波瑠&高杉真宙「お嫁くん婚」も追い風に! “姉さん女房”過去最高25%がさらに増加の兆し

更新日:2025-12-25 17:03
投稿日:2025-12-25 17:00

 クリスマス直前に世間を賑わせた俳優の波瑠(34=写真)と高杉真宙(29)の結婚。2023年の波瑠主演の連ドラ「わたしのお嫁くん」(フジテレビ系)での共演が交際のきっかけのため、世間は早速《お嫁くん婚》なんて呼び方で2人を祝福している。

「お嫁くん」では、波瑠がシゴデキのキャリアウーマンながら家事が苦手な主人公を。家事が得意な後輩社員を高杉が演じた。主人公は後輩社員を“お嫁くん”として共同生活することになり、次第に2人の心の距離も近くなっていく――。

「ドラマの2人は、思いは通じ合うものの結婚は選択しなかった。ですが、実際のお2人は結婚を決意されたというワケですね。余談ですが、2人のお顔立ちってすごく似ていませんか。《顔が似た夫婦はうまくいく》なんて俗説もありますし、すてきなカップルだと思います」と、芸能ライターのエリザベス松本氏がさらにこう続ける。

「秋ドラマでは、波瑠さん主演の『フェイクマミー』、高杉さん出演の『ザ・ロイヤルファミリー』(いずれもTBS系)ともに人気でしたし、結婚発表はこれ以上ないという絶好のタイミング。波瑠さんは自身のインスタに美しいウエディングドレス姿を投稿し、それも話題になりましたが、女性ファンが多い波瑠さんですから、写真を見て《私もこういうのが着たい》と婚活に励む女性が増えそうです」

 波瑠が34歳で、高杉が29歳。いわゆる“姉さん女房”となるわけだが、最近、女性の方が年上の「年の差婚」がリアルに増えているという。2025年9月に発表された最新の「人口動態調査」によると、「2024年に結婚した初婚夫婦で女性が年上(妻年上婚)の割合は25.5%で過去最高」となっている。「妻年上婚」の実態を、結婚相談所「パートナーエージェント」を運営するタメニーの広報、平田恵さんに聞いた。

「パートナーエージェントでも、『妻年上婚』は2018年の11.6%から2024年には18.0%へと6.4ポイントも増加。当会員様を20代に絞って分析したところ、妻年上婚の割合が47.6%となり、夫年上婚の38.1%を上回りました。30~34歳でも約3割が妻年上婚となっています」

 夫婦共働きが多くなり、「年上男性が、年下の女性と結婚し養っていく」なんて固定観念は過去のものになったと言っていい。

「婚活市場で妻年上婚が増加傾向にあるその背景には『依存』から『共創』へという価値観の変化があります。男性側からは、『自分がリードしなければならないという重圧から解放される』『経験豊かなパートナーと対等に歩みたい』といった声が多く聞かれます」と平田さん。さらに「これは、従来の『養う・養われる』といった固定的な性別役割分業を離れ、お互いのキャリアや生活を尊重し合う、『人生の共同経営者』を求める層が増えている表れと言えるでしょう。こうした傾向は、今後も日本における新しい結婚観として定着していくはずです」と話す。

 どちらか一方に頼るのではなく、相互に支え合う対等な関係性。それはまさに「わたしのお嫁くん」で描かれた世界観そのものだ。「お嫁くん婚」の波瑠と高杉の末永い幸せを祈りたい。

  ◇  ◇  ◇

 高杉真宙は波瑠と共演したから売れた? 気になるなら下にある関連記事【もっと読む】などもあわせて読みたい。

エンタメ 新着一覧


TOKIO 国分太一騒動で危うい“料理イケメン”たち「男子ごはん」での気になる発言
 またひとり、旧ジャニーズのタレントが消えてしまいました。今度はTOKIOの国分太一(50)です。今月20日、無期限の活...
東海林(津田健次郎)はエラいのかポンコツなのか? ともあれ“ツダケン”の魅力的な演技に惚れ惚れ
 高知新報が夕刊発行の申請をし、のぶ(今田美桜)は編集長を任された東海林(津田健次郎)と先輩記者の岩清水(倉悠貴)と共に...
桧山珠美 2025-07-01 18:19 エンタメ
【再募集】2025春ドラマどうだった?面白かった&ガッカリを教えて!『あんぱん』『最後から二番目の恋』『対岸の家事』etc
 引き続き、2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。続々と最終回を迎えた4月よりスタートの春ドラマ、あなた...
「あんぱん」竹野内豊らが退場→津田健次郎と倉悠貴が新たに補充。イケメン好きにも優しい朝ドラに感謝したい
 闇市で渡された東海林(津田健次郎)の名刺を頼りに、高知新報にやってきたのぶ(今田美桜)。しかし、東海林は全く記憶にない...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
さや香、バッテリィズ…意外と多い「不仲コンビ」にグッとくる理由。仲良し芸人だけが正解なのか?
 千鳥MC『相席食堂』(ABC/テレビ朝日系)の6月3日放送回にて、「カウンセリング相席」と称した、お笑いコンビ・流れ星...
『あんぱん』嵩(北村匠海)に“たっすいがー”の面影はない。のぶへの言葉が胸を打つ「正しい戦争なんか、あるわけがないんだ」
 空襲の焼け野原でひとり佇むのぶ(今田美桜)の前に、嵩(北村匠海)が現れて再会を果たす。釜次(吉田鋼太郎)から事情を聞い...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
国分太一活動休止で消えた「TOKIO再集結」の光…木村拓哉に見せていた別の顔
 6月20日、複数のコンプライアンス違反があったとして、TOKIOの国分太一(50)が無期限の芸能活動休止を表明した。出...
こじらぶ 2025-06-25 07:50 エンタメ
大泉洋こそ“真のモテ男”じゃないか?「かくかくしかじか」の圧倒的な存在感に新たな一面を見た
  先日、いろんな意味で話題の映画「かくかくしかじか」を鑑賞してまいりました。「東京タラレバ娘」や「海月姫」などのヒット...
「あんぱん」のぶ、“落とし前”の付け方はそれでいいのか。次郎役の中島歩はあまりにも素晴らしかった
 終戦から5か月が経ち、国民学校ではGHQの指導のもと軍国主義教育からの転換が図られる。のぶ(今田美桜)は病気が一向に回...
桧山珠美 2025-07-01 17:39 エンタメ
『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田...
中村未来 2025-07-25 15:23 エンタメ
曽田陵介、FANTASTICS佐藤大樹と“縁”に驚き「青春時代の人が隣にいた!」甘酸っぱい中学生の頃
 2019年に俳優デビューをきっかけにドラマ、映画、舞台とさまざまな作品に出演。そして先ごろ放送を終了した『いつか、ヒー...
望月ふみ 2025-06-23 07:00 エンタメ
【募集】2025春ドラマの感想は? 面白かった&ガッカリを教えて!『対岸の家事』『最後から二番目の恋』etc
 コクハクでは2025年春ドラマを対象としたアンケートを実施します。4月よりスタートした春ドラマ、「面白かった」作品や「...
72歳、ザ・ぼんち里見まさとに“若い女子”が熱狂。イケジジブームが来るか? 老害にならずモテる大人の魅力
 去る5月17日フジテレビ系で放送された結成16年以上の漫才師による大会『THE SECOND~漫才トーナメント~・グラ...
「あんぱん」ここがヘンだよ、戦争パート。のぶが夫に駆け寄らないのはなぜだ?
 次郎(中島歩)からの便りに顔を輝かせるのぶ(今田美桜)だったが、それは海軍病院からだった。のぶが不安な気持ちで病室に入...
桧山珠美 2025-06-21 12:55 エンタメ
『バチェラー6』第7話を正直レビュー!石森さんの“事実発覚”に全視聴者が驚いた…。辻󠄀本さんの高度な会話テクにも注目
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。第7話は、クアラルンプールへ久次米...
中村未来 2025-06-21 06:00 エンタメ
『バチェラー6』第6話を正直レビュー!小田美夢の“あまりにあざとい”テクニック。キス連発は最初から決めてた?
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第6話。前回のラストで、早朝...
中村未来 2025-06-20 06:00 エンタメ