中村橋之助&能條愛未「電撃婚約」で…京都芸妓との“二股疑惑”はどうなった?

更新日:2025-11-16 17:03
投稿日:2025-11-16 17:00

“歌舞伎界のプリンス”4代目中村橋之助(29)と、「乃木坂46」元メンバーで女優の能條愛未(31)が10日、ホテルニューオータニで婚約発表会見を開いた。

 2人の交際は2021年1月のミュージカル「ポーの一族」で、夫婦役で共演したことがきっかけで始まり、終演直後には女性セブンに“手つなぎデート”を報道された。

 5年目を迎える2人の交際は、着実にゴールインに向かって育まれてきたわけだが、梨園関係者に聞くと、“2歳上の能條の略奪婚”なる刺激的な言葉も漏れてきた。

「手つなぎデートを撮られた時期、まだ橋之助には5年以上も交際を続けてきた京都の芸妓という存在がありました。彼女は『成駒屋』に嫁ぐことを前提に、19年夏、芸妓を引退、結婚準備のため上京しています。ただ橋之助の母である三田寛子(59)が、理由は分かりかねますが、結婚には首を縦に振らなかったといわれています。三田自身、橋之助の父である3代目橋之助(現.8代目中村芝翫=60)と結婚する際、周囲から強い反対を受けていましたから、それが学びの一つになったのかもしれません。三田と芸妓の膠着状態が続いている最中、橋之助の心のすき間に入り込んだ能條との熱愛報道は、ご贔屓筋も巻き込んでの騒ぎになったのは改めて説明するまでもないでしょう」(梨園関係者)

■能條の“堅実キャラ”が三田寛子の心を掴むまで

 能條との熱愛報道が出た当時、橋之助は週刊ポストの“二股疑惑”の直撃に「それはないです」と答えているが、“手つなぎデート”の写真がまるでドラマのワンシーンのように鮮明なことから、芸能記者たちの間では“何者かによるリーク説”まで広まっていた。

 そして、いつの間にか京都の芸妓の存在は消えてしまったのだが、橋之助周辺がさらに驚いているのが、高いハードルと思われた母・三田の了承を、能條が取り付けたことだろう。

 人気歌舞伎役者と女性タレントといえば、20年ほど前の市川海老蔵(現.13代目市川団十郎白猿=47)と米倉涼子(50)がすぐに思い浮かぶが、この時は海老蔵の母・希実子さんが、米倉の見た目と立ち居振る舞いなどを理由に承知しなかったといわれている。

 その後、海老蔵は佐藤江梨子(43)と交際を始めるわけだが、佐藤は希実子さんに、会うことすらかなわなかったといわれている。

「これはあくまでも推測ですが、三田と能條は芸能界における境遇が極めて近いというのもOKが出た理由として考えられます。能條は『乃木坂46』1期生で、センターを務めたのは4枚目のシングル『制服のマネキン』のカップリングA曲の『やさしさなら間に合ってる』のみ。しかも高山一実とのダブルセンターでした。アイドルとして活動してきたものの、派手なチャラチャラしたキャラクターではなかったことが、三田の共感を呼んだのかもしれません。能條はグループ卒業後も、幼少期からの夢だった女優としての活動を地道に続けてきただけに、三田としては“地に足がついた、しっかりした女優”と捉えたのでは。芸能界から梨園に嫁入りした三田は、分からないことだらけの日常の中で、富司純子(79)に随分励まされ、助けられたことを今でもとても恩義に感じているといいます。35年前の自身に、今度は私が……と、能條と重ね合わせて見ているのかもしれませんね」(前出の梨園関係者)

「乃木坂46」の取材を続けている番記者は、「能條としては21年からの怒涛のサクセスストーリーで、ようやく正真正銘のセンターポジションを手に入れた気分ではないでしょうか……」とも言う。

 能條が“梨園の妻”“梨園のおかみ”を務め上げるには、これから正式な結婚という手続きを踏むことが必要なのは言うまでもない。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

エンタメ 新着一覧


スキャンダル続出の花田優一、美女にモテまくるのは何故? 不誠実男に学ぶ「悪名は無名に勝る」メリット
 元横綱・貴乃花光司と元フジテレビアナ・花田景子を両親に持つ“親の十四光り”の花田優一。  現在、元テレビ東京アナ...
堺屋大地 2025-08-17 11:45 エンタメ
「あんぱん」八木(妻夫木聡)と蘭子(河合優実)、“何か”が始まっちゃう? 嵩は作詞能力をいつ見抜かれたのか
 舞台公演は成功裏に幕を閉じる。数日後、なぜかぼんやりした様子の嵩(北村匠海)。そこに、また一緒に楽しい仕事をしようとた...
桧山珠美 2025-09-04 12:26 エンタメ
カズレーザー、山里亮太…芸人はなぜモテる? 業界人が分析する「メロい」現象が起こりやすい納得の理由
 カズレーザーさんと女優の二階堂ふみさんが結婚した。週刊誌にも撮られなかったどころか、噂すらなかったので世間はびっくり&...
帽子田 2025-08-15 11:45 エンタメ
島崎遥香31歳、40代を迎えても「幸せの更新」方法は変わらない。カテゴライズせず“ぱるる”として生きていく
 昨年、初めての著書『ぱるるのおひとりさま論』(大和書房)を出版するなど、このところ「ひとりが好き」「結婚願望はナシ」と...
望月ふみ 2025-08-14 11:45 エンタメ
ドラマ『しあわせな結婚』の奇妙な違和感。松たか子らの“ちぐはぐさ”は計算どおりなのか?
『光る君へ』『ふたりっ子』『大恋愛』などで知られるベテラン脚本家・大石静さんの完全オリジナル作品として、夏ドラマの中でも...
「あんぱん」六原永輔=永六輔の“言葉”に違和感が…。いせたくや(大森元貴)らの記憶力も凄すぎる
 のぶ(今田美桜)と嵩(北村匠海)は互いに隠していたことを打ち明け、新たに前を向く。それから7年の歳月が流れ――、未だ漫...
桧山珠美 2025-08-13 18:06 エンタメ
【芸能クイズ】ヒントは有名コンビ!「佐藤嘉彦・粋子」が本名な芸人は誰でしょう?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
空前のオカルトブーム! 大人も楽しめる「夏のホラーアニメ」3選。平成の“トラウマ級”作品が令和にリメイク
 近年、小説や映画を中心に巻き起こっているホラーブーム。Web記事から単行本化された小説を原作とし大ヒット映画となった「...
ヒカキンは本当に“聖人”だったのか? 炎上騒動で見えたトップYouTuberの人間くささ
 日本を代表するYouTuber・HIKAKIN(以下、ヒカキン)が、パクリ動画を公開したことで炎上しました。  ...
堺屋大地 2025-08-14 10:37 エンタメ
「あんぱん」のぶの不器用設定はどこへ? ボツ原稿を持ち歩く嵩…まだまだあるクエスチョン
 独立した嵩(北村匠海)は独創漫画派という集団に所属し、そこで割り振られた仕事をこなしていた。だが、決して順調とは言えな...
桧山珠美 2025-08-11 17:03 エンタメ
キンプリ岩橋玄樹、A.B.C-Z戸塚祥太ら夏の深夜ドラマ、極上イケメン4選。“フェミ男”の二世息子も俳優デビュー
 常夏の国、ジャパン 日本列島沸騰中です! 連日、熱中症警戒アラートが発令し、無駄な外出はしないようにと呼びかけます。コ...
1位の道枝駿佑を抜いた!2025年上半期「国宝級イケメン」を検索数でランキング。最も調べられた日の出来事は
 7月15日、「ViVi国宝級イケメンランキング 2025年上半期」(以下、「ViViランキング」)が発表されました。N...
こじらぶ 2025-08-10 11:45 エンタメ
「あんぱん」手嶌治虫(眞栄田郷敦)と運命の出会い…だけど。“靴紐”シーンは何かの伏線なの?
 嵩(北村匠海)はカフェで打ち合わせをしていた手嶌治虫(眞栄田郷敦)に声をかけられる。いたたまれない気持ちで会社に戻った...
桧山珠美 2025-08-09 10:38 エンタメ
山田裕貴、“気持ち”を考え続けて撮影に挑んだ。W主演の堤真一に「恥ずかしくて聞けないこと」とは?
 太平洋戦争末期の沖縄で、アメリカ軍に追い詰められて木の上に身を潜めた日本兵が、終戦を知らないまま2年間にわたって潜伏生...
望月ふみ 2025-08-08 11:45 エンタメ
「あんぱん」健太郎(高橋文哉)闇市→ディレクターへ謎すぎる大出世。スピンオフに期待していい?
 嵩(北村匠海)の漫画が入選し、大喜びののぶ(今田美桜)。嵩はのぶの笑顔がうれしくてたまらない。そんな中、蘭子(河合優実...
桧山珠美 2025-08-05 16:53 エンタメ
お受験界隈が「神回」と絶賛。藤本美貴、澤部ら芸能人はなぜ私立を目指す?『しくじり先生』で語られた“二世”息子の壮絶エピソード
 実業家の岸谷蘭丸(24)さんが7月25日深夜に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(ABEMA・テレビ朝日...