「俺は子作りの道具?」男性が反発する理由。年末に焦る女に伝えたい、本当の結婚への近道

内藤みか 作家
更新日:2025-11-14 11:45
投稿日:2025-11-14 11:45
 2025年の年頭に「今年こそ結婚する!」と誓った女性は、かなりいると思います。その言葉を胸に婚活に励んだ人もいたでしょう。

 しかし年末が近くなるにつれ、ゴールインできない女性たちに悲壮感が漂い始めています。

なぜ今年中なのか?

「今年中に結婚する」と誓いを立てるのは、自分の婚活に気合を入れるためなのだそうです。アラフォーのS美さんは、友達が次々結婚したので、私も今年こそと考え、周囲に「今年中に結婚する宣言」をして真剣に取り組んだそうです。

 S美さんには交際3年目の同い年の彼氏もいたので、結婚は時間の問題だと考えていました。お互いの両親にもご挨拶したことがあるし、そろそろ夫婦になるタイミングのはずでした。

 そして1月の時点では、まだ1年近くあるし余裕だと思っていたわけです。

子どもを理由に結婚したい

 なぜ「今年中」と期限をつけるかというと、それにはS美さんなりの理由があります。それは「子どもも欲しいので、妊娠の可能性が高い年齢のうちに結婚したい」というものです。彼も子ども好きなので、子どもの話をすれば籍を入れたがるのではとも予想していました。

 しかし彼の反応は驚くことに「妊娠したら籍を入れればいいんじゃない?」でした。結婚を全然急いでいないし、今するメリットもあまり感じないとまで言うのです。

「どうしても今年中に結婚したい」と主張するS美さんと全く噛み合わない会話が繰り広げられました。

「結婚しないのなら別れる!」

 そうこうしているうちに9月になり、焦ったS子さんは思いきって彼氏に「今年中に結婚してくれないのなら別れる」と切り出しました。「3年も付き合ったのに結婚しないのは無責任」とS子さんは感じていたのです。

 彼氏は驚き、年内にはなんとかすると言ってくれました。しかしもう今年が終わろうとしているのに、彼は一向に結婚の準備を始めようとしません。

 こんなに待たされるくらいなら、やはり本当に別れたほうがいいのだろうかとSさんは悩んでいます。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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