「夜職だって立派な仕事」それ、本気で言ってる? 水商売への “本心”に気付いてしまったスナック嬢の独白

おくげちゃん 漫画家・イラストレーター
更新日:2025-10-03 08:00
投稿日:2025-10-03 08:00
「夜職だって立派な仕事」それ、本気で言ってる? スナック嬢が“本心”に気付いてしまった瞬間

「夜職だって立派な仕事」本気で言ってる?

 最近は本当に“キラキラ夜職”が表に出る時代になりましたね。が、私は本当に危ないと思っています。

「そんなことない! 夜職だって立派な仕事だよ!」という意見も時々見るけど、本心から仰ってます?

 じゃあぶっちゃけ、履歴書に書けるほどの経歴として扱ってもらえるのでしょうか。今日はちょっと胸が痛む、夜職のリアルのお話。

  ◇  ◇  ◇

【神回の4コマ漫画】スナックに「客が来なくなる理由」はどこに? バブル時代とは違う、令和のシビアな現実

喋って歌って飲んでるだけ…じゃない!(怒)

 私はスナックという文化そのものが大好きなので、大人のみなさんにはぜひ一軒、行きつけを持ってほしいと思っています。しかし、一緒に働きましょう! と言う気持ちは一切ありません。それは私自身が「水商売に従事することがどういうことか」を、痛いほどよく分かっているからです。

 昔、「君はいいよな、ただ喋って歌って飲んでるだけで給料出るんだから」と言われたことがあります。もちろんお客さんも冗談で言っているのはわかるので、そこで反発するようなことはいたしません。

 まあぶっちゃけ、事実ではありますがモヤモヤはします。

 だから「私も夜やるしかないかな~」などと軽率に口にされると、「見た目ほど甘い商売じゃないんだよ!(怒)」と腹も立つわけで…。

おくげちゃん
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漫画家・イラストレーター
酒呑みまんが家。ふしぎで妖しい話を描いています。就活が嫌すぎて3年間ドイツに逃亡するなど放浪癖あり。京都市出身、東京在住。水商売歴10年。XInstagramでは毎日漫画を更新中。実績などはこちら

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