七五三の“裏側”は苦労だらけ!親たちの泣き笑いエピソード。せっかくの着付けが一瞬で台無しに…

コクハク編集部
更新日:2025-10-22 08:00
投稿日:2025-10-22 08:00
 子どもの健やかな成長を祝う「七五三」。日本ではとてもメジャーな行事ですが、実は準備から当日まで、各家庭には様々な苦労があるんです。

親の苦労

 七五三の主役は子ども…とは言いつつ、三歳に五歳に七歳ともなれば、実際に動くのはご両親。まずは親の苦労エピソードから紹介します。

1. 準備段階から大揉め

「どの柄の着物にするか、写真スタジオに祖父母は呼ぶのか、食事会はどこにするか。もう予約の段階から家族内でたくさん揉めてしまいました。

 娘に機嫌良く着てもらいたいから、できれば本人が好きな色や柄の着物を選びたいけど、資金援助をしてくれる義父母の要望もあって…すり合わせにすごく苦労しました。

 食事会も、子どもが好きそうなメニューと、高齢の祖父母陣が食べやすいものは違ったので、一通りの予約だけでかなり疲れた記憶があります」(38歳・事務)

【読まれています】私は“お義母さん”と結婚したんじゃない! 姑はまるで上司…「実家マウント」に妻がとった対抗策

2. 分刻みのスケジュールに疲弊

「当日のスケジュールがバタバタで、もう目まぐるしかったです。自分の結婚式より忙しかったかもしれません。

 9時に着付け、10時に写真館、11時に神社、12時半から食事会。途中で子どもが寝そうになったときは本当に慌てました。うちは一人っ子でしたが、何人もの七五三を同時にやっているお父さんお母さんって本当にすごいですよね…」(29歳・接客)

3. とにかくお金がかかる

「着物のレンタル代とヘアメイク代で5万円越えでした。写真館や神社の初穂代、会食代を合わせると余裕で10万円オーバー。たった1日で。お祝い金はいただきましたが…。
」(44歳・公務員)

4. 子どもは楽しくない!

「お金や手間をかけても、結局子ども本人はあまり楽しくなさそうなのが辛かったです。着物は窮屈、お化粧はむずむずする、ご祈祷は退屈…そりゃそうですよね。

 折角着付けてもらっても、あまりに泣くので一時間も立たずにぐちゃぐちゃにしてしまったこともありました。

 娘二人、息子一人ですが、成長した本人たちに当時のことを尋ねても『なんかつまんなかった』ぐらいしか返ってきません(笑)」(60歳・教師)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

ライフスタイル 新着一覧


台湾最高!くまのプーさん気分も味わえる「40女激オシ台湾産ビール」3種
 仕事の後のビールは、全てを忘れさせてくれる大切な存在。そんな1日の終わりに飲む1杯にはこだわりたいですよね。  そこ...
2024-03-07 18:25 ライフスタイル
うんざりするけども!目上の人の苦労話は“秒”で遮断するのはもったいない
「今の人は恵まれてる、昔はさ~」から始まる目上の人の苦労話、みなさんもうんざりするほど聞いてますよね。  その苦労話で...
戦うべき相手は過去の自分 時には昇ってきた階段を振り返る
 時には昇ってきた階段を振り返る。ずいぶんと上がった、と誇りに思うこともあるし、まだこんなところか…と凹むことも。 ...
コミュ力ゼロ、ママ友関係が苦痛でしかない…テッパン切り口&対処法
 子育てをはじめるともれなくついてくるのが、たくさんの人間関係。保育園や学校、ママ友との交流の機会が多いので、コミュ力の...
親を嫌いになってもええやん? 40女が手放せた“無理と我慢”
 早いものでもう2月。新年をきっかけに、今年こそは! と決意を新たにした方も多いのではないでしょうか。  筆者もそのう...
愛しいおんにゃの子に猛アピール♡“たまたま”君の恋の行方は
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
飛び立つのは怖いけど…いくつになっても思い切りって大事
 北海道で暮らす、まん丸で真っ白な小さな鳥「シマエナガちゃん」。動物写真家の小原玲さんが撮影した可愛くて凛々しいシマエナ...
世界的にフラワーバレンタインが来てる!愛の告白より感謝を伝える日に
 立春(2月4日)を迎え、暦の上では春。ですが、この記事を書いている最中にもテレビ画面には「本日関東地方は雪」ニュースが...
悔やまれる添い乳よ…子育てが落ち着いた40代ママが語る育児後悔エピ
 子育て期間中は、何が正解なのかわからないまま日々育児と向き合わなくてはなりません。しかも、子供によって成長の速さも性格...
入籍お知らせで赤っ恥!させていただきますはダメ、巷でよく聞く変な敬語
 日本語って本当に難しいですよね! 中でも、日本人ですら間違えてしまうのが、敬語です。    案外、正解を知っている...
朝寝坊にイチャイチャバレ…夫の実家に帰省した時の“珍”失敗談4つ
 結婚すると、長期休みや年末年始に夫の実家に帰省する人が多いですよね。そして、夫の実家への帰省中に、夫の家族から引かれる...
“万年毛玉ジャージ”のママ友ん家がレベチ!良くも悪くもドン引きしたエピ
 人は見かけでは判断できません。特に、相手の本当の部分が垣間見えるのが「家の中」です。  いつも綺麗な人なのに家がすご...
鉄橋の間をゴーゴーと風が通ってゆく…ここは夢と現実の境目
 鉄橋の間をゴーゴーと風が通ってゆく。眼を閉じて、橋と共に吹き飛ばされる自分を想像してビクッとする。  と思ったら...
発達障害児の長男 児童精神科で勧められた「プレイセラピー」を受けたら
 ステップファミリー6年目になる占い師ライターtumugiです。私は10代でデキ婚→子ども2人連れて離婚→シングルマザー...
ちょいワルと見せかけて…実はおしゃべりな“たまたま”にキュン
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
ソロウエディングってなに? 痛いとは限らない意外なメリットと注意点
 最近流行っている「ソロウェディング」をご存知ですか? ソロウェディングは、一人で結婚式を挙げたり、ドレスを着たウェディ...