更新日:2025-10-04 11:45
投稿日:2025-10-04 11:45
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
45歳、義母と近距離別居の日々
奈々美さん(仮名)は、10歳年上の夫・マモルさん(仮名)と結婚をしたばかりの45歳。マモルさんの母親とは近居で、同じ敷地内にある別の建物で暮らしています。
「義母は地主の娘で、夫の父親とは20年くらい前に離婚したらしいです。今は義母が先祖代々の土地を守っています。
ゆくゆくは夫が家の不動産管理を継ぐようですが今のところ夫は自由にしていて、会社員として働いています。いわゆる“地主として安泰”の部類なので、義母は金銭的にはかなり恵まれた生活です」
友人たちからは「すごいね〜! 40代で玉の輿結婚だね!」などと揶揄される機会も多いと話す奈々美さん。しかし今、義母との関係で深い悩みを抱えています。
前妻と比較されてばかりでうんざり
「実はウチの夫って、再婚なんです。離婚をして1年経たないうちに、私と結婚をしました。それが義母は気に入らないのか…、顔を合わせるたびに文句というか、前妻との比較してきてイライラします」
奈々美さんが暮らす家は、夫が前妻との結婚生活でも暮らしていた家。義母は前妻と親しくしていたため、奈々美さんを批判的な口調で責めてくるそうです。
「『玲子さん(仮名・前妻)は、もっとシックな服装をしていて素敵だった』とか『玲子さんは作り置きが上手で節約しながら豪華な料理を作っていた』とか。とにかく、いやってほど比較されています。
敷地内の掃除も前妻は完璧にこなしていたようで、義母は私の掃除のやり方には不満タラタラ。
最初のうちは前妻を超えられるように頑張っていましたが、最近ではなんだかアホらしくなっちゃって。もう、夫と一緒に別の場所にアパートでも借りたいと思っています」
関連記事
- 「俺を見捨てるのか!」DV男に脅された34歳女性、“報復”は成功したはずが…待っていた恐怖の日々
- 夫婦のLINE、毎日してる? 仲良し、不仲…リアルな3パターンを覗き見!「外」「り」ってもはや暗号じゃん
- 【マモルさんの冷酷と激情】「彼女もふてぶてしい」夫が明かす、義母が妻を嫌う“仕方のない”理由。再婚夫の身勝手な責任論
- 「土下座してでもやり直したい」妻との昇進レースに負けた夫、33歳で無職に。女性部下との“関係”に逃げた顛末
- 結婚生活、思ってたんと違~う! 夫婦の“生活習慣のズレ”あるあるTOP6。気づけば自分ばかり…
- アラカン夫が気持ち悪い。43歳妻が悩む“ある要求”とは「レスは大歓迎だけど…」
ラブ 新着一覧
アラサー・アラフォーになると「今の彼を失ったら結婚できないかも……」と不安を抱えるときもあるでしょう。
でも彼との...
九州の男といえば、豪快で男気があり、人情に熱いイメージがありますよね。男らしい人がタイプの女性にはたまらないでしょう。...
「冷酷と激情のあいだvol.171〜女性編〜」では、交際中のモラハラを理由として、ドロ沼の末に恋人と別れた明美さん(38...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
夫の理想が高ければ高いほど、妻たちの不満は膨らむ様子。「なんなのコイツ!」と怒りがこみあげ、離婚を考えるようになる女性...
コロナが5類に移行してから、くすぶり始めているのが、不倫です。濃厚接触を避けていたコロナ禍では自粛傾向にあった禁断の関...
誰もが「不倫はいけない恋愛」と思っているでしょう。でも「不倫してよかった」「不倫も人生経験の1つ」と考えるツワモノもい...
「大好きな人とずっと一緒に過ごしたいから」「子どもが欲しいから」などなど、結婚したい理由は人それぞれ。あなたが結婚したい...
「好きな女性のタイプは?」という質問に対して、「よく食べる女の子が好き!」と答える男性って結構いますよね。でも、その言葉...
男女平等が常識になってきた現代ですが、まだまだ男女の差は存在します。その差が特に顕著なのが家庭の中。夫婦共働きであるに...
男女が距離を縮めていく中で、話題になりやすい内容といえば“過去の恋愛”。ですが、「どこまで話していいのか……」と、迷っ...
好きなキャラクターやアイドルなどを追いかけて応援する「推し活」。40代独女の中には最近では「推し活」だけで満足してしま...
皆さんは「ヒス構文」を知っていますか?
「ヒス構文」とは、お笑い芸人のラランドさんのネタから生まれた言葉で、ヒス...
彼氏や夫の言動に「そんな人だったの?」と引いた経験はありませんか? 人間性を疑うほどの出来事があると、大好きだった彼へ...
「冷酷と激情のあいだvol.170〜女性編〜」では、交際2年目で同棲をしている恋人が、風俗通いや浮気をすることに悩む理奈...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...