坂口健太郎に“待った”をかけた永野芽郁の破壊力 主演映画低調で「三角関係報道」の後遺症が鮮明に

更新日:2025-11-09 17:03
投稿日:2025-11-09 17:00

 渡辺謙(66)との初共演や、主題歌をサザンオールスターズが担当することで映画「国宝」の対抗馬になると目されていた坂口健太郎(34)の主演映画「盤上の向日葵」。10月31日に満を持して公開されたが、予想に反して苦戦している。

 原作は「佐方貞人」「孤狼の血」「サクラ」シリーズで人気の柚月裕子氏のミステリー小説。キャストも佐々木蔵之介(57)や柄本明(77)、小日向文世(71)といった芸達者が脇を固め、「国宝」で映画館に足を運んだ観客をそのまま取り込むのでは……と、映画関係者の期待を集めていた。

 ところが、今月3日に「ポップバースミックス」社が発表した、10月最終週末3日間のランキングによると、興行収入は約1億2000万円、観客動員数は約9万2900人で第9位に沈んでしまった。筆者の独自試算によると最終興収は5億円前後になる。

「映画界における坂口健太郎の立ち位置は“大ゴケしない”役者です。2022年に公開された『余命10年』では約30億円、18年の『今夜、ロマンス劇場で』では約10億2000万円、21年の『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』は約8億4000万円の興収を稼ぎ出し、業界内では貴重な“ステイブル(安定した)アクター”といった存在でした。ところが『盤上の~』はこの勢いのまま推移すると、彼のキャリアワーストを記録することになりそうなんです」(映画関係者)

■ちょこまか動き回って露出が消えない

 端正な顔立ちで、優しさが透けて見えるような笑顔と洗練されたルックスを魅力とした坂口の苦戦ぶりについて、今、芸能関係者の間で囁かれているのは、今年9月に「週刊文春」にスクープされた永野芽郁(26)との三角関係報道の後遺症だ。

“好青年”や“清潔感”で売ってきた坂口にとって、4年越しの同棲生活を送るパートナーがいながら、8歳下の永野との交際も続けてきたという恋愛スキャンダルのダメージは計り知れない。

「一部では、このスキャンダル後もメディアに登場し続けている坂口に“ダメージは最小限で済んだ”と解釈するマスコミもありますが、現場スタッフは“拒否反応がボディーブローのように効き始めている”と漏らしています。『盤上の~』も、観客と見込んでいた若年女性層が、三角関係報道で一斉に背を向けたとするならば、坂口は大きな岐路に立たされていると言っても過言ではないでしょう……」(芸能関係者)

 別の芸能関係者は「三角関係報道の相手が、よりによって永野芽郁ですからね……」とこうつぶやく。

「純真無垢な清純派と見せかけて、実は裏では年上役者を手玉に取る小悪魔だったとされる永野に、世間の女性たちが拒否反応を示すのも無理はありません。しかも、しばらく目立たないようにしていればいいものを、海外で目撃されたり、ライブ会場で仕事仲間とはいえツーショットを撮られたり、さらに最近は来年のカレンダー発売決定のニュースが明らかになりました。こうして永野の行動が明らかになるたびに“めい”“けん兄”と呼び合って三角関係を楽しんでいた坂口の顔がチラつく人も多そうです」

 清潔感や爽快感が吹き飛んだ坂口は、これからどうやってイメージ回復を図っていくのだろうか。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

エンタメ 新着一覧


欅坂46から10年。平手友梨奈らの脱退・卒業、解散危機に改名…櫻坂46はいかに“最高地点”へ辿り着いたのか
 櫻坂46が8月24日、全国ツアー「5th TOUR 2025 “Addiction”」の千秋楽を終えた。愛知、福岡、広...
こじらぶ 2025-08-31 12:22 エンタメ
「あんぱん」羽多子の“夢”はヤムおんちゃんの影響ですか? 予告にチラリと映る姿にも歓喜!
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は引っ越しをして羽多子(江口のりこ)と同居生活を始める。そんな中、電話に出た羽多子が、...
桧山珠美 2025-09-13 11:33 エンタメ
「あんぱん」脚本家が“1番書きたかったこと”に目からウロコ! すべては聡明なお子様のおかげ…
 ある日、嵩(北村匠海)にファンレターをくれた小学生の佳保が、祖父の砂男(浅野和之)と柳井家にやってくる。笑顔で迎えるの...
桧山珠美 2025-08-28 15:25 エンタメ
「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)カップル、オトナの視線の絡み合い…朝から見ていいんですか?
 八木(妻夫木聡)のひらめきで嵩(北村匠海)の詩とイラストが入った陶器のグッズは追加注文が来るほど売れていた。それでもも...
桧山珠美 2025-08-28 15:03 エンタメ
坂口健太郎に逆セクハラ騒動。永野芽郁にmiwaとも…BLACKPINK リサだけじゃない“女性に押される”男の特徴
 BLACKPINKのリサ(28)が国境を越えて、大炎上中だ。今年2月にリリースしたソロデビューアルバム『Alter E...
田中麗奈、45歳。心も体も変化するなか、ずっと変わらない“芝居”への気持ち
 多くの人の心をつかんだ「なっちゃん」のCMの初代キャラクターに始まり、映画『がんばっていきまっしょい』『はつ恋』、近年...
望月ふみ 2025-08-24 11:45 エンタメ
『あんぱん』のぶ、山に登って「ボケー!」は“征服欲”の成せる業か? アンパンマンの原型がついに爆誕
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)の別居生活が続く中、登美子(松嶋菜々子)から嵩の名前の由来を聞いたのぶは、ひとり山へ向...
桧山珠美 2025-08-28 15:04 エンタメ
ラウール、22歳の色気が破壊級!「愛の、がっこう」は“代表作”になると断言してもいい
 夏ドラマも中盤にさしかかりました。そのなかでも回を重ねるごとに盛り上がっているのが、木曜劇場「愛の、がっこう」(フジテ...
【芸能クイズ】松本人志が福山雅治と「HEY!HEY!HEY!」で作った“オリジナル料理”の名前は?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
「あんぱん」羽多子らの“あの言葉”にあんぐり…のぶも感動してる場合か。落語家の年齢も気になる
 嵩(北村匠海)は「まんが教室」という番組に出演してほしいという健太郎(高橋文哉)の頼みをしぶしぶ承諾する。そして第1回...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
「あんぱん」のぶ、議員のコネ入社なのに“クビ”の謎。急成長したアキラ君と老けないオトナ達に酔いそう…
 嵩(北村匠海)が書いた詞にたくや(大森元貴)がメロディーをつけて生まれた「手のひらを太陽に」は、「みんなのうた」でも紹...
桧山珠美 2025-08-28 15:06 エンタメ
スキャンダル続出の花田優一、美女にモテまくるのは何故? 不誠実男に学ぶ「悪名は無名に勝る」メリット
 元横綱・貴乃花光司と元フジテレビアナ・花田景子を両親に持つ“親の十四光り”の花田優一。  現在、元テレビ東京アナ...
堺屋大地 2025-08-17 11:45 エンタメ
「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)、“何か”が始まっちゃう? 嵩は作詞能力をいつ見抜かれたのか
 舞台公演は成功裏に幕を閉じる。数日後、なぜかぼんやりした様子の嵩(北村匠海)。そこに、また一緒に楽しい仕事をしようとた...
桧山珠美 2025-09-04 12:26 エンタメ
カズレーザー、山里亮太…芸人はなぜモテる? 業界人が分析する「メロい」現象が起こりやすい納得の理由
 カズレーザーさんと女優の二階堂ふみさんが結婚した。週刊誌にも撮られなかったどころか、噂すらなかったので世間はびっくり&...
帽子田 2025-08-15 11:45 エンタメ
島崎遥香31歳、40代を迎えても「幸せの更新」方法は変わらない。カテゴライズせず“ぱるる”として生きていく
 昨年、初めての著書『ぱるるのおひとりさま論』(大和書房)を出版するなど、このところ「ひとりが好き」「結婚願望はナシ」と...
望月ふみ 2025-08-14 11:45 エンタメ
ドラマ『しあわせな結婚』の奇妙な違和感。松たか子らの“ちぐはぐさ”は計算どおりなのか?
『光る君へ』『ふたりっ子』『大恋愛』などで知られるベテラン脚本家・大石静さんの完全オリジナル作品として、夏ドラマの中でも...