目黒蓮が絶句!木村拓哉が「家族」を口にし始めたワケ…メリー氏の呪縛からの解放も
アイドルが、結婚の話題に気を遣う時代はいつまで続くのか。俳優の木村拓哉(53)が11月16日の『有働Times』(テレビ朝日系)、同月24日の『ウルトラタクシー』(TBS系)で自分の家族について口を開いた。木村はSMAP時代の2000年に歌手の工藤静香(55)と結婚。2人の娘を授かったが、今まで家族の話を公の場でする機会はほとんどなかった。芸能記者が話す。
「旧ジャニーズ事務所では、副社長のメリー喜多川氏がアイドルの結婚自体を嫌がっていたし、結婚しても『家族の影をのぞかせてはいけない』という方針を取っていたため、木村も口にできなかった。もし話せば、ファンが離れるとメリー氏は考えていた」
メリー氏がこの世を去り、ジャニーズ事務所が解体された今、木村はようやく自由に話せるようになったようだ。
「メリー氏の考え方は、ファン心理を大事にすると言えば聞こえはいいが、ファンを幼稚な考えのままと捉え、現実を見せないで騙していたとも言える。ファンの気持ちを手玉に取って"幻想"を見させ、お金を貢がせていたという見方もできます」(前出の芸能記者)
『ウルトラタクシー』では、番組冒頭やCM前に何度も「家族」を口にする木村の映像が使われたが、話はすぐ終わってしまった。共演者であるSnowManの目黒蓮(28)が二の句を告げなかったからだ。
■結婚願望を打ち明けて批判された目黒のトラウマ
「放送されている時点で、木村側は家族の話にNGを出していない。だが、目黒が絶句してしまったため、話が全く広がらなかった。スタッフとしては、突っ込んで聞いてほしい場面だったと思いますよ」(テレビ局関係者)
目黒は昨年、『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際、「僕も一人の人間なんで、やっぱり結婚はしたいし、家庭も持ちたい」と結婚願望を打ち明け、「応援してくださる方たちは僕だけで幸せを感じていてほしくない。それは二の次で、僕以外のものだったり、人で、一番に幸せを感じていてほしくて」と素直に話した。放送後、批判するファンもいた。
「そのトラウマが頭をよぎったのでしょうね。目黒の発言は真っ当ですよ。でも、正論や現実を受け入れられないのがアイドルファン。特に"ジャニオタ"にはいまだにいる。"めめが1番"と応援しながら、"結婚の話は聞きたくない"と人の権利を阻害しようとする。『最も大事なのは、"めめ"ではなく自分』というわがままさが滲み出ています。そうじゃない人も、昔より増えていますが」(前出の芸能記者=以下同)
目黒は、ハリウッド制作ドラマ『SHOGUN 将軍』シーズン2のオーディションに合格。来年1月からカナダで撮影に入る。
「この挑戦には、アイドルに結婚してほしくないと考えるファンの影響もあったと思います。新曲の売上やライブ動員を軸にした活動のままだと、お金を払ってくれる彼女たちの考え方に忖度しないといけない。でも、俳優は別の次元で生きていける。木村拓哉のように俳優で地位を築けば、ファンに媚びず、結婚や家族の話も自由にできるようになる」
メリー氏の「アイドルは家族の影を見せてはいけない」という方針は、今も通用するようだ。しかし、幻想に酔い続ける大人の増殖は、世の中に良い影響を与えるのだろうか。目黒は『SHOGUN 将軍』でアイドルファンの呪縛から逃れようとしているのかもしれない。
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「僕も一人の人間なんで、やっぱり結婚はしたいし…」と率直な思いを語った途端に批判を浴びてしまった目黒蓮。「アイドルはつらいよ」を地で行く人気者はこれからどこへ向かうのか? 【関連写真】などもあわせて要チェックだ。
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