小泉孝太郎は総裁選で進次郎が勝てば“総理大臣の兄”となるが…そこに潜む意外なリスク

更新日:2025-10-01 17:03
投稿日:2025-10-01 17:00

 10月4日に行われる自民党総裁選で、「戦後史上最年少の総理大臣誕生」となる可能性が囁かれている小泉進次郎衆院議員(44)。選挙の行方は未知数だが、選挙戦を前に政界の空気はざわつき始めている。

 その一方で、注目を集めているのが、実兄で俳優の小泉孝太郎(47)だ。  

 父の小泉純一郎元首相の影響で“2世俳優”のレッテルを貼られながらも地道にドラマや映画でキャリアを重ねてきたが、ここ数年間で、孝太郎を巡ってある変化がテレビ業界に起きているという。キー局関係者の話。

「最近の孝太郎さんの売れっ子ぶりは尋常ではありませんよ。情報番組やバラエティーへの進出をさらに加速させているんです。最近、テレビ界の指標はコア視聴率(13~49歳)という個人視聴率なんですが、この層から支持されているタレントのトップ5に名前があがる」

 実際、孝太郎は昨年以降、バラエティーのMCが急増し、「孝太郎&ちさ子 プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見」(テレビ朝日系)や「人生を変えた! 天才番付SHOW」(TBS系)、「小泉孝太郎&佐藤栞里の偏愛人と旅したらスゴかった!」(フジテレビ系)、「小泉孝太郎&かまいたちの芸能人テスト」(フジ系)、「世界でコンニチワ! 海を渡ったNIPPONプライド」(読売テレビ、日本テレビ系)など、計5本のレギュラー番組を抱えている超売れっ子になっている。

「俳優業よりもバラエティーを優先させた戦略が功を奏したようです」(前同)というが、さらに万が一にも弟の進次郎が総理大臣となれば、その相乗効果は計り知れない。

「芸能界での活動に箔がつくことは間違いない。戦後史上最年少の総理の兄としてイメージ戦略に厚みが増します。すでに孝太郎の元には進次郎の当選を想定し、新たに情報番組の司会や、家族をテーマにしたドラマの主演企画の話が舞い込んでいるようですよ」(芸能プロ関係者)

 前出のキー局関係者が付け加える。

「孝太郎さんは、シニア層に嫌われず、若者からも距離を感じさせない稀有なタレント。弟が総理になれば、政治番組や選挙特番で“身内のコメント”を求められることも増えるでしょうし、情報番組のキャスター起用も現実味を帯びてくる。芸能人としてのキャリアが、弟の政治の季節と見事にリンクしているんです」

 もっとも、政治家一家ゆえの光と影もあるようだ。

「もし進次郎が落選した場合、孝太郎もそれなりにイメージダウンを被ることになる。進次郎は、“進次郎構文”などと揶揄される通り、その知識や教養を疑問視する声も根強い。孝太郎も大学は中退していますから、弟の影響で、そのあたりが悪目立ちしてしまうリスクもはあるでしょう」(前出=芸能プロ関係者)

 永田町とテレビ界という2つの舞台で存在感を示しつつある小泉兄弟。政界と芸能界をまたぐ前代未聞の兄弟の行方はーー。

  ◇  ◇  ◇
 
 進次郎、そして妻の滝川クリステルも含めた小泉兄弟の話題は、など、『自民党は小泉進次郎陣営の“ヤラセ投稿依頼”をあっさり不問に…根強く残る「ステマ体質」に国民ドッチラケ』関連記事も必見です!

エンタメ 新着一覧


TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ
大泉洋こそ“真のモテ男”じゃないか?「かくかくしかじか」の圧倒的な存在感に新たな一面を見た
  先日、いろんな意味で話題の映画「かくかくしかじか」を鑑賞してまいりました。「東京タラレバ娘」や「海月姫」などのヒット...
「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ