「あまりに生々しかった…」45歳、ハイスぺ男の誤算。彼女のPCに残された“年下男”との記録

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2026-01-16 11:45
投稿日:2026-01-16 11:45

彼女の本音から目をそらしていた

「僕には家族がありますから、デートは彼女の自宅マンションが中心でした。社内では徹底して距離を保ちましたね。

 嬉しかったのは、『輝明さんがいつでも来られるように』と合鍵を渡してくれたこと。僕が早く仕事を終えた日は、スーパーで買い物をして、彼女の部屋で夕食を作って待つこともありました。

 泊まることはありませんが、『輝明さんと一緒の時間が一番幸せ』と甘えてくれる――そのたびに愛おしさが募り、気づけば3年です。今思えば、彼女の『女としていちばん大切な時期』を独占していたんでしょうね」

 そう語り、輝明さんは視線を落とした。

「冴子は、将来の話をすることがありませんでした。僕はそれに甘えていた…彼女の本音から目をそらしていたんです」

新入社員の世話役に

 変化が訪れたのは、昨年4月末。新人が入社し、冴子さんが指導係になってからだった。

 新人の名は、涼一さん(24歳/独身)だ。

「うちの会社には『世話役制度』があって、半年間マンツーマンで指導します。彼女は初めての世話役で、かなり力が入っていました。デート中も、自然と話題は新人のことばかり。

 ――涼一君って、おっとりして要領が悪くて困るわ。

 ――ネクタイのセンスもいまひとつだから、一緒に選んであげたの。

 ――早く輝明さんみたいに、ハイスペになってほしい。

 そんな話が増えていきました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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