篠原涼子が日テレドラマに5年ぶり主演&主題歌…不倫イメージ完全払拭し、売れっ子女優の「品格」を取り戻せるか

更新日:2025-12-18 17:03
投稿日:2025-12-18 17:00

 篠原涼子(52)が主演し、来年1月スタートの日本テレビ系新日曜ドラマ「パンチドランク・ウーマン―脱獄まであと××日―」。篠原は鈴木雅之(69)とのデュエット曲「Canaria」で主題歌も担当すると12月17日に報じられ、話題になっている。歌手として、同じレーベルだった数十年前、鈴木が「いつか一緒にやろう」と声をかけていて、その約束を叶えるべく篠原にオファーを出したそうで、篠原は「大先輩である鈴木雅之さんとご一緒させていただくことができて、本当にうれしく思っております。主人公こずえの強さと弱さを表現できれば良いなと思いながら大切に歌わせていただきました」とコメントしている。

「話題はいくつもありますが、芸能マスコミが最も注目しているのは、篠原さんが5年ぶりに日テレ主演復帰を果たすことです」と、スポーツ紙放送担当記者はこう言う。

「篠原さんは前夫である市村正親さんとの離婚を2021年の7月に発表した直後に不倫疑惑を報じられ、『離婚原因は不倫だったのではないか』との見方が広がりました。不倫相手として、週刊文春などが伝えた韓国のアイドルグループ『SUPERNOVA(超新星)』のメンバー、グァンスとお揃いのアンクレットをつけ、篠原さんの借りたマンションで密会していたとして、LINEのやり取りも暴露されてしまったのです。ご本人は否定しましたが、このスキャンダルで篠原さんは主婦層を中心にイメージダウンし、CM契約も一部解消の動きが出ていました。今回はそんなマイナスイメージもようやく払拭され、『不倫疑惑を超えて主演復帰』『本格的な再起動』などと報じられていますが、一方で『それは本当なのか』『主婦層などは戻ってくるのか』という業界関係者も少なくなく、どうなのでしょうね」

 昨今、不倫疑惑を報じられた芸能人は売れっ子でも仕事を干され、キャリア継続すら危ぶまれているのは周知のところ。

■ドラマは大コケ、ギャラも半減という不倫疑惑の代償を乗り越えて…

「篠原さんといえば、歌手としては1994年リリースの『恋しさと せつなさと 心強さと』がダブルミリオンを達成し、女優としても2007年の日テレ系主演ドラマ『ハケンの品格』が最高視聴率26.0%を記録する大ヒットを飛ばしています。そんな篠原さんであっても、2023年10月のテレビ東京系主演ドラマ『ハイエナ』は大コケし、テレ東の金曜ドラマ枠でワーストを更新させています。今回は日テレからまた看板枠の主演を託されましたが、ギャラは全盛期に1話推定200万円から50万円程度に大幅ダウンしたとの見方も報じられたりしています。日テレでは今年7月期の日曜ドラマ『DOCTOR PRICE』でも重要な役どころながら、脇役でしたし、本当に完全復活できるかどうかは、今回のドラマの視聴率次第というのが実情でしょう」(前出のスポーツ紙放送担当記者)

 つまりは、ふたを開けてみなければ分からないということだろう。

「私生活でのスキャンダル報道がその後ないのは、彼女がキャリアを取り戻そうという姿勢第一で、恋愛や再婚は二の次にしているのからかもしれないという見方もあります」(業界関係者)

 またドラマを主演でヒットさせ、売れっ子女優としての“品格”を取り戻せるかどうか注目である。

  ◇  ◇  ◇

【関連記事】では『「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる』もあわせて読みたい。

エンタメ 新着一覧


「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ
「あんぱん」清(二宮和也)は出る出る詐欺じゃなくて一安心。岩男とリンはやっぱり“チリンの鈴”だった
 銃撃された岩男(濱尾ノリタカ)は、嵩(北村匠海)にリンはよくやったと言って息絶える。八木(妻夫木聡)は、リンは親のかた...
桧山珠美 2025-06-19 17:28 エンタメ
『バチェラー6』第5話を正直レビュー。自然体の笑顔をやっと見れた。で、なんで突然キスした?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第5話。もう折り返しなんて早...
中村未来 2025-06-19 06:00 エンタメ
令和ロマンくるま、吉本退所でも絶好調の今。もう一度「M-1」優勝を狙ってみてはどうか
 4月末で吉本興業との契約を終了した令和ロマン高比良くるま。一時期活動休止していたが、5月末には復帰。現在、精力的に活動...
帽子田 2025-06-19 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第4話を正直レビュー。石森さんまさかの本命? みんな久次米さんの魅力をもっと伝えて~!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第4話。ホワイトローズを受け...
中村未来 2025-06-18 06:00 エンタメ
奥平大兼、世間とのギャップに戸惑い「僕のプライベートを見たら驚くと思う」悩んだときの考え方は?
 長澤まさみさんと共演した映画『MOTHER マザー』でのデビューに始まり、映画やドラマで常に心に残る芝居を見せている奥...
望月ふみ 2025-06-18 06:00 エンタメ
田中圭ショックか?木梨憲武、玉木宏ら「夫婦円満」をアピールするイケメンたち。向井理も丸くなった
 サントリー「角瓶」のCMが新しくなりましたね。「♪ウィスキーがお好きでしょ」の歌をバックに、バーテンダーの井川遥と客の...
「あんぱん」嵩(北村匠海)と健ちゃん(高橋文哉)コンビが心強い。岩男には“嫌な予感”しかない…
 嵩(北村匠海)は、絵の才能を見込まれ宣撫班勤務を命じられる。宣撫班では紙芝居を見せていた市場でひと騒動があったといい、...
桧山珠美 2025-06-16 16:45 エンタメ
前田敦子の「アイドル否定発言」に物議。卒業後に佐藤健と撮られても、現役時は“偶像”を演じきったプロなのに
 先月、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した元AKB48の前田敦子。番組内で「『アイドルになりた...
堺屋大地 2025-06-16 06:00 エンタメ