スキャンダル無縁!鈴木亮平が初期に演じた「クセ強キャラ」 4選。もっと評価されるべき“異彩を放った”役も

zash
更新日:2025-09-25 11:45
投稿日:2025-09-25 11:45

鹿児島弁を巧みに操る『ガッチャマン』(2013)

 打って変わって次なる作品で鈴木さんが演じたのは、比較的、正統派のヒーロー役でした。2013年公開の映画『ガッチャマン』はタツノコプロが誇る大ヒットアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』を実写化した作品。

 本作で鈴木さんは、科学忍者隊のメンバーで、専用機ゴッドフェニックスの操縦士でもある「みみずくの竜」こと中西竜役に扮しました。非常に心優しい性格の持ち主であり、作品内における箸休め的な存在感を放つキャラクターでしたが、特筆すべきクセ強要素は鹿児島弁を巧みに操っているという点です。

 鈴木さんの代表作と言えば、ご存じ『西郷どん』を思い浮かべる読者も多いことでしょう。『西郷どん』劇中でも常に薩摩弁を話していた鈴木さんだけに、その土台となったのは、もしかしたら中西竜役だったのかもしれません。

 訛りの特徴を非常に良く掴んでいる鈴木さんの演技は、決して高評価とは言い難い作品の中で、明らかに異彩を放っています。まだまだ全国区ではなかった鈴木さんの存在感だけでも、もう少し評価してほしいとさえ思ってしまいます。

カオスな世界観+マッチョ!『TOKYO TRIBE』メラ(2014)

『HK 変態仮面』直後の鈴木さんは、自身に凝り固まったイメージがつかないように、様々な役柄を演じていました。中でも、とりわけエキセントリックな役どころだったのが、映画『TOKYO TRIBE』(2014)におけるメラ役です。

 複数のストリートギャングたちによる熾烈な覇権争いが繰り広げられるトーキョーを舞台にしたラップ・ミュージカルである本作。鈴木さん演じるメラは、架空の池袋「ブクロWU-RONZ」を率いるリーダー的存在。金髪の短髪に、二丁拳銃や刀を手にして睨みを利かせるその姿からはカリスマ性すらも感じさせます。

 決して善人と言えるようなキャラクターではありませんが、戦いに対して異常なまでの興奮を覚える好戦的な性格や敵への異常な執着心などを見事に体現した鈴木さんの演技には光るものがありました。

 本作でもその肉体美を惜しみなく披露しており、「鈴木亮平=筋肉」というイメージはこの辺りから定着し始めたのかもしれません。なんと! Tバック一枚で姿を現す場面も存在! カオスな世界観とマッチして、実にクセ強な存在感を発揮しています。

子どもの頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。

関連キーワード

エンタメ 新着一覧


田中麗奈、45歳。心も体も変化するなか、ずっと変わらない“芝居”への気持ち
 多くの人の心をつかんだ「なっちゃん」のCMの初代キャラクターに始まり、映画『がんばっていきまっしょい』『はつ恋』、近年...
望月ふみ 2025-08-24 11:45 エンタメ
『あんぱん』のぶ、山に登って「ボケー!」は“征服欲”の成せる業か? アンパンマンの原型がついに爆誕
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の別居生活が続く中、登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の由来を聞いたのぶは、ひとり山へ向...
桧山珠美 2025-08-28 15:04 エンタメ
ラウール、22歳の色気が破壊級!「愛の、がっこう」は“代表作”になると断言してもいい
 夏ドラマも中盤にさしかかりました。そのなかでも回を重ねるごとに盛り上がっているのが、木曜劇場「愛の、がっこう」(フジテ...
【芸能クイズ】松本人志が福山雅治と「HEY!HEY!HEY!」で作った“オリジナル料理”の名前は?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
「あんぱん」羽多子らの“あの言葉”にあんぐり…のぶも感動してる場合か。落語家の年齢も気になる
 嵩(北村匠海)は「まんが教室」という番組に出演してほしいという健太郎(高橋文哉)の頼みをしぶしぶ承諾する。そして第1回...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
「あんぱん」のぶ、議員のコネ入社なのに“クビ”の謎。急成長したアキラ君と老けないオトナ達に酔いそう…
 嵩(北村匠海)が書いた詞にたくや(大森元貴)がメロディーをつけて生まれた「手のひらを太陽に」は、「みんなのうた」でも紹...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
スキャンダル続出の花田優一、美女にモテまくるのは何故? 不誠実男に学ぶ「悪名は無名に勝る」メリット
 元横綱・貴乃花光司と元フジテレビアナ・花田景子を両親に持つ“親の十四光り”の花田優一。  現在、元テレビ東京アナ...
堺屋大地 2025-08-17 11:45 エンタメ
「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)、“何か”が始まっちゃう? 嵩は作詞能力をいつ見抜かれたのか
 舞台公演は成功裏に幕を閉じる。数日後、なぜかぼんやりした様子の嵩(北村匠海)。そこに、また一緒に楽しい仕事をしようとた...
桧山珠美 2025-09-04 12:26 エンタメ
カズレーザー、山里亮太…芸人はなぜモテる? 業界人が分析する「メロい」現象が起こりやすい納得の理由
 カズレーザーさんと女優の二階堂ふみさんが結婚した。週刊誌にも撮られなかったどころか、噂すらなかったので世間はびっくり&...
帽子田 2025-08-15 11:45 エンタメ
島崎遥香31歳、40代を迎えても「幸せの更新」方法は変わらない。カテゴライズせず“ぱるる”として生きていく
 昨年、初めての著書『ぱるるのおひとりさま論』(大和書房)を出版するなど、このところ「ひとりが好き」「結婚願望はナシ」と...
望月ふみ 2025-08-14 11:45 エンタメ
ドラマ『しあわせな結婚』の奇妙な違和感。松たか子らの“ちぐはぐさ”は計算どおりなのか?
『光る君へ』『ふたりっ子』『大恋愛』などで知られるベテラン脚本家・大石静さんの完全オリジナル作品として、夏ドラマの中でも...
「あんぱん」六原永輔=永六輔の“言葉”に違和感が…。いせたくや(大森元貴)らの記憶力も凄すぎる
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は互いに隠していたことを打ち明け、新たに前を向く。それから7年の歳月が流れ――、未だ漫...
桧山珠美 2025-08-13 18:06 エンタメ
【芸能クイズ】ヒントは有名コンビ!「佐藤嘉彦・粋子」が本名な芸人は誰でしょう?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
空前のオカルトブーム! 大人も楽しめる「夏のホラーアニメ」3選。平成の“トラウマ級”作品が令和にリメイク
 近年、小説や映画を中心に巻き起こっているホラーブーム。Web記事から単行本化された小説を原作とし大ヒット映画となった「...
ヒカキンは本当に“聖人”だったのか? 炎上騒動で見えたトップYouTuberの人間くささ
 日本を代表するYouTuber・HIKAKIN(以下、ヒカキン)が、パクリ動画を公開したことで炎上しました。  ...
堺屋大地 2025-08-14 10:37 エンタメ
「あんぱん」のぶの不器用設定はどこへ? ボツ原稿を持ち歩く嵩…まだまだあるクエスチョン
 独立した嵩(北村匠海)は独創漫画派という集団に所属し、そこで割り振られた仕事をこなしていた。だが、決して順調とは言えな...
桧山珠美 2025-08-11 17:03 エンタメ