「嵐」が2019年以来の大トリか…放送開始100年「NHK紅白歌合戦」めぐる“ライバルグループ”の名前
放送開始から100年。節目の年を締めくくる今年の「紅白歌合戦」を巡ってNHKが揺れている。“悩みのタネ”は最大の見せ場とも言うべき“大トリ”が決まらないことだという。
「ここだけの話ですが、今年度はなんとしても『嵐』に大トリを務めて欲しいのが本音なのですが…」(NHK関係者)
来春に開催される全国ツアーをもって全ての活動を終了する嵐は、すでにファンクラブ向けの動画では“再集結”を発表しており、ファンの期待は最高潮に達している。
しかし、NHKが何度も出演を打診しているのだが、いまだに明確な回答を得られていない状態だというのだ。
そもそも嵐をめぐってはメンバーの二宮和也が「みんなのベスト紅白 放送100年スペシャル」や「MUSIC GIFT 2025」に出演したため、“紅白内定”との情報がネットなどに飛び交ったのだが……現実はそう単純な話ではないという。
「メンバーの関心は紅白よりも、来春に予定されている“さよならコンサート”です。ところが、演出は松本潤が務めるが詳細が見えてこない。スタッフも十分に揃っておらず、準備が遅れていると聞いています」(キー局関係者)
さらに事態を複雑にしているのが、NHKとSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)との微妙な関係だ。
「ジャニー喜多川前社長の性加害問題以降、関係は冷え切ってしまった。報道局は芸能界の事情など一切、忖度しない。実際に旧ジャニーズ系の紅白出場は2年連続でゼロでした。今年は、3年ぶりに、STARTO ENTERTAINMENT所属のアーティストが出演すると報じれていますが、信頼回復にはまだまだ時間がかかると見られています」(前同)
そうした中、NHKのもう一つの“切り札”として、メンバー全員の兵役が終了した韓国の音楽グループ「BTS」の名前なども飛び交っている。一方では、フジテレビの一連の問題で、第三者委員会の調査報告書で「不適切な会合」における“下ネタ発言”が指摘された福山雅治(56)は、5年連続のトリを務めているが、さすがに今年は厳しいのではないかという見方が大勢だ。
果たして、今年の紅白のフィナーレを飾るのは誰なのか。
◇ ◇ ◇
紅白歌合戦は、その存在意義も毎年議論となる。【関連記事】旧ジャニーズ「紅白」復活の複雑事情…視聴率対策だけじゃない、NHKが抱える「不要論」という課題…なども必読だ。
エンタメ 新着一覧
















