更新日:2025-11-11 11:45
投稿日:2025-11-11 11:45
結婚してから気づく“性のミスマッチ”
とはいえ、結婚してから相手の性欲が極端に低いと気づく人が多いのも現実です。
恋愛中に話題にしづらく、そのまま結婚してしまうと、「こんなはずじゃなかった」と悩むことも。
性の価値観がズレている夫婦にとって、セックスレスは“行為の有無”だけの問題ではありません。
拒否されている側は「自分が拒絶されている」感じて苦しみ、一方で愛情と性欲を切り離して考える側は、「なぜそんな風に思うのか?」と理解できず、夫婦関係が冷えていくのです。
ちなみに、私たち夫婦のように、結婚生活の中でセックスへの欲求が自然となくなっていくケースも多いのです。
だから、”婚前の話し合いをすればセックスレスを避けられる”という単純な話でもないのが現実です。
「性」を避けることは、相手を遠ざけること
しかし、恋愛においていつまでも「性」を避け続けるのは無理があるはず。
「そういう人間もいる」と主張するだけでは、関係はこじれるだけです。
自分がどこまで相手を受け入れられるのか──そこを考えない限り、どんな関係もいずれ破綻してしまいます。
もちろん、お互いに性欲がない人同士がパートナーになるのは全く問題ありません。
今は「友情結婚」を専門に扱う結婚相談所もあるようです。
パートナーにセックスを求めないのであれば、そうした場で出会いを求めるべきでしょう。
一般の恋愛市場に参加しながら、「パートナーに性欲を向けられたくない」と主張するのは、やはりただのわがままでは? と私は思ってしまうのです。
恋愛も結婚も、“きれいごと”だけでは続かないのですから。
◇ ◇ ◇
今回でコラムの連載が一区切りとなります。これまで読んでくださってありがとうございました!
関連記事
- ひとりって、寂しいですか? アラフィフ独女が思う“一人旅”の幸福論。「誰にも気を遣わない時間」はなんて楽しいんだ!
- 「絶対内緒にして」結婚目前、彼への信頼がたった一言で崩壊…。私たちの“出会い”はそんなに恥ずかしい?
- 男性に聞きたい。自分よりずっと「若い女」と本気で付き合いたいんですか? 中年女の“やっかみ”と言われても
- 【漫画】「あなたは不妊症です」婚約者も仕事も失って…私は女として“失格”なの?『できても、できなくても』#1
- 「土下座してでもやり直したい」妻との昇進レースに負けた夫、33歳で無職に。女性部下との“関係”に逃げた顛末
- 永野芽郁を「異常に叩く」人へ。不倫は絶対ダメ、でも…矛盾を生きている現代の既婚者たち
ラブ 新着一覧
専業主婦は家にいるからといって、決して暇なわけではありません。家事には終わりがありませんから、休みなく働いている人もい...
節約してくれない夫に、「何でこんなに使ってるの!? もっと節約してよ!」とモヤモヤ……。浪費癖のある夫に悩む女性も少な...
夫や彼氏とセックスレスになり、悩んでいる女性もいるでしょう。彼への気持ちが冷めているわけでないなら「なんとかしたい」「...
出会いを求め、マッチングアプリを利用している人もいるでしょう。最近では、アプリを通した出会いは当たり前。しかし、中には...
仕事や恋愛に対して、ある日突然プツンと心の糸が切れてしまう「燃え尽き症候群」をご存知ですか? 今回は恋愛で燃え尽きてし...
不倫に溺れると、確率は低いと分かっていても「いつかは私が彼の妻に……」とどこかで期待してしまいますよね。でも、明るい未...
結婚するまでは優しかった夫がモラハラ夫へと変貌したら、あなたはどこまで耐えられるでしょうか? モラハラ夫は一緒にいると...
男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
「冷酷と激情のあいだvol.157〜女性編〜」では、夫・ジュンジさん(41歳・仮名)の金遣いに悩む啓子さん(39歳・仮名...
せっかくデートまで漕ぎ付けたのに、「こんな人だったなんて……」と気持ちが冷めてしまうことがあります。「こんなことで冷め...
独身生活をしていると、寂しさが身に沁みる夜だってあります。孤独な心を癒すために「犬を飼いたい!」「でも、犬を飼うと結婚...
夫婦の悩みの中でも、1人で抱え込んでしまいやすいのが「セックスレス」についてです。
特に女性の場合は妊娠適齢期があ...
たくさんの女性を引きつけて虜にしてしまうあざとい男、周りに1人や2人はいますよね。女性の心を掴んで離さないあざとい男性...
男性の中には、いつでも自分に注目してほしい「かまってちゃん」な人がいますよね。特にかまってちゃん言動が顕著になるのは、...
気になる人ができた場合、恋愛上級者でない限り、何も考えずに行動すると失敗することが多いですよね。
せっかく好き...
近年では、「男は稼ぎに出るから、女は家を守れ!」なんていうタイプの男性は少なくなりましたよね。実際に、男性側が育休を取...
















