中島裕翔がJUMP電撃卒業。退社か残留か…山下智久、赤西仁、中島健人らの活動から“今後”を考察する

こじらぶ ライター
更新日:2025-09-07 11:45
投稿日:2025-09-07 11:45

中島健人はどうなる?

 中島健人(31)も、2011年にSexy Zone(現timelesz)でデビューするも、ソロ活動に専念するため2024年にグループを脱退した。

 事務所に残り、俳優業、バラエティ業もこなす中で、音楽業ではアーティストではなくソロアイドルであることを強調。「セクシーサンキュー」も封印しておらず、旧事務所的アイドル像にこだわり続けるのであれば、事務所に残留しそうだ。

 他にも元NEWS兼関ジャニ∞(現SUPER EIGHT)で2006年に脱退した内博貴(38)、元JUMPで2021年に脱退した岡本圭人(32)も俳優として事務所に残っている。

 ただ、内は事務所関連の舞台出演が多く、岡本は父が元男闘呼組の岡本健一(56)であるため生まれた時から事務所との繋がりが深い。2023年の創業者問題を受け、俳優業に支障が出たものの、独立しても十分な活躍が見込めた岡田准一(44)、二宮和也(42)、生田斗真(40)などと違い、今のところ即座の退所は無さそうだ。

 JUMPを脱退した中島は、2013年の「半沢直樹」(TBS系)で好演を見せ、2022年の「純愛ディソナンス」(フジテレビ系)、今年冬期の「秘密~THE TOP SECRET~」(カンテレ・フジ系)で主演を務めるなどしている。

 だが岡田ら独立俳優組ほどの知名度があるとは言えず、SE社所属でも俳優業にほぼ支障が無くなった今、あえて退所するメリットもあまり無いように思える。事務所と関係が良好なのであれば、よほどのヒット作や当たり役に巡り合うまでは、このまま残留しそうな気配だ。

山田涼介は何を思う

 ところで、JUMPのエース・山田涼介(32)は、自身の俳優業を「グループでの主題歌歌唱」という形でJUMPに還元し続け、アイドルとの両立に奮闘している。山田は岡本脱退時、「本当に自分勝手なやつだな」としつつも、強い意志を持つ彼にエールを送っていた。

 山田と中島が所属していたJUMP派生グループ「Hey! Say! 7」では、「Hey! Say!」という楽曲で「僕らは平成Only! 昭和でShowは無理!」と歌っていた。令和となった今、ソロとして俳優業も音楽業もこなしながらグループを引っ張る山田は、今回の中島脱退劇に何を思うのだろうか。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


シン・スズ子誕生!タナケンに「面白いね」と言わしめたヒロインの魅力
 喜劇「舞台よ! 踊れ!」の幕が上がる。タナケン(生瀬勝久)に稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子(趣里)は...
桧山珠美 2024-01-19 14:45 エンタメ
タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ
制作費の都合?「夜来香ラプソディ」音楽会シーンなしは残念すぎる
 上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽...
桧山珠美 2024-01-04 17:50 エンタメ
【2023年人気記事】マッチ様は逃げ上手と無責任のプロだった
【「残念プロフェッショナル」の流儀】  2023年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大き...
堺屋大地 2024-01-02 11:44 エンタメ
辻希美&杉浦太陽はニベアのCM…仲良しラブラブ芸能人夫婦はお金を生む
 元モーニング娘。のなかで1番の勝ち組は、やっぱり辻ちゃん(辻希美)でしょう。  先日も元モー娘。の中澤裕子、保田...
スズ子と愛助の無償の愛、平和ボケの今とは違って生きるも愛するも命がけ
 東京に戻ったスズ子(趣里)は、空襲で一面ががれきになっている惨状を目の当たりにする。  スズ子が三鷹の家に戻ると...
桧山珠美 2023-12-28 14:10 エンタメ
東京大空襲、愛し合うスズ子と愛助の運命は…金曜放送回を前におさらい
 トミ(小雪)の許しが出て、山下(近藤芳正)が正式に楽団のマネージャーとして加わることになった。  スズ子(趣里)...
桧山珠美 2023-12-27 17:40 エンタメ