TBS山本恵里伽アナの“炎上常連化”に同情の一方で…局アナに向けられる政治的発言の圧倒的批判
TBSの山本恵里伽アナウンサー(32)の度重なる政治発言が波紋を広げている。11月29日放送の「報道特集」では、高市早苗首相の台湾有事が「存立危機事態になり得る」とした発言を巡って中国側が反発し、日中関係の緊張が続いている問題を取り上げた。メインキャスターの山本アナは同26日に首相官邸前で行われた日中の平和と対話を求める集会を取材し、「世界平和や反戦という当たり前の言葉をはっきりと言いづらい空気があることにショックを受けた」と私見を述べた。
これにSNSでは《山本恵里伽アナしか圧力に屈しないアナは居ないのか》といった一部応援の声があがる一方、《中国のアナウンサーかと思うよね》《山本恵里伽アナは局から言わされてるのか?》などの批判が多く炎上中だ。
山本アナを巡っては7月12日に放送された「報道特集」で「争点に急浮上“外国人政策”に不安の声」と題した特集をした際も参政党について言及し、同党がTBSに抗議している。番組では、山本アナが街頭インタビューを交えながら、「これまでは注目されていなかった強硬な主張が急に支持を集める」「排外的な、差別的な言葉がSNSで拡散していく」「自分の一票がひょっとしたら、そういった身近な人たちを脅かすものになるかもしれない」などと発言し、参院選前であったことから偏向報道ではないかと物議を醸した。
■局アナが私見を述べることへの是非が話題に
このように最近は、山本アナが発言をすると炎上することが多いが……。
「視聴者からは報道キャスターとして真摯に向き合っていると応援する声もあがりますが、大半は、社員であるアナウンサーが私見を述べることへの批判。テレビ局の社員は、専門家や取材に基づいた台本などを読むことが基本と教育を受けているはず。アナウンサーも同じでしょう。フリーランスのキャスターなら、炎上覚悟のご意見番キャラとして生きる道もありますが……SNS上の誹謗中傷が問題になる時代に局アナに“私見”と受け取られる発言をさせるテレビ局のリスク管理も疑われます。今後、報道番組以外のバラエティー番組やラジオなどの硬軟バランスよく出演させる意向なら、政治色がつくこと自体、アナウンサー個人のイメージに影響が及びますからね」(テレビ局関係者)
山本アナは今年6月15日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)で、ゲスト出演していたタレントの田原俊彦(64)から、セクハラ発言やお触りなどの“被害”に遭ったと公表されるも、放送中は毅然と対応していたことが話題になった。トラブル対応もピカイチで次期エースと目される山本アナ。これ以上、心無い声が飛び交わなければいいが。
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