映画「爆弾」大ヒットで再注目! 染谷将太が引っ張りダコなのは…作品の“格”を上げる圧倒的存在感
映画「爆弾」が文字通り“大ヒット上映中”だ。10月31日の公開から11月30日までの興行収入は約22億円、観客動員は154万人を突破している。レビューサイトFilmarksでの評価は5点満点で4.2(12月3日現在)と上々。《携わった人全員に拍手を送りたい!》《俳優陣の演技ドえらい上手すぎて引き込まれまくった》などと絶賛の嵐が吹いている。
警視庁捜査1課の刑事・類家を演じた主演の山田裕貴(35)はもちろん、取調室で類家を翻弄する謎の中年男・スズキタゴサクを“怪演”した佐藤二朗(56)の評価もうなぎ上りだが、もう1人、共演の染谷将太(33=写真)も業界内で改めて見直されている。
「ヒット作、話題作には必ずと言っていいほど染谷さんが出ていますし、最近では染谷さんが出演することで、その作品の“格”がひとつ上がるほどの存在感がある」と話すのはスポーツ紙芸能デスク。確かにそうだ。「爆弾」しかり、染谷はNHK大河「べらぼう」にも喜多川歌麿役で出演して「力のこもった演技は、ほぼ主役と言っていい」(ドラマ制作会社ディレクター)。
現在放送中のテレビ東京系の連ドラ「シナントロープ」(月曜深夜11時6分)では裏組織のトップ役、11月に配信が始まったNetflixドラマ「イクサガミ」ではアイヌの“狩りの名人”役で出演。ネトフリも常連と、まさに八面六臂の活躍ぶりだ。
「染谷さんは作品に“深み”を与える役者さんなんですよね。9歳で映画に初出演と子役上がりで“天才肌”なんですけど、役のためなら体重の増減もいとわず、研究熱心でタフな努力家。キャリアは長いのに偉ぶるでもなく控えめ、現場を困らせないタイプというのもウケがいい。普段は物静かなのに、役に入ると目つきも変わって鬼気迫るものを感じたり。先輩、後輩問わず同業者からもリスペクトされていますし、引っ張りダコになるのも当然でしょう」(前出のスポーツ紙芸能デスク)
私生活では2015年1月に女優の菊地凛子(44)との結婚を発表。翌16年10月に第1子、19年3月に第2子と、2児のパパでもある。
「菊地さんとはお互いに役者として尊敬し合うパートナーで、夫婦で決めているのでしょう、プライベートに関しては黙して語らずを徹底している。休日は自宅で台本読みに没頭しているそうですし、スキャンダルは一切なく、家庭が第一。あのミステリアスな雰囲気は、まるで昭和の映画スターみたいです。その点も染谷さんの“格”を押し上げていますよね」(大手芸能プロ幹部)
染谷は26年2月公開予定の木村拓哉(53)主演の映画「教場 Requiem」にも出演。こちらもヒットの予感がしてくる。
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染谷の役の振り幅には佐藤二朗も驚嘆だ。関連記事【もっと読む】で詳しく掘り下げている。
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