更新日:2025-10-03 11:45
投稿日:2025-10-03 11:45
交際から半年、彼に変化
「元夫との離婚後で心がボロボロの時期でした。だから、彼に頼られることが生きている意味みたいで。家庭がある人なのに…悪いとは思えなかったんです。むしろ、女として見てくれることが嬉しくて…」
ふたりは毎日のように職場で顔を合わせ、細心の注意を払いながら関係を続けていた。しかし、半年ほど経った頃から空気は一変する。
「売上競争で他の支店に負けると、ホテルの壁に“ドンッ”とパンチするんです。私が『落ち着いて!』と叫ぶと、『うるさい!』って平手打ち。
初めて頬を叩かれた時…夢かと思いました。いや、夢であってほしかった。顔の痛みより『彼ってこんな人だったの?』って…心のほうが痛くて。
新入社員がひとり、ふたりと辞め、会議で成績が上がらない現状を皆の前で上司に罵倒されたことも苛立ちの原因だったと思います。
奥さんが気が強くて、彼に対し『うだつが上がらないクズ』だの『とんだハズレくじを引いた』などと、家でもモラハラされている――そんな噂も耳にしました。だから苦しいんだろうなって、そう思って耐えていたんです」
「別れるなら殺す」と言われ
七海さんの気持ちとは裏腹に、DVは日を追うごとに激しくなる。
「『会社でも家でも居場所がない!七海と不倫した罰だ!』って、殴りながら叫ぶんです。意味がわからないですよね。
『別れましょう』と言うと『お前も俺を見捨てるのか!』とすがりつく。『じゃあどうすればいいの?』って聞くと『それが分かれば殴ってない!』って卑屈に笑う…もう支離滅裂」
ついに彼は「別れるなら殺す」とまで言い放った。恐怖に震えた七海さんは、あえて危険な「報復」を選んだ。
ラブ 新着一覧
「冷酷と激情のあいだvol.171〜女性編〜」では、交際中のモラハラを理由として、ドロ沼の末に恋人と別れた明美さん(38...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
夫の理想が高ければ高いほど、妻たちの不満は膨らむ様子。「なんなのコイツ!」と怒りがこみあげ、離婚を考えるようになる女性...
コロナが5類に移行してから、くすぶり始めているのが、不倫です。濃厚接触を避けていたコロナ禍では自粛傾向にあった禁断の関...
誰もが「不倫はいけない恋愛」と思っているでしょう。でも「不倫してよかった」「不倫も人生経験の1つ」と考えるツワモノもい...
「大好きな人とずっと一緒に過ごしたいから」「子どもが欲しいから」などなど、結婚したい理由は人それぞれ。あなたが結婚したい...
「好きな女性のタイプは?」という質問に対して、「よく食べる女の子が好き!」と答える男性って結構いますよね。でも、その言葉...
男女平等が常識になってきた現代ですが、まだまだ男女の差は存在します。その差が特に顕著なのが家庭の中。夫婦共働きであるに...
男女が距離を縮めていく中で、話題になりやすい内容といえば“過去の恋愛”。ですが、「どこまで話していいのか……」と、迷っ...
好きなキャラクターやアイドルなどを追いかけて応援する「推し活」。40代独女の中には最近では「推し活」だけで満足してしま...
皆さんは「ヒス構文」を知っていますか?
「ヒス構文」とは、お笑い芸人のラランドさんのネタから生まれた言葉で、ヒス...
彼氏や夫の言動に「そんな人だったの?」と引いた経験はありませんか? 人間性を疑うほどの出来事があると、大好きだった彼へ...
「冷酷と激情のあいだvol.170〜女性編〜」では、交際2年目で同棲をしている恋人が、風俗通いや浮気をすることに悩む理奈...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
良い恋愛をするには、素敵な男性と出会う必要があります。でも、現実には素敵な男性は彼女がいたり、既婚者だったりとなかなか...
夫婦関係がうまくいかなくなった時、すぐに離婚するのではなく一旦別居する夫婦は多いですよね。でも、いざ別居すると相手の存...