宮﨑あおい“プチ炎上”もどこ吹く風!「40代でも可憐」を13年ぶり民放連ドラで見せつけた無敵ぶり

更新日:2025-12-17 17:03
投稿日:2025-12-17 17:00

 12月16日で最終回の大泉洋(52)主演「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)。ヒロイン役の宮﨑あおい(40=写真)の13年ぶり民放連ドラレギュラー出演は大成功と言っていいだろう。文太(大泉)と兆(岡田将生=36)という2人の男性から全力で守られる四季を演じた。

「文太も兆も、四季を守るために多くのものを投げ捨ててでも奔走する。四季にはそうさせてしまう、底知れぬ魅力がある。つまり、四季はファム・ファタル(運命の女)なわけです。その設定を視聴者に納得させるには、誰が四季を演じるのか、キャスティングが相当重要になる。その点、宮﨑さんの四季はあまりにもふさわしい容姿と演技だったと思います」と話すのはドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

 レビューサイトFilmarksでの「ちょっとだけエスパー」の評価は5点満点で3.9(12月16日現在)と、まずまず高評価。《宮崎あおいが可愛すぎる》《宮崎あおいが可愛いし、演技もうまい》なんて書き込みも多い。

「童顔女優の代表格と言える宮﨑さん。ですが、11月30日で40歳となり、年齢不詳の若さだけではなく、しっとりした大人の女性の魅力もプラスされた。と言っても、オン・ザ・眉毛のあの前髪であそこまで可憐に見える40代は、やはり宮﨑さん以外にはいないのでは。顔から想像するよりも声が少し低めなのもいい。『エスパー』でもドスの効いた声でのセリフがあり、そのギャップにやられます」(前出の山下真夏氏)

 ドラマだけではなく、マクドナルドのCMにも出演している宮﨑の夫は、言うまでもないが、元V6の岡田准一(45)で、女性ファッション誌「リンネル」2026年1月号に登場した宮﨑は、岡田家の生活ぶりについても語っている。ところがこの記事の内容を知らせるネットニュースは、なぜかプチ炎上状態に……。

「宮﨑さんは電子レンジ持たない、添加物を取らない、小麦粉をなるべく使わずにお菓子を作る……などなど、いわゆる“丁寧な暮らし”をしています。が、現代の忙しい女性たちの間で電子レンジなしで生活を回すのはかなり厳しい。そのため《宮﨑さんのような著名人がそういうことを言わないで》と感じた人たちが一定数いて、反発の声を書き込んでいるんです」(女性誌編集者)

 ある大手広告代理店関係者はこう話す。

「宮﨑さんは高岡蒼佑さんと婚姻中に岡田さんと不倫関係にあった――そんなスキャンダルがかつて世間を賑わせました。真偽はどうあれ、《不倫をしたのに堂々と家庭を語るな》というアンチもいる。その証拠に、宮﨑さんについて書かれた記事には必ずそういった書き込みがあります。今井美樹さんも、いまだに”略奪愛”うんぬんを蒸し返されがちですが、宮﨑さんもそこから逃れられないのかも……」

 表舞台に復帰して脚光を浴びると、あれこれ言われてしまうのは”芸能人あるある”だが、今の宮﨑はアンチより支持者の方が圧倒的に多そうだ。「ちょっとだけエスパー」を皮切りに、2026年のNHK大河「豊臣兄弟!」には”お市の方”で出演。ドラマ、映画、CM……宮﨑あおいブームがまたやって来る予感しかない。

  ◇  ◇  ◇

 来年の冬ドラマも宮﨑あおいのような“童顔ヒロイン”ブームが続きそうで……■関連記事【もっと読む】なども合わせて読みたい。

エンタメ 新着一覧


【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ
ジュニア退所は「timeleszのせい」…何かと荒れるタイプロ界隈、それでも彼らは“必要だった”といえるわけ
 6月2日、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所。以下、SE社)のジュニア内グループ・Go!Go...
こじらぶ 2025-06-23 18:09 エンタメ
「あんぱん」戦場での緊迫シーンにホッ。嵩(北村匠海)らの“偶然の再会”、まるでドラマみたい…は禁句です
 小倉連隊に動員が下令され、嵩(北村匠海)は中国に行くことに。出発前日、嵩はひとり星を眺める八木(妻夫木聡)にこれまでの...
桧山珠美 2025-06-16 16:27 エンタメ
【話題】岸田文雄氏、“元総理系YouTuber”がトレンド入り「辞めてからのほうが楽しそうだな」「なんか複雑」賛否の声
 Xはじめ、さまざまなSNSで発信活動を行っている第100・101代内閣総理大臣の岸田文雄元首相。6月12日に岸田元首相...