「そんなことで別居します?」家事を“雑用”扱いする夫、 妻の家出に呆然とするズレた思考回路

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-09-27 11:45
投稿日:2025-09-27 11:45
「冷酷と激情のあいだvol.265〜女性編〜」では、名もなき家事を一切やらない夫・タカノリさん(仮名)への不満が爆発し、ついに実家に帰った妻・陽子さん(仮名)の不満をお届けしました。

 では、妻から一方的に別居をされてしまったタカノリさんは、どのように捉えているのでしょうか。

妻の勝手さにウンザリ

「我が妻ながら、ずいぶんと勝手な言い分だなっていうのが正直なところです。言いたいことはわかりますけど、そんなことで別居なんてします?

 俺が浮気したわけでもなければ、DVやモラハラをしたわけでもありません。単に家事の負担が気に入らないから…って、何も言わずに娘を連れて出て行くなんて。

 自分勝手な妻だなぁ、ワガママな女だなぁ、っていう感想しかないですね」

 現在は、妻と娘が出て行ってしまった自宅でひとりで暮らしているタカノリさん。家のローンを支払うたびに「複雑な心境になる」とこぼします。

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「このまま離婚って流れにはならないだろうと踏んでいるので、とりあえず家は維持していますけどね、ローンを支払うたびにバカバカしくもなります。

 妻も娘もいないから、使わない空間に無駄金を払っているのと同じじゃないですか。

 まぁ、帰ってくると思うので、このまま払いますけど。気分よくローンを払えるように、早く自宅に戻ってきてもらいたいですよ」

 妻から別居解消の条件に提示されているのは、“名もなき家事の分担制”。しかしタカノリさんは、これを受け入れることに疑問を抱いています。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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