草彅剛は年収3億円で木村拓哉を超えたことも…光GENJIの“10倍”も稼いでいたワケ

更新日:2025-10-28 17:03
投稿日:2025-10-28 17:00

 今期は連続ドラマ「終幕のロンド―もう二度と、会えないあなたに―」(カンテレ制作・フジテレビ系)で主演している元SMAPの草彅剛(51)。そんな草彅が10月16日放送の「あの金どこいった?~逆転人生にかける有名人~」(フジテレビ系)で司会を務めた。番組冒頭では、ジャニーズ事務所の先輩である元光GENJIの大沢樹生(56)が出演し、グループ時代の年収は約3000万円だったと明かした。

 では、光GENJIの衝撃的な登場から4年後、SMAPの一員としてデビューした草彅はどのくらい稼いでいたのだろうか。

「当時の『高額納税者公示制度』を参考にすると、SMAPのメンバーは1996年前後から名前が出てきます。草彅さんは96年に3069万円で初めて記載され、03年には1億927万円を納税しています。当時の税率で計算すると、03年には約3億円の収入があったと考えられます」(ベテラン芸能記者)

 瞬間的な人気爆発度では芸能史上ナンバーワンと評価される光GENJIとSMAPメンバーで、なぜ収入に10倍もの差が開いたのか。

■“お笑いビッグ3”をも上回る稼ぎっぷり

「光GENJIが活躍し、SMAPが結成された昭和から平成初頭のジャニーズ事務所は月給制。それに歌唱印税などがプラスされました。CD売り上げなどはグループの人数分の頭割りになるため、個人の実入りは光GENJIもSMAPも少なかったと思います」(芸能プロダクション関係者)

 テレビから音楽番組が減少した頃にデビューしたSMAPはソロ活動にも精を出した。稲垣吾郎が「二十歳の約束」(フジテレビ系)、木村拓哉が「あすなろ白書」(同)などドラマで知名度を上げていき、個々の活躍がグループの躍進につながった。

「草彅さんは96年、まだ連ドラ主演はありませんでしたが、『結婚しようよ』『おいしい関係』に出演していました。また、フジ系『笑っていいとも!』、テレビ朝日系『OH!エルくらぶ』とバラエティーのレギュラーも務めていたので、高額納税者入りしたんでしょうね。当時のテレビのギャラは高かったですし」(前出のベテラン芸能記者)

 サッカーW杯日韓大会のあった02年12月、草彅は「チョンマルブック」を発売。これが40万部のベストセラーになったため、03年には1億円を超える納税額になったと思われる。

「この年、木村拓哉さんは9186万円でした。中居正広さんは期限までに申告しなかったため、高額納税者に載らなかった。そのため、SMAPメンバーで草彅さんが1位になりました。03年、芸能人で1億円以上納税したのは15人しかいません。タモリさんは7679万円、ビートたけしさんは7200万円、明石家さんまさんは6934万円でしたから、“お笑いビッグ3”にも勝っていました」(前出のベテラン芸能記者)

 草彅は「あの金どこいった?」番組内で、お金の使い方について「ビンテージのジーパンをバンバン買っちゃう」と発言。その額は1000万円を超える場合もあるようだ。

「SMAPの解散後は仕事が少ない時期もありましたが、今はテレビのゴールデンタイムにも出るようになりましたし、今年はNetflixの配信映画『新幹線大爆破』にも主演している。今も相変わらず稼いでいるでしょう」(前出の芸能プロ関係者)

 草彅の貯金通帳は何ケタまで記入されているのか。

  ◇  ◇  ◇

 高額納税者が公示されなくなって久しいが、いわゆる芸能活動だけで億万長者になるタレントも少なくなってきたようだ。関連記事もあわせてご覧ください。

エンタメ 新着一覧


坂口健太郎に逆セクハラ騒動。永野芽郁にmiwaとも…BLACKPINK リサだけじゃない“女性に押される”男の特徴
 BLACKPINKのリサ(28)が国境を越えて、大炎上中だ。今年2月にリリースしたソロデビューアルバム『Alter E...
田中麗奈、45歳。心も体も変化するなか、ずっと変わらない“芝居”への気持ち
 多くの人の心をつかんだ「なっちゃん」のCMの初代キャラクターに始まり、映画『がんばっていきまっしょい』『はつ恋』、近年...
望月ふみ 2025-08-24 11:45 エンタメ
『あんぱん』のぶ、山に登って「ボケー!」は“征服欲”の成せる業か? アンパンマンの原型がついに爆誕
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の別居生活が続く中、登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の由来を聞いたのぶは、ひとり山へ向...
桧山珠美 2025-08-28 15:04 エンタメ
ラウール、22歳の色気が破壊級!「愛の、がっこう」は“代表作”になると断言してもいい
 夏ドラマも中盤にさしかかりました。そのなかでも回を重ねるごとに盛り上がっているのが、木曜劇場「愛の、がっこう」(フジテ...
【芸能クイズ】松本人志が福山雅治と「HEY!HEY!HEY!」で作った“オリジナル料理”の名前は?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
「あんぱん」羽多子らの“あの言葉”にあんぐり…のぶも感動してる場合か。落語家の年齢も気になる
 嵩(北村匠海)は「まんが教室」という番組に出演してほしいという健太郎(高橋文哉)の頼みをしぶしぶ承諾する。そして第1回...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
「あんぱん」のぶ、議員のコネ入社なのに“クビ”の謎。急成長したアキラ君と老けないオトナ達に酔いそう…
 嵩(北村匠海)が書いた詞にたくや(大森元貴)がメロディーをつけて生まれた「手のひらを太陽に」は、「みんなのうた」でも紹...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
スキャンダル続出の花田優一、美女にモテまくるのは何故? 不誠実男に学ぶ「悪名は無名に勝る」メリット
 元横綱・貴乃花光司と元フジテレビアナ・花田景子を両親に持つ“親の十四光り”の花田優一。  現在、元テレビ東京アナ...
堺屋大地 2025-08-17 11:45 エンタメ
「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)、“何か”が始まっちゃう? 嵩は作詞能力をいつ見抜かれたのか
 舞台公演は成功裏に幕を閉じる。数日後、なぜかぼんやりした様子の嵩(北村匠海)。そこに、また一緒に楽しい仕事をしようとた...
桧山珠美 2025-09-04 12:26 エンタメ
カズレーザー、山里亮太…芸人はなぜモテる? 業界人が分析する「メロい」現象が起こりやすい納得の理由
 カズレーザーさんと女優の二階堂ふみさんが結婚した。週刊誌にも撮られなかったどころか、噂すらなかったので世間はびっくり&...
帽子田 2025-08-15 11:45 エンタメ
島崎遥香31歳、40代を迎えても「幸せの更新」方法は変わらない。カテゴライズせず“ぱるる”として生きていく
 昨年、初めての著書『ぱるるのおひとりさま論』(大和書房)を出版するなど、このところ「ひとりが好き」「結婚願望はナシ」と...
望月ふみ 2025-08-14 11:45 エンタメ
ドラマ『しあわせな結婚』の奇妙な違和感。松たか子らの“ちぐはぐさ”は計算どおりなのか?
『光る君へ』『ふたりっ子』『大恋愛』などで知られるベテラン脚本家・大石静さんの完全オリジナル作品として、夏ドラマの中でも...
「あんぱん」六原永輔=永六輔の“言葉”に違和感が…。いせたくや(大森元貴)らの記憶力も凄すぎる
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は互いに隠していたことを打ち明け、新たに前を向く。それから7年の歳月が流れ――、未だ漫...
桧山珠美 2025-08-13 18:06 エンタメ
【芸能クイズ】ヒントは有名コンビ!「佐藤嘉彦・粋子」が本名な芸人は誰でしょう?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
空前のオカルトブーム! 大人も楽しめる「夏のホラーアニメ」3選。平成の“トラウマ級”作品が令和にリメイク
 近年、小説や映画を中心に巻き起こっているホラーブーム。Web記事から単行本化された小説を原作とし大ヒット映画となった「...
ヒカキンは本当に“聖人”だったのか? 炎上騒動で見えたトップYouTuberの人間くささ
 日本を代表するYouTuber・HIKAKIN(以下、ヒカキン)が、パクリ動画を公開したことで炎上しました。  ...
堺屋大地 2025-08-14 10:37 エンタメ