65歳童貞が「オヤジ転がし」で社会が回ると思うわけ。“なんでもパワハラ”時代に若者へ伝えたいこと

山口明 プロ童貞・現代アーティスト
更新日:2026-02-12 08:00
投稿日:2026-02-12 08:00

好青年は好かれない?

 当時の出版業界では「大人から好かれるのは爽やかな好青年」というのは大問違いで、怪しくて変わった人間の方が年配の人たちに好かれていた。

「オレも昔は悪かった」なんて言っているオジサンがいっぱいいたし、もしかして「出来の悪い子ほど可愛い」とかもあるのかな。

 こんな変なヤツとも普通に付き合えるという気持ちの余裕を周囲にアピールもあるよね。めずらしい動物を連れているオレすごいだろ? みたいな(笑)。

 作家やクリエイターは基本的にややこしい性格の人が多いから、そんなややこしい人たちと付き合うことが、出版のような業界で立場のある人にとっては、ある種のスティタスだったりしたんだろうね。

 亡くなった安倍元総理がトランプ大統領やプーチン大統領と互角に渡り合えた(もしくはそう見えた)ことで、自身の株を上げたのも同じ理由だと思う。

 そういう意味では、もしオヤジ転がしに何か極意があるとすれば、爽やかな好青年を辞めて、怪しく、いかがわしい人間を目指すことなのかな。ただし、お堅い業界ではたぶん通用しないと思うので気をつけてくださいね!

オヤジと付き合うメリット

 最近は年配者が若い人を食事や飲みに誘ったりすると、すぐにパラハラと言われちゃったりして、上司も遠慮して声をかけなかったりもするけど、これってもったいないよ!!

 オレはお酒を飲まないけど、20代や30代の頃は年上の仕事関係の人と幾度となく食事やお茶をして、憧れの雑誌や書籍にかかわった人たちから、たくさんの話を聞かせてもらった。

 そんな時間はただの楽しい思い出と言うだけでは言い足りない、今の自分にもつながる「人生の宝」だと思っている。

 だいたいさ、人間って自分より上のレベルの人たちと付き合わないと成長しない。だから、今の若い人たちには、もっと積極的に年配の人と付き合ってみてほしいんだ。

 たぶん上の人たちも、自分の子どもや孫のような若い人たちの面倒を見たがっているはずだよ。

 オヤジ転がしは、転がされるオヤジにそれなりの力(権力)があることが大前提。オヤジを転がす側だって、他にない魅力や才能がなければオヤジに相手にもされないわけで…。

 そんな風に、オヤジと若者が交流してお互いに精進することで、社会に大きなエネルギーをもたらすんじゃないかな。そう考えると「オヤジ転がしイイじゃん」とは思えないでしょうか?

 さて、この連載は今回で最後だけど、またどこかで会うことがあったら夜露死苦!!

【アキラのオマコラ(オマケコラム)】

 さまざまなブームが生まれては消えていくけど、経済的に脆弱な子どもや若い人から、大人がカネを吸い上げるような行為を「コドモ転がし」とは言わないんでしょうか。

 アニメやカードゲームに夢中になるのはわかるけど、最近ちょっとビジネスに寄りすぎというか、それなりに分別やお金を持ってる大人だけじゃなくて、まだ自分でお金を稼げない子ども(またはその親)から巻き上げようとするのは、ちょっと罪深い気がするよ。皆さんはどう思います?

山口明
記事一覧
プロ童貞・現代アーティスト
1960年生まれ。プロ童貞しかし、あるときは現代アーティスト。そしてまたあるときはオナニストにして予言者。しかし、その実体は無職のオシャベリ・クソジジイ。毎日、地元MAD CITY(松戸市)の平和を守る為、猫背&早歩きでパトロール。本日も童貞戦線異状なし!!
著書の「ワイルドチェリーライフ山口明 童貞力で一億総クリエーター時代を生きる」が発売中。代理人による公式Xも更新中。

ライフスタイル 新着一覧


自分が負け組だと実感する6つの瞬間 凹む5秒前に唱えて欲しい魔法の言葉
「私って、もしかして負け組…?」ふとしたときに、こう感じたことがある女性は多いのではないでしょうか。今回は、負け組を実感...
春が覆いかぶる道
 春が覆いかぶさってくるような道を、ゆっくりと歩きながら空気を胸いーっぱいに吸い込んでみる。  どう? 少しはラク...
ほっこり癒し漫画/第73回「ヘルプみーこ」(前編)
【連載第73回】  ベストセラー『ねことじいちゃん』の作者が描く話題作が、「コクハク」に登場! 「しっぽのお...
交際1年の彼氏が「俺たち付き合ってた?ヤバ笑笑」って…もう人間不信!
 あなたには、信じていた人に裏切られたり傷つけられたりした経験があるでしょうか? 今回は、女性が人間不信に陥ったLINE...
女偏のムズイ漢字3語「好々爺 不如意 嫋やか」確実に読んで書けるように
 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地...
今だから言える話「犯人は私w」笑えない!思い出をぶっ壊す昔の同級生達
 今回は、思い出が激変した“昔の同級生からのLINE”をご紹介します。あなたの中にある青春時代の記憶と過去に起きた本当の...
年収500万、大卒、婚姻歴なしでもムリ! “普通の男”すらなぜ現れない?
「お待たせしました、萌香さん。お待たせしすぎたかもしれません!」  約束の時間に15分遅れてきたその男性は、肌色が...
東京駅に現れた“普通の男”に絶句。ハイスぺ男にはお預け喰らい…Wの不発
 結婚を望み、婚活に励む萌香。週末はいつも東京駅周辺のホテルラウンジでお見合いに臨んでいる。だが、なかなかピンとくる男性...
29歳女が結婚相談所で悟る“普通”の定義 最後の最後に選ぶべき男は誰?
 結婚を望み、婚活に励む萌香。週末はいつも東京駅周辺のホテルラウンジでお見合いに臨んでいる。だが、なかなかピンとくる男性...
本当に100歳まで生きたいの?自分の“賞味期間”を延ばすキャラ設定の極意
 コミックや書籍など数々の表紙デザインを手がけてきた元・装丁デザイナーの山口明さん(63)。多忙な現役時代を経て、56歳...
40代本当の「自分らしさ」見つけましょ? やめたい習慣と3つの質問
 コロナ禍で働き方や既存の価値観が大きく変わる中、「自分らしさって何だろう?」と改めて考え直した人もいるはず。特に、メイ...
Amazonで対面指定注文⇒在宅でも宅配BOXの怪、なぜ改善されない?
 魅惑のショッピング天国Amazon。揃わないモノはないんじゃないの? と思うほど、ポチッとすれば、早ければ当日、遅くと...
2024-05-10 06:00 ライフスタイル
お金を出すから叱って…♡ スナック常連は良性マゾだらけ!?
 みなさん「良性マゾ」という単語を聞いたことがあるでしょうか。  実は私もXで初めて知ったのですが、いわゆる「Sか...
【フェロモンジャッジ調香師選】ホンマでっかより深掘り!憂鬱撃退香り術
 4月の環境変化を乗り越え、ゴールデンウィークが明けて日常に戻った5月、なんとなくすっきりしない気分で疲れていませんか?...
ニャツメ先生、再び! 突然の猫パンチを防ぐ“たまたま”をパチリ
「にゃんたま」とは、猫の陰嚢のこと。神の作った最高傑作! 去勢前のもふもふ・カワイイ・ちょっとはずかしな“たまたま”を見...
スクールカースト上位女子の悲しい現実よ 大人になったら無意味だった…
 華やかな青春時代を過ごせるかどうかを決めるのは、ズバリ、スクールカースト上位に君臨しているかどうか。  スクールカー...