所の迅速な対応や、本人が逃げも隠れもせず取材に真摯に応じたことで、これまでと何ら変わらない“福山雅治”もあり得るかもしれない。ただ、何十年も彼を応援し続けてきたファンに与えたショックと、失望感の大きさも計り知れない。
(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)
◇ ◇ ◇
福山雅治、石橋貴明というビッグネームが出る中、「答え合わせがされていない」という声が上がっている。関連記事【もっと読む】福山雅治、石橋貴明…フジ飲み会問題で匿名有力者が暴かれる中、注目される「スイートルームの会」“タレントU氏”は誰だ?…では、フジテレビの第三者委員会の報告書に登場する「タレントU氏」が誰なのか解明を求める声について伝えている。
エンタメ 新着一覧
