これで5回目…別れと復縁を繰り返す男の隠れたる本音とは?

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-11-23 06:00
投稿日:2019-11-23 06:00
 男女の関係では、彼や彼女の不可解な行動に悩む人も少なくありません。
 カップルであっても、価値観はそれぞれ。ひとつの出来事への解釈や目的が男性と女性で異なる場合もあるだけに、その真意を知ることで今後の関係性へのヒントが生まれる可能性も。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、別れと復縁を繰り返しているカップルから聞いた、“相手には言えない”ホンネから、今回は彼氏編をご紹介します。

別れと復縁を計4回繰り返し…

 Dさんは、39歳男性独身。仕事はいわゆる“カタイ業種”で働いている中間管理職です。

 彼女は34歳の女性で、別れては復縁する……を繰り返して、はや3年だそう。

「今の彼女とは、もう4回別れてるから、5回目の復縁ですね。

 まわりの人からはよく『どうせ復縁するなら、別れなければいいのに。お互いに、我慢が足りないんじゃないの?』って言われちゃうんですけど、別れを決めるときにはお互いに、真剣に別れようと思っていて、そのときには復縁なんてこれっぽっちも考えていないんですよ。

 けど、なんだかんだで時間が経つと復縁しちゃって……。

 え? 結婚ですか?

 結婚は考えたことがないって言ったら嘘ですけど、今のところは彼女との結婚はないなって思っています。

 だって、勢いで結婚しちゃっても、俺らの場合には、離婚と復縁を繰り返しそうじゃないですか?(笑)

 子供ができても、俺らがそんな感じじゃ、子供がかわいそうだと思います。

 だから、彼女のことは恋人としては好きだけど、結婚するなら、もっと安定して付き合える子がいいなって思っています。

 けど、今は仕事ももうちょっとがんばりたいし、俺にはまだそこまでの結婚願望はないので。婚活は考えていません。

 本気で結婚を考え始めたら、今カノとはきっちり別れて、新しい子を見つけて、その子と真剣に付き合っていくと思います」

  ◇  ◇  ◇

 つまり彼は、別れと復縁を繰り返している今カノに対し「好き」の感情はあるものの、その先にある将来までは想定していないのがホンネ……。

 彼女としては、年齢的にも“結婚”を意識していて不思議ではありませんが、彼氏は「結婚するなら、別の女性」と決めているわけです。

 では、なぜそれでも、別れと復縁を繰り返してしまうのでしょうか?

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


超優良物件!“家事ができる男性=仕事もできる”の5つの根拠
「家事ができる男性は仕事もできる」なんて聞いたことはありませんか? 家事と仕事のデキは別物かと思いきや、実は通ずるものが...
恋バナ調査隊 2023-11-21 06:00 ラブ
11月後半 貴女の度数いくつ?オスを引き寄せるフェロモンジャッジに挑戦
 素敵な女性はいい香りがする――。  そう感じるのは、肌から放たれるフェロモンの効果。フェロモンが高まると色気だけ...
太田奈月 2023-11-21 06:00 ラブ
「昔からの友達を好きになった…」彼女に昇格できる?気になる男性の本音
 異性としてまったく意識していなかった男友達を好きになったら、あなたはどうしますか? 「今の関係が壊れてしまうかも……」...
恋バナ調査隊 2023-11-21 06:00 ラブ
あーじれったい!くっつけたい2人のキューピッドになる手順や成功のコツ
 どう考えてもお互いに好意があっていい感じなのに、なぜか一向に付き合わない男女がいると、もどかしくなりますよね。くっつけ...
恋バナ調査隊 2023-11-20 06:00 ラブ
「いっそ嫌いになれたら楽なのに…」好きと言えない関係に悩む女性たち
 好きな彼と特別な関係になれないとしても、相手に「好き」と伝えられる恋はまだマシかもしれません。世の中には、自分の気持ち...
恋バナ調査隊 2023-11-20 06:00 ラブ
社内不倫デートの誘いは第1~第3会議室の暗号で…ムフフ♡お誘いLINE
 好きな彼からくる夜のお誘いLINE。それまでの空気が一変して、ラブラブな甘いムードに包まれますよね。今回はそんなドキド...
恋バナ調査隊 2023-11-19 06:00 ラブ
「ダメ妻がご迷惑かけまくって…」自称・リーダー気質50代夫の結婚懺悔
「冷酷と激情のあいだvol.169〜女性編〜」では、モラハラが激しい11歳年上の夫に対して悩む妻・麻子さん(44歳・仮名...
並木まき 2023-11-18 06:00 ラブ
新婚早々モラハラ夫に豹変!悪者扱いされ、離婚も拒まれる44歳妻の孤独
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2023-11-18 06:00 ラブ
ハライチ岩井が19歳タレントと電撃婚 娘や姪が10代で結婚したがったら
 お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(37)が13日、18歳下のタレント・奥森皐月(19)との結婚を所属事務所を通じて発...
「女として見れない」発言にショック、引き下がる前に5つの改善策を
 好意を抱いている男性から「女として見れない」と言われたら、誰だってショックですよね。  好かれようと必死に努力してい...
恋バナ調査隊 2023-11-17 06:00 ラブ
“ささっと和食”が感動級だった!アラフォー女性を好きになった男性の告白
 アラフォーになって女性としての自信を失くしてしまっている人もいるのではないでしょうか? 「年齢的に私なんか需要ない...
恋バナ調査隊 2023-11-17 06:00 ラブ
今話題のセカンドパートナー 不倫とどこが違うの?
 ユーチューバーが発言したこともあり、近ごろ話題の「セカンドパートナー」。どういう関係なのか、不倫とは何が違うのかを調べ...
内藤みか 2023-11-16 06:00 ラブ
やっぱり「セフレから付き合う恋」ってなし?男性の本音と彼女昇格のコツ
 セフレの男性に恋をした時、「彼女になりたいけど、セフレから付き合うのは絶対に無理……」と感じてしまいますよね。でも、実...
恋バナ調査隊 2023-11-16 06:00 ラブ
時代遅れな夫「そこまで太ったらおばさん」って…ドン引きルッキズム発言
 ジェンダーレスや多種多様なありのままの生き方、姿が尊重される時代です。  にも関わらず、未だに古い時代の価値観を引き...
恋バナ調査隊 2023-11-16 06:00 ラブ
男性が一緒にいたい女性とは? 今すぐできる魔法の共感テク
「ずっと一緒にいたい」って、好きな人に言われてみたくないですか?  仲良さそうなカップルを見かけて、「どうやった...
若林杏樹 2023-11-15 06:00 ラブ
夫に結婚記念日を忘れられた!可愛いor笑えない、どっちの仕返しを選ぶ
 記念日を大切にする女性が多いのに対して、男性は記念日を忘れがち。それでも一番大切な結婚記念日だけは覚えておいてほしいで...
恋バナ調査隊 2023-11-15 06:00 ラブ