「嵐」活動終了後はどうなる? 男性アイドル“40代の鬼門”も…期待されるそれぞれの道

こじらぶ ライター
更新日:2025-12-10 11:45
投稿日:2025-12-10 11:45

活動終了が近づく「嵐」の今後

 嵐がラスト5大ドームツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026 We are ARASHI」を、2026年3月から5月末にかけ開催すると発表した。これをもってグループは活動終了すると見られ、嵐の最終稼働日がいよいよ近づいてきた。

 メンバーの現在の年齢は相葉雅紀、松本潤、二宮和也が42歳、櫻井翔が43歳、最年長の大野智が45歳。活動休止に入ったのは2020年と約5年前で、大野がちょうど40歳になった頃だ。

【関連記事】「嵐」紆余曲折の26年を振り返る。意外なメンバー抜擢、売上苦戦…それでも幸せな時間を共有できるわけ

 男性アイドルは、最初に国民的グループと呼ばれたSMAPの影響で、女性アイドルより活動期間がずっと長い傾向にある。それでもやはり、SMAPも、TOKIOやV6も、40代を過ぎると家庭を持ったり、他に注力したいものが出来て、メンバーそれぞれの方向性が違ってきていた。

 結果、解散や音楽活動の休止という選択が取られている。メンバー全員が若々しく見える嵐も例外ではなかったようだ。

 嵐の活動終了後、メンバーはそれぞれどんな活動をしていくのだろうか。

バラエティの「顔」を期待できる相葉

 大野は芸能界に残るかどうかも不透明だ。それ以外の4人は、俳優業に加えて自身の強みをこれまで以上に発揮していくと思われる。

 相葉は、抜群に高い好感度を活かしたバラエティ番組での露出がメインになりそうだ。「相葉マナブ」(テレビ朝日系)など人気長寿番組でその顔となっている。

 2021年には「VS魂」(フジテレビ系)の主題歌を風間俊介(42)、Sexy Zone(現timelesz)の佐藤勝利(29)、元King & Prince(現Number_i)の岸優太(30)ら6人で担当し、音楽特番でも歌って踊るパフォーマンスを見せているだけに、今後もそんな展開が期待できる稀有なメンバーだ。

 俳優業のイメージはそこまで強くないが、今年放送の大森南朋(53)、松下奈緒(40)とトリプル主演を務めた「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(テレビ朝日系)が中高年層に好評だった。テレ朝系の刑事モノとして長期シリーズ化もありそうだ。

こじらぶ
記事一覧
ライター
STARTO ENTERTAINMENT、秋元康系女性アイドル、ローカル、地下アイドル等数々の現場を経験。Xでもご意見を募集しております。

エンタメ 新着一覧


宮沢氷魚の文面にデキ婚とは言わせない圧…イケメン続々“獲られる”幕開け
「まさかやー」と思わず声をあげてしまいました。そうです。宮沢氷魚(29)と黒島結菜(26)の事実婚発表です。 「か...
元モー娘。加護亜依様の“セクシー女優匂わせ”が冗談に聞こえないワケ
 モーニング娘。黄金期の人気メンバーだったものの、現在はお騒がせタレント化してしまっている加護亜依。昨年も週刊誌やネット...
堺屋大地 2024-01-20 11:16 エンタメ
シン・スズ子誕生!タナケンに「面白いね」と言わしめたヒロインの魅力
 喜劇「舞台よ! 踊れ!」の幕が上がる。タナケン(生瀬勝久)に稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子(趣里)は...
桧山珠美 2024-01-19 14:45 エンタメ
タナケン(生瀬勝久)の決め言葉、「どうだろうね」に込められた真意
 スズ子(趣里)は、不安を抱えたまま喜劇王・タナケン(生瀬勝久)との舞台稽古を続けていた。  なんとかしようと、ス...
桧山珠美 2024-01-22 15:16 エンタメ
ブギウギ新章、タナケン役生瀬勝久の“顔芸”と「3枚の張り紙」が見もの
 小夜(富田望生)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月、愛助(水上恒司)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。 ...
桧山珠美 2024-01-17 15:49 エンタメ
5年ぶり「おっさんずラブ」にコレジャナイ感?それでもいいと思うところ
 あの「おっさんずラブ」が5年ぶりに帰ってきました。2018年4月期にスタートした同作は、ピュア過ぎるおっさんたちの恋愛...
小夜(富田望生)の食い意地は国境を越えた!愛か、餌付けされただけか
 復学した愛助(水上恒司)は、スズ子の公演に触発され、いっそう勉学に励んでいた。  そして、公演が再開して以来、ス...
桧山珠美 2024-01-12 16:05 エンタメ
任侠ドラマ出演の高岡蒼佑様…小栗旬&芸能界批判に“かわいいチワワ”か!
 アウトローな役柄などで人気を博していた元俳優の高岡蒼佑。役者引退宣言をしていたものの、今年2月にリリースされる任侠ドラ...
堺屋大地 2024-01-11 06:00 エンタメ
朝ドラ名物の闇市、小夜の食い意地はタダモノじゃねえ!
 戦争が終わって3カ月、世の中の混乱は続き、スズ子(趣里)たちは未だ公演ができずにいた。  愛助(水上恒司)の病状...
桧山珠美 2024-01-09 14:50 エンタメ
歯に衣着せぬ小夜のキャラを生かしたブギウギ流「玉音放送」シーン
 終戦の日。スズ子(趣里)たちは巡業先の富山で玉音放送を聞く。りつ子(菊地凛子)は慰問先の鹿児島で敗戦を知る。  ...
桧山珠美 2024-01-08 15:50 エンタメ
原作は4コマ漫画! 名作“ぎぼむす”のイケメントリオを味わい尽くそう
 新年あけましておめでとうございます。  例年であれば、大晦日は「ジャニーズカウントダウンライブ」で年越しするので...
特攻隊の前で「別れのブルース」、過去の“淡谷のり子物語”と異なる描き方
 1945年、日本の戦況はますます悪くなっていた。富山に慰問に来ているスズ子(趣里)は、女中の静枝(曽我廼家いろは)の話...
桧山珠美 2024-01-05 14:00 エンタメ
制作費の都合?「夜来香ラプソディ」音楽会シーンなしは残念すぎる
 上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽...
桧山珠美 2024-01-04 17:50 エンタメ
【2023年人気記事】マッチ様は逃げ上手と無責任のプロだった
【「残念プロフェッショナル」の流儀】  2023年も「コクハク」をご覧いただき、誠にありがとうございました。反響の大き...
堺屋大地 2024-01-02 11:44 エンタメ
辻希美&杉浦太陽はニベアのCM…仲良しラブラブ芸能人夫婦はお金を生む
 元モーニング娘。のなかで1番の勝ち組は、やっぱり辻ちゃん(辻希美)でしょう。  先日も元モー娘。の中澤裕子、保田...