「DOWNTOWN+」月額1100円に「高い!」と不満広がる…松本人志はネットで活動再開できても地上波復帰は遠い
11月1日からの運用開始が告知されていた「ダウンタウン」の独自プラットフォーム名が「DOWNTOWN+」(ダウンタウンプラス)であることが、10月2日に発表された。料金は税込みで月額1100円。芸能活動休止中の松本人志(62)の復帰の場となることが決まっているため注目度は高いが、スキャンダルからの“復帰祝い”に水を差しかねない反応がX(旧ツイッター)に上がっている。
目立つのは、《ダウンタウンチャンネル月1100円か!! 高いな》《これダウンタウンに限ったコンテンツのプラットフォームになるなら割と高い…》といった、料金設定への不満の声。週刊誌芸能記者がこう言う。
「Amazon Primeには月額600円を課金すればPrime Videoでさまざまなジャンルの映像作品が見られます。それを考えると、ダウンタウンやゲストのお笑いというワンカテゴリーで1100円という料金設定は、かなり強気に感じますね。ただ、収益に関しては問題なく上がるのではないでしょうか。というのも、特に松本さんのお笑いに関しては昔からコアなファンが多い。熱狂的な“信者”は金額の多寡にかかわらず、いとわずに課金すると思われます」
実際、Xには《ちなみに俺的には安すぎ。それくらい価値があると思っている》なんて投稿もあるほど。今年3~5月に休養していた相方の浜田雅功(62)はさておき、もう2年近くも休んでいる松本としては、「配信サービスで勢いをつけ、ゆくゆくは地上波への復帰の足がかりとしたいところ」(芸能プロ関係者)だろう。ただ、「コトはそう簡単には運ばないのではないか」とスポーツ紙芸能デスクはこう語る。
「1000円の大台を超えた料金設定からして、まさに『見たい人だけが見るメディア』ですね。コアなファンから狭く深く収益を上げるサービスになるでしょう。松本さんといえば、2023年12月に週刊文春が報じた性加害疑惑の記事に対して訴訟を起こし、その後、取り下げたことで、逆に妙な臆測が広がった。イメージの回復に至ったとは言い難いのが実情です。薄利多売でもいいから、配信サービスでよほど広く、大勢の加入者からの支持を得ない限り、『誰もが目にするメディア』である地上波テレビへの足掛かりとはならないのでは」
松本本人がどこまで地上波復帰を望んでいるかは知らないが、「DOWNTOWN+」が安々と足掛かりになる、というわけでもなさそうだ。
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