小泉孝太郎は総裁選で進次郎が勝てば“総理大臣の兄”となるが…そこに潜む意外なリスク
10月4日に行われる自民党総裁選で、「戦後史上最年少の総理大臣誕生」となる可能性が囁かれている小泉進次郎衆院議員(44)。選挙の行方は未知数だが、選挙戦を前に政界の空気はざわつき始めている。
その一方で、注目を集めているのが、実兄で俳優の小泉孝太郎(47)だ。
父の小泉純一郎元首相の影響で“2世俳優”のレッテルを貼られながらも地道にドラマや映画でキャリアを重ねてきたが、ここ数年間で、孝太郎を巡ってある変化がテレビ業界に起きているという。キー局関係者の話。
「最近の孝太郎さんの売れっ子ぶりは尋常ではありませんよ。情報番組やバラエティーへの進出をさらに加速させているんです。最近、テレビ界の指標はコア視聴率(13~49歳)という個人視聴率なんですが、この層から支持されているタレントのトップ5に名前があがる」
実際、孝太郎は昨年以降、バラエティーのMCが急増し、「孝太郎&ちさ子 プラチナファミリー 華麗なる一家をのぞき見」(テレビ朝日系)や「人生を変えた! 天才番付SHOW」(TBS系)、「小泉孝太郎&佐藤栞里の偏愛人と旅したらスゴかった!」(フジテレビ系)、「小泉孝太郎&かまいたちの芸能人テスト」(フジ系)、「世界でコンニチワ! 海を渡ったNIPPONプライド」(読売テレビ、日本テレビ系)など、計5本のレギュラー番組を抱えている超売れっ子になっている。
「俳優業よりもバラエティーを優先させた戦略が功を奏したようです」(前同)というが、さらに万が一にも弟の進次郎が総理大臣となれば、その相乗効果は計り知れない。
「芸能界での活動に箔がつくことは間違いない。戦後史上最年少の総理の兄としてイメージ戦略に厚みが増します。すでに孝太郎の元には進次郎の当選を想定し、新たに情報番組の司会や、家族をテーマにしたドラマの主演企画の話が舞い込んでいるようですよ」(芸能プロ関係者)
前出のキー局関係者が付け加える。
「孝太郎さんは、シニア層に嫌われず、若者からも距離を感じさせない稀有なタレント。弟が総理になれば、政治番組や選挙特番で“身内のコメント”を求められることも増えるでしょうし、情報番組のキャスター起用も現実味を帯びてくる。芸能人としてのキャリアが、弟の政治の季節と見事にリンクしているんです」
もっとも、政治家一家ゆえの光と影もあるようだ。
「もし進次郎が落選した場合、孝太郎もそれなりにイメージダウンを被ることになる。進次郎は、“進次郎構文”などと揶揄される通り、その知識や教養を疑問視する声も根強い。孝太郎も大学は中退していますから、弟の影響で、そのあたりが悪目立ちしてしまうリスクもはあるでしょう」(前出=芸能プロ関係者)
永田町とテレビ界という2つの舞台で存在感を示しつつある小泉兄弟。政界と芸能界をまたぐ前代未聞の兄弟の行方はーー。
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