「君が出ていけば?」に絶句…前妻と比べられる45歳新妻の苦悩。地主の息子と離婚か、それとも我慢か

並木まき ライター・エディター
更新日:2025-10-04 11:45
投稿日:2025-10-04 11:45

「君が出ていけば?」

 しかし奈々美さんが夫に義母の件を相談しても、なしのつぶて。

「ウチの母親はいい歳だし、すぐに新しい妻を受け入れるのが難しいんじゃないか?」と一蹴されて終わりとのこと。

「夫にとっては小さなことかもしれないけれど、私にとっては大きなストレス。3カ月とか半年とか期間限定でもいいんです。義母の目を気にせずに夫と新しい生活を築きたいんですよね。

 でも夫は真剣に捉えてくれないどころか、『そんなに母親のことが嫌なら、君が出ていけば?』と言う始末。

 義母の所有している土地内の建物に住んでいるから家賃もないし、生活はかなり助かっていますけど、やっぱり私はのびのびと暮らしたい。

 でも離婚も、別居婚も避けたいんですよ。どうしたら夫にこの気持ちがちゃんと伝わるのか…。『我慢するか、自分だけ出ていくか』の二択状態はキツすぎます」

答えの出ない日々

 夫のマモルさんは、義母の話が出てくるだけで不機嫌になる日もあるため、奈々美さんは解決の方法が思いつかずに悩み続けています。

 では、マモルさんは義母と妻との関係性をどう受け止めているのでしょうか?

 実は奈々美さんが想像もしていない本音を隠していました。次回に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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