“JICAの顔”広瀬アリスがトバッチリ 「アフリカ・ホームタウン」構想で誤情報拡散の余波

更新日:2025-09-27 17:03
投稿日:2025-09-27 17:00

 広瀬アリス(30)に思わぬ災難だ。広瀬は2023年10月から国際協力機構(JICA)のCMに起用され、JICA海外協力隊の新人隊員として活動を体験する姿がCMで放映されてきた。JICAといえば、千葉県木更津市などの4自治体とアフリカ各国の人材交流や連携イベント「JICAアフリカ・ホームタウン」構想を8月に発表したところ、“移民が増える”という誤情報がネットで拡散したことで抗議が殺到。JICA側は「移民の受け入れは想定していない」として事業の正しい理解促進に取り組んできたが、批判がやまず、ついに25日に事業の撤回を発表した。

 この巻き添えになる形で、JICAのCMにも出演する広瀬にも、《印象がどんどん悪くなる 元々は好きだったんだけどな》などと厳しい目が向けられてしまっている。明らかにトバッチリと言えるだろう。

 JICAアフリカ・ホームタウン構想への批判が加速したのは、ナイジェリア政府が「日本政府が移住して生活と就労を希望する若者向けに特別ビザを発行する」とする誤った内容を大統領府のホームページに一時記載したことからだった。日本政府は、ナイジェリア政府に対し訂正の申し入れを行い、ナイジェリア側は削除したものの、「裏で移民政策を進めるつもりだったのでは?」といった疑念や誤情報が独り歩きし、JICAと広瀬にネガティブな印象を持つ人が増えてしまったようだ。

■“オタクキャラ”から“ジャニ好き”のイメージに

 広瀬といえば、今年5月に元KAT-TUNの赤西仁(41)との交際が「女性セブン」によって明らかとなり、9月にはハワイでのデートの様子も報じられた。赤西との交際報道によって広瀬のイメージも変わってしまったとみる向きもある中、今回のJICA騒動のトバッチリはさらなる痛手となりそうだ。

「広瀬さんはたびたびメディアで、アニメや漫画が好きな"オタク"であることを公言。また日常的にエゴサーチをし、一般の投稿にも気軽に絡む飾らない部分なども支持を得ており、女性人気も高かった。しかし、2021年放送のフジテレビ系ドラマ『知ってるワイフ』で共演したSUPER EIGHTの大倉忠義さんの次に、赤西さんの交際が報じられたことで《サバサバ恋愛できない女ぶってた、ただのジャニーズ好き》と、評価が一転している側面も否めず、そこに加えてJICAのCMに出演する広瀬さんをアンチ扱いする投稿も散見されてしまっています。JICAもデマに巻き込まれた立場なので広瀬さん側もつらいところだと思いますが、本人としてはいかんともし難く、このまま騒ぎの嵐が過ぎ去るのを静かに待つしかないでしょう」(スポーツ紙芸能担当)

 広瀬にとっては、一難去ってまた一難といったところか。

  ◇  ◇  ◇

 まだ1年もたっていないが、今年の初めには兵庫県知事選をめぐって“デマ合戦”が繰り広げられていた。関連記事【もっと読む】立花孝志党首or日本維新の会 嘘つきはどっちだ?兵庫県知事選デマの出処なすりつけ合いの醜悪…では、泥仕合の様相を呈した同選挙について伝えている。

エンタメ 新着一覧


【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ
大泉洋こそ“真のモテ男”じゃないか?「かくかくしかじか」の圧倒的な存在感に新たな一面を見た
  先日、いろんな意味で話題の映画「かくかくしかじか」を鑑賞してまいりました。「東京タラレバ娘」や「海月姫」などのヒット...
「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ