更新日:2025-10-18 11:45
投稿日:2025-10-18 11:45
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男女の“冷酷” と“激情”のあいだを垣間見るエピソードをお届けします。
35歳、第二子妊活中の「姉さん女房」の悩み
恵さん(仮名)は、5歳年下の夫・ナオトさん(仮名)と結婚4年目を迎えたばかりの35歳。子どもはひとりで、現在は2人目の妊活中です。
恵さんは結婚当初から、いわゆる「姉さん女房」として夫を甘やかしてしまったと、今になって深く後悔をしています。
「夫が、いつまでも幼稚なんですよね。もう30歳になるのに、20代前半? と呆れるような価値観で…。でも、日々の生活でのちょっとしたイライラはまだいいんです。
私が一番問題だと思っているのは、お金に関係する話。言葉は悪いですけど、“タカリ”をしているようにしか感じられないんです…」
重い口調で話し始めた恵さん。聞けば、夫の実家や義実家への“ある振る舞い”が恵さんの不快感につながっていると言います。
老親のお金で“タダ酒”を目論む夫
「実家や義実家との食事では、自分がご馳走する意識はゼロ。20代前半くらいならまだわかるんですけど、もう夫は30歳です。
いい歳をして親のお金でご馳走になって平然としているのが、私は妻として恥ずかしいんですよ。
それに夫は、お酒が飲みたくなると“タダ酒”狙いなのか、自分の母親を急に呼び出して『みんなで食事に行こう!』って誘うんです。
夫の母親は夫が小学生のときに離婚して、シングルマザーで夫を育ててきた人。フルタイムで仕事をしているので生活苦ではなさそうですが、私たち家族の分まで毎回払っていたら大変なのは明白です。
しかもお義母さんは、お酒を飲まない人だし…。息子とはいえ、よその家庭のお酒代をいつも払わされているのは気の毒です。
夫は、突発的に義母を誘うので義母としても予算を立てにくいだろうなというのも気になっています」
関連記事
- アラカン夫が気持ち悪い。43歳妻が悩む“ある要求”とは「レスは大歓迎だけど…」
- 【ナオトさんの冷酷と激情】「妊活代なんて出したくない」30代夫が“親に請求すべき”と主張するトンデモ理屈
- 「断るならバラすよ」マッチした男の“正体”に愕然。ときめきが地獄に変わった残酷な瞬間
- 【漫画】「あなたは不妊症です」婚約者も仕事も失って…私は女として“失格”なの?『できても、できなくても』#1
- 【漫画】「家には帰りたくない」クズ男との別れ…“魔王”と呼ばれるイケメンは何者?『できても、できなくても』#2
- 【漫画】「避妊しなくていいよ」女の悲しい言葉。一夜限りの男が返した“意外な一言”に救われた夜『できても、できなくても』#3
ラブ 新着一覧
姉がいる男性って、どこか女性に慣れていて自然体な雰囲気がありますよね。話しやすくて優しいのに、時々ドライで現実的な面も...
仲良くもない男友達から、毎日届く俺通信…。あまりにうざいと、「あの日LINEを交換するんじゃなかった」と悔やんでも悔や...
「冷酷と激情のあいだvol.260〜女性編〜」では、ミーハーな暮らしを好む夫との離婚を決意したミニマムライフを好む真琴さ...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
「優しそうで誠実な人がいいな」――そんな言葉を繰り返していた友人のマキが、「まさに理想通りの人に出会った」と目を輝かせて...
筋トレ男子が人気です。今までは「マッチョはちょっと怖い」と言っていた女性も、「やっぱり逞しい人がいい」と気持ちが切り替...
友達の恋愛は応援したいですよね。でも「その彼氏はやめておいたほうがいい!」と思うときもあるはずです。今回はそんな体験談...
多くの女性が理想の男性像に“優しい人”を挙げるものの、“優しいのにモテない男性”が存在します。この矛盾はいったいなぜ生...
恋愛は、人の数ほどストーリーがあります。胸が熱くなる純愛エピソードもあれば、時には信じられない最低最悪彼氏に出会うこと...
あなたは、男女の友情はあると思いますか? もちろん「ある」と答える女性もいるでしょう。でも、友達だと思っているのはあな...
「冷酷と激情のあいだvol.259〜女性編〜」では、コロナ禍に定めた「夫の実家にはもう帰省しないでいい」というルールを、...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
世の中、不倫の話題で持ちきりだ。2024年に実施された調査によると、既婚男性の約2人に1人、既婚女性の約3人に1人が婚...
「もっと痩せた方が可愛いよ」「笑うときに口元を押さえると品が出るよ」
そんな“アドバイス”を、あなたはどこまで許...
夫に対して「家事を積極的にやってほしい」「考え方を変えて欲しい」と思っている女性は必見! 今回は、夫を進化させる方法を...