40代、50代の「プチ同窓会」に潜む危険。昔の恋人に遭遇したらどうする?

内藤みか 作家
更新日:2025-09-04 11:45
投稿日:2025-09-04 11:45
 暑さが落ち着き、行動しやすい秋口になってくると、お誘いも増えてくるものです。

 そんな中、プチ同窓会的な飲み会の話が各所で持ち上がり始めています。なぜこのような動きが出ているのでしょうか。

金銭的、時間的に余裕ができる

 アラフィフって実は、子育ても仕事も落ち着いてくる年代。まだ子どもが学生であっても、この先の学費の目処は大体ついてくる頃です。自身の仕事も働き盛りの頃に比べたら量が減り、時間的に余裕ができてくる人が多いのです。

 さらに、住宅ローンの終わりなんかも見えてきて、経済的にも多少の余裕が出てくるため、いよいよ自分のためにお金や時間を使いたくなってくるのです。

 そうした仲間が集まり、プチ同窓会の計画が持ち上がるのだとか。

じゃあ、なぜ同窓会なの?

 50代にもなると、新たな知り合いを作り、イチから関係を築いて行くことにシンドサを感じる人が出てきます。どこに行けばつながりを作ることができるのかもわからず、行動を起こすことが面倒なのです。これも年齢のせいかもしれませんね。

 新しい人間関係が億劫だから、古い人間関係を掘り起こそう、ということで、プチ同窓会の企画が立ち上がっていくのでしょう。

 昔のみんなでまた集まらない? という呼びかけだったら気軽にできるし、賛同者も出やすいのですぐ開催できるのです。

アラフィフ同窓会に潜むリスク

 なぜ本格的な同窓会ではなく、プチ同窓会なのかというと、本格的にやるとなると場所や幹事を決めたり名簿を作成したりと作業量が増えてしまい、これまた腰が重くなってしまうからなのです。気が合う仲間だけの内輪の会だから、話は簡単なのです。

 しかしこのアラフィフ同窓会には、とあるリスクが潜んでいます。

 それは不倫関係に発展してしまいやすいということ。たとえば高校時代の部活の同期で集まったら、当時付き合っていた彼と再会し、盛り上がってしまったという話をよく聞きます。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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