フジテレビ系音楽特番「#FNS歌謡祭」がトレンド上位を独占! “目玉”は工藤静香で視聴率V字回復なるか

更新日:2025-12-04 17:03
投稿日:2025-12-04 17:00

 3日午後6時30分に第一夜が生放送スタートのフジテレビ系音楽特番「2025 FNS歌謡祭」をめぐり、SNS上でハッシュタグ「♯FNS歌謡祭」がトレンド上位を独占するなど、大きな話題となっている。

「番組は本日の第1夜と10日の第2夜があり、名曲カバーコラボで『乃木坂46』の中西アルノ、『超ときめき♡宣伝部』の小泉遥香、『FRUITS ZIPPER』の月足天音と今をときめく女性アイドルグループのメンバーがキャンディーズの名曲『年下の男の子』を披露することに若者世代が反応し、《まじでやばいです》《楽しみすぎる》《最高すぎるドリームチーム》など興奮の声が殺到し盛り上がっています。ほかにも『Mrs.GREEN APPLE』にAdo、『Creepy Nuts』『timelesz』『BE:FIRST』など豪華16組が並び、『RIP SLYME』と『Number_i』など異色コラボもあって、《この番組でしか見られない》とシェアされているんです。『嵐』の相葉雅紀と井上清華アナによる司会も注目されています」

 とは、スポーツ紙放送担当記者。

「広く家族視聴も、という構成で、第1夜のタイムテーブルには工藤静香がスキマスイッチと中島みゆきの『化粧』を歌うのが『昭和100年名曲カバー』企画の要所、ひとつの目玉として組まれています。『THE ALFEE』も出演しますし、近藤真彦が宮野真守と『ギンギラギンにさりげなく』を、『Da-iCE』大野雄大と『ハイティーン・ブギ』を披露することになっていますし、中高年世代も十分楽しめるという触れ込みです」(同)

■ピンク・レディーの「ウォンテッド」、中山美穂「ただ泣きたくなるの」に迫れるか

 FNS歌謡祭は1974年のスタート当初から高視聴率を叩き出し、関係者によると小川宏と吉永小百合が司会を務めた同年の「第1回本選」から34%を記録。長年番組を見てきた某放送作家が言う。

「番組の歴代最高平均視聴率は1977年の第6回の36%で、瞬間最高は46.6%を記録しています。ピンク・レディーがFNS歌謡祭グランプリを『ウォンテッド』で受賞した回で、今も覚えているという中高年世代は少なくないのではないでしょうか」

 そんな“お化け番組”も近年の視聴率は低下傾向にあり、2024年の視聴率は全体で7.7%、最低視聴率は5.2%に。

「2000年代前半は20%超えが続き、2010年代も、2週放送が恒例化した2015年の第1夜で中山美穂さんが『ただ泣きたくなるの』を披露したときは瞬間最高視聴率20.2%をマークしたことで知られています。視聴率低迷の要因としては、若年層のテレビ離れが挙げられていますけど、やはり全世代が楽しめるような構成で、誰もが知る歌手が出演となれば、視聴率は取れるということだと思いますよ」と続けた。

 かくして、今回の目玉となったのが工藤静香ということらしい。工藤といえば、昨今は夫の木村拓哉やタレントの娘たちとのSNS発信をスポーツ紙などに頻繁に取り上げられているが、前出のスポーツ紙放送担当記者は「中島みゆきのカバーアルバム『Love Paradox』をひっさげての全国ツアーを今年から来年にかけて展開するなど、歌手としても活躍中ですよ」という。

 そうした出演陣や構成で、どれだけ全世代に届くのか。視聴率も要チェックだ。

  ◇  ◇  ◇

 関連記事では『Cocomiと男子バレー小川智大の結婚に立ちはだかる母・工藤静香の“壁” 「日の丸ブランド」認めるか?』などお目通しください。

エンタメ 新着一覧


菊川怜「今も台風の真っただ中にいる」3人の子育てと仕事の両立という選択。忙しくても“譲れないこと”とは
 1998年にモデル活動からスタートし、現在ではシングルマザーとして、6歳、4歳、3歳のお子さんを育てている菊川怜さん(...
望月ふみ 2025-10-19 11:45 エンタメ
「ばけばけ」“闇落ち”三之丞(板垣李光人)が切ない…トキ(髙石あかり)の言葉は優しいウソなのか
 トキ(髙石あかり)の献身もあり、傳(堤真一)の体調に回復の兆しが。トキは代理社長の三之丞(板垣李光人)に回復の報告をす...
桧山珠美 2025-10-18 11:38 エンタメ
「ばけばけ」トキ(髙石あかり)と“もうひとつの親子”の姿にうるっ…。三之丞(板垣李光人)の行動が意味深?
 トキ(髙石あかり)が傳(堤真一)の看病をはじめて3週間。傳の具合は回復しない。工場では傳が戻るまでに経営状況を回復させ...
桧山珠美 2025-10-16 16:58 エンタメ
「ばけばけ」岡部たかしの“芸達者ぶり”に感心…。そして北川景子の夫・DAIGOの登場に期待したいわけ
 病に倒れた雨清水傳(堤真一)。トキ(髙石あかり)は日頃、お世話を焼いてくれる傳への恩返しのため、看病を買って出る。日中...
桧山珠美 2025-10-15 16:30 エンタメ
Snow Manが“客寄せパンダ”と物議も…無視できない多大なメリット。異様に高い“再生数”で海外の注目を集めるか
 韓国の人気音楽番組「ミュージックバンク」(KBS)が主催する12月の「2025 MUSIC BANK GLOBAL F...
こじらぶ 2025-10-14 11:45 エンタメ
【芸能クイズ】再始動のダウンタウンに期待の声。では「笑ってはいけない」第1回の“ペナルティー”は何だった?
 テレビやネットでふと耳にした、あのひとこと。記憶の片隅に残る発言の背景には、ちょっとした物語があるのかも?  ネ...
“超豊作”の秋ドラマがアツい! 大泉洋×野木亜紀子に期待爆発、三谷幸喜の“クセ強ドラマ”はジワ伸びの予感?
 夏の暑さが落ち着き、心地よい夜風が吹くこの季節。ドラマの秋がやってきました!  2025年の秋ドラマは、まさに「...
「ばけばけ」お見合い相手は“べらぼう”の29歳俳優じゃないか!過去“朝ドラ”女優も登場で今後が楽しみ
 両家の親同士も良好な雰囲気で、トキ(髙石あかり)と銀二郎(寛一郎)のお見合いはうまくいきそうな空気に。このままいけば結...
桧山珠美 2025-10-11 12:30 エンタメ
フワちゃんを許すことが“大人”なのか? 非常識な人にブチギレるのは当たり前ではないのか
 Xで芸人・やす子に対して、《おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす》と揶揄する投稿をしたことをきっかけ...
堺屋大地 2025-10-10 13:06 エンタメ
永野芽郁、「お兄ちゃん」呼びの“癖”を暴露されて可哀想。“妹アピ”に騙される単純な男が多すぎる件
 今年4月、田中圭との不倫疑惑スキャンダルで世間を騒がせた永野芽郁が、3年ほど前の交際相手・坂口健太郎から二股をかけられ...
堺屋大地 2025-10-09 11:45 エンタメ
「ばけばけ」トキ(髙石あかり)の妄想に一瞬、脳がフリーズ。ほんわかテイストに賛否が分かれそう?
 ついに貧乏脱出のチャンス! はじめてのお見合いに挑む、トキ(髙石あかり)。  司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千...
桧山珠美 2025-10-08 14:34 エンタメ
藤井風、92歳の黒柳徹子を“乙女”に変えるフェロモン。ついにシニア世代まで色気がバレたか
 最近、藤井風のことが気になって仕方がありません。9月5日に3rdアルバム『Prema』が発売。それに伴い、9月はメディ...
笑顔がこわい!「ばけばけ」トキ(髙石あかり)の“顔芸”が完璧だった。見どころの一つだと確信した回
 貧乏脱出のため結婚を目指す、トキ(髙石あかり)。しかし、チヨ(倉沢杏菜)とせん(安達木乃)と行った恋占いの結果は一人だ...
桧山珠美 2025-10-06 17:13 エンタメ
平野紫耀らの「脱退発表」から約3年…Number_iとKing&Prince、それぞれの現在地と課題。“二大天然ボケ”不在の影響はあるか?
 2022年11月、King & Prince(以下、キンプリ)から2023年5月をもって平野紫耀(28)、神宮寺勇太(...
こじらぶ 2025-10-05 11:45 エンタメ
「ばけばけ」は“聖地巡礼”したくなる朝ドラの予感。実際にある島根県・八重垣神社の“恋占い”してみたい!
 明治19年。トキ(髙石あかり)は、借金を返すために親戚の雨清水傳(堤真一)が経営する機織り工場で働いていた。しかし、膨...
桧山珠美 2025-10-04 10:42 エンタメ
「あんぱん」アンパンマンは粒あんか、こしあんか…“お遊び”が楽しかった特別編。蘭子の“その後”はモヤモヤだけど
「あんぱん」が終了したと思ったら、早くも翌週の9月29日(月)~10月2日(木)の四夜連続で、スピンオフが放送されました...
桧山珠美 2025-10-04 08:00 エンタメ